2010年4月12日月曜日

海外MR情報源その1: リサーチ・ブロゴスフィア



●先週のExpeidgeのTwitterで、オンライン調査や調査関連のソフト

会社である Vovici (ヴォヴィシーと読みます)Corporation の

Chief Strategy OfficerであるJeffrey Henning (ジェフリー・ヘニング)

によるWebinar(Webによるセミナー)

’7 Habits of Highly Successful Surveys’ 

(成功するオンライン調査の7つの習慣)

をご紹介しました。(プレゼン資料は、http://ow.ly/1ws1G )


●対象者の調査満足度を考えて、調査票を作成する視点は勉強になりました。

クライアントの担当者の満足のみを考えていたことを反省。。。

生活者(消費者)の「リサーチ」への参加動機を上げる工夫が必要です。


●これは、Vovici社が顧客開拓を兼ねて定期的に行っているものです。

過去のWebinarのついては、http://www.vovici.com/about/research-webcasts.aspx 参照

次回は4月21日午後1:00(日本時間22日午前2:00)

Earn your Customers’ Rave: 5 Decisions that Drive Extreme Customer Loyalty in Good Times and Bad

と題してです。顧客ロイヤルティは、Vovici社の得意分野です。


●USの会社ではこのような無料のウエビナーを開催しているところが多いようです。

それも全世界に発信です。営業目的とは言え、提供される情報は役に立ちます。

単に自社の商品説明ではありません。なぜなら役立つ情報を提供しなければ

営業効果がないからでしょう。

日本の調査会社では、時々セミナーや講演会を開催するところはあっても、

このような無料公開ウエビナーを定期的に開催しているところは皆無なのでは。。。

言語の問題があるので、グローバルとは言わないまでも、日本国内だけでも。

同様に、自社のHP上でWhitepapaerなど研究調査資料などを公開しているところも少ないです。

残念!


●ちなみに、Jeffrey Henning氏は、顧客満足の調査ソフト作成の会社であった

Perseus Development Corporationの共同創業者で、その会社売却後、

PerseusとWebSurveyorとのM&Aにより2007年に 設立された

現在のVovici Corporation

(ワシントン近くのバージニア州ダレスーワシントン・ダレス国際空港の近くに本社がある)で、

CSOを務めています。

Henning氏の詳しい経歴は、こちら。

(アリゾナ州立大学でコンピュータサイエンスを専攻していたのでWEBに強いようです)

彼のTwitterは、http://twitter.com/JHenning


●その彼が精力的にリサーチ・ブログを書いています。彼のブログは、http://blog.vovici.com/

ちなみに、彼を含めて、「リサーチ・ブロゴスフィア」(blogosphere)と呼ばれています。

ご存知のように、ブロゴスフィア(ブログ圏)とは、全てのウェブログ(ブログ)とそのつながりを包含

する総称で、ブログを行う人たちにより構成されている世界、空間を意味します。

Twitterでの活躍は、「リサーチ・ツイートスフィア」(tweetosphere)と呼ばれています。

Twittcherではありません。。。


日本でも、このリサーチ・ブロゴスフィアが増えることを期待しています。

最近では@fujiokat http://ow.ly/1pCOTJ

@shig_onohttp://elsur.jpn.org/mr_watch/2010/04/post-1.htmlが誕生しました。


欧米のようにブログで問題提起を行い、議論することによって、

リサーチャーのレベルアップがはかられることを期待します。

さらに将来、日本から英語でリサーチ・ブロゴスフィアにチャレンジする人が

でてくることを期待します。


●よく引用されている欧米のリサーチ・ブログスフィアとしては、


1)Jeffrey Henning 's Vovici  

2)Joel Rubinson on Marketing Research
 
3)Research Rockstar
 
4)Tom H. C. Anderson - Next Gen Market Research
 
5)The Future Place Blog
 
6)Blackbeard Blog
 
7)Random Sampling
 
8)Straight Talk with Nigel Hollis
 
9)LoveStats
 
10)The Survey Geek
 
11)InSites Blog
 
12)The Researcher's Perspective
 
13)Future of Insight
 
14)Voices of CMB: The Chadwick Martin Bailey Research Blog

15)The Forrester Blog: For Market Research Professionals 
 
などがあります。
 
有名ですけれど、最近、更新されていない
 

Market Research Deathwatch
 
Research Reinvented
 
などは除いています。
 
また、マーケティングや、ソーシャル・メディアなどのブログも参考になるものがたくさんあります。


******************************
 

■先週のリサーチ・ブログスフィア(4月5日ー11日)から

Jeffrey Henning 's Vovici 1週間に6つの記事をアップ  

The Backlash against Voice of the Customer Research(4/5)

Surveys: The Swiss Army Knives of Market Research(4/6)

Lessons from Professional Panel Providers(4/9)

Sample Sourcing Lessons from Panel Professionals(4/9)

DIY Research in a Social Media World(4/10)

Surveying the World on 16 Dollars a Day(4/11)


Joel Rubinson on Marketing Research

What Marketing Research needs to learn from Behavioral Economics(4/5)


MRが一貫した信頼性のあるデータを提供するには、代表性にこだえあるのではなく、

人間の心理を対象とした「行動経済学」から学ぶべきであると主張。


Research Rockstar (By Kathryn Korostoff)


Apr 1 Out-tasking Comes to Market Research: Why In-House vs Outsourced Is No Longer the Only Choice (4/6)
 
 
Tom H. C. Anderson - Next Gen Market Research


LinkedIn Customer Service Net Promoter Survey(4/6)

ESOMAR Offshoring Transparency Debate(4/7)


The Future Place Blog (By Ray Poynter)

Are MROCs essentially qual or quant, and does it matter? (4/8)

Books about online conversations (4/5)

以前にこのブログでも紹介したRobert Kozinetsの Netnographyと、


Mike ThelwallのIntroduction to Webometricsの2冊が推奨されています。


Blackbeard Blog (By Tom Ewing)

Ten Ideas From #Res10 3: Field Choice Analysis (4/7)

Ten Ideas From #Res10 2: The Limits Of Sentiment Analysis(4/7)


Random Sampling (By Ed Erickson)

Market research sample from social networks? (4/5)


Straight Talk with Nigel Hollis (Executive Vice President and Chief Global Analyst of Millward Brown)

Was I wrong in predicting that a Turkish global brand is a long way off? (4/9)


LoveStats (By Annie Pettit  )

How to upset me by generating leads with market research surveys (4/11)

Tagxedo for colorful shapeable saveable word clouds (4/9)


The Survey Geek (By Reg Baker )

Comparing apples (4/8)

@surveymlさんがTweetされていたAAPORの結果について。

@surveyml 米世論調査協会のネットリサーチへの見解をNYT紙が論評。代表性のないことはわかってる、活用法を考える時期<Internet Polls Found to Be Unrepresentative http://ow.ly/1wOGM #j_mr
10:17 PM Apr 10th HootSuiteから


Insites Blog (By Insites Consulting)

AMMA Award nomination (4/7)

Limited access to social media at work (4/7)


The Researcher's Perspective

Why DIY Research is Good for Everyone


********************************


★RSSやemailでの講読によって、上記のBlogの更新をフォローできます。

また、Twitterでよく登場する65人のリサーチャーのTLをフォローしていると、

ブログの更新がTweetされます。@MR21C/market-researchers


リサーチ・ブロゴスフィアをフォローすることによって、

欧米の最新のリサーチ動向を知ることができます。


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《このBlogは毎週月曜日の午前中に更新されます。月曜日がお休みの時は火曜日の午前中です。また臨時に更新されることがあります》

2010年4月5日月曜日

リサーチは変われるか?

●桜満開の春です。(株)エクスピリッジのロゴは桜です。

●まず、訂正から。。。

前回のBlogで「2020年のリサーチ?」と題して、「2020年にはサーベイ・リサーチがなくなる」というRay PoynterとJeffrey Henningの議論を紹介しました。

これに対して、5,000人以上のリサーチャー・コミュニィティを率いる@SURVEYMLさんが、メールで、

*******************

Subject: [surveyml:12482] サーベイ20年消滅説


Date: Tue, 30 Mar 2010 00:17:06 +0900 (JST)

From: 萩原 雅之 masashi.hagihara@gmail.com

Reply-To: surveyml@freeml.com

To: surveyml@freeml.com

萩原@TCI/MNRIです

昨日のツイートサマリーの前振りに書いた

個人的には、先週行われた Marketing Research Society のコンファレンス

で飛び出した「サーベイ20年消滅説」について、海外のリサーチャーの間で

議論がされていたのが興味を惹きました。

英語のブログなのでもやもやしてた方も多いと思いますが、エクスピリッジ

の岸川茂さんが、海外でのブログやツイッターでの経緯や議論を

◆2020年のリサーチ? (みんなのMR.COM)

http://www.minnanomr.com/2010/03/blog-post_29.html

http://www.minnanomr.com/

でまとめていらっしゃいます。

岸川さんは『図解入門ビジネス最新マーケテティング・リサーチがよーくわ


かる本』というご著書があり、海外の動向も詳しいようなので今後とも日

本の事情も踏まえた海外の情報提供をぜひお願いしたいです。

今気づいたのですが、20年で無くなるのだから2030年ですね>岸川さん(笑

なお、この Marketing Research Society については、岸川さんのブログに

も出てくるリサーチ業界の有名ブロガー Jeffrey Henning 氏が、

◆The New New, Old New & Old Old at Research 2010

http://blog.vovici.com/blog/bid!

/26939/The-New-New-Old-New-Old-Old-at-Research-2010

というエントリーにまとめています。変わったタイトルですがマーケティン

グリサーチ業界の将来に関して最新のオーバービューになっていますし、関

連リンクも多数紹介されていました。

萩原 雅之 masashi.hagihara@gmail.com

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トランスコスモス株式会社エグゼクティブリサーチャー

マクロミルネットリサーチ総合研究所所長

********************************
 
*このメールは、@shigeru_ONOさんから提供していただきました。
 
** @SURVEYMLさんの影響力は絶大で、先週1週間のBlog延べ閲覧数は

400近くになっています。 400人の方が読んでいただきありがとうございます。

いつも書きたてですので、文章的にも、内容的にも十分遂行されていませんので恐縮です。
 
 
 
●つまり2020年ではなく、2030年にサーベイがなくなるというわけです。
 
●10年延びても、やはりサーベイはこの世から(Rayの主張を厳密に言えば、
マーケティング・リサーチから)消滅することはないと思います。

関係各位の方、ご安心を。。。
 
●消滅説では、マーケターの意思決定のためのデータから、サーベイ・データがなくなる
ということを意味します。
 
例えば、U&Aのデータや、ブランド・トラッキングデータ、その他購入・使用の実態調査データ
(これらのデータは「代表性」が求められる)によって、マーケターは日々意思決定を行っています。
 
また、製品開発関連の調査(コンセプト・テストやプロダクト・テストなど)も、調査票を使って
消費者に尋ねるという意味でサーベイ・データになります。

新製品をどれにするか、改良品候補の中からどれを選ぶか、
またデザイン会社が作成したパッケージ案からどれを最終案にするかなどなど、

「選択」の意思決定のためのサーベイ・データは最も多く収集されています。
 
これらを「インターネット」を使って、つまり「オンライン・パネル」を使って行っている場合も、
データ収集方法は異なりますが、やはりサーベイです。
 
もし2030年にサーベイが、マーケティングの意思決定のためのデータから消滅すると、
現在、主流の「インターネット調査会社」はどうなるでしょうか???
 
レイは、「アクセス・パネル」(或いは、コンビニエンス・サンプル)ー事前にプールされた対象者であり、調査を行う場合、まさに便利な存在ですーと呼んで、消滅するサーベイには含んでいません。

代表性やフレッシュ・サンプルを重視するサーベイ・サンプリング法と長い調査票を使う
調査がマーケティング・リサーチでは使われなくなると言っています。

 
●人々の意見や態度・行動を100人以上の規模で、ある程度短期間で、

リーズナブルなコストで、共通な方法で収集(測定)できる手段(データ収集方法)として、

「サーベイ」が確立して以降、サーベイにとって代わる方法は

発明されていません。グルインもデプスも、ニューロも、実験も観察も

置き換わることができていません。

サーベイでは、人間の感情の強さを正確に測定できないといって、
脳波や脈拍を測定しても、やはりサーベイに置き換わることができませんでした。


●意思決定を行う場合、組織のトップを説得する上で、データ(結果)の「信頼性」が問われます。

つまりサンプルの代表性=結果の一般化がこれまでは強く求められてきました。

●N数の少ない定性的データは、仮説作り(売れるためのストーリー作り)には適しています。

レイが言う、調査の今後の方向性としての自由回答式の調査や、ソーシャル・メディア・データ、
オンライン・コミュニティのデータなどがこれに当てはまります。

●他方、最終意思決定のためには、結果の一般化が保証されているサーベイ結果が必要です。

しかし、今後の考え方として、速さや低コストゆえに、定性データに基づいた仮説により
意思決定を行い、素早く軌道修正を繰り返す(仮説⇒検証⇒仮説⇒・・・)ことがあります。

また、同時に消費生活が非常に多様化した現在、平均値的な「一般化」の意味も
問い直されています。

市場の「多数派」を見つけ、その最適製品を開発・販売してゆく考え方が

機能しなくなっている面もあります。

少数派やニッチに向けての製品がヒットを生む場合もあります。

N=1の意見も、貴重なインサイトの発見につながる場合もあるわけです。

この意味でも、従来の伝統的なデモグラ属性や心理的特徴などによる

消費者セグメントの分析手法の限界、その有効性が問われています。

分析発見したセグメントが実際の市場では存在しない、あるいは特定できない場合も
起こっています。 
 
ペルソナ手法によるユーザー像の分析の方がより実際的な場合も起こっています。

●ところで、2030年と言えば、これから20年後です。

逆に考えれば、今から20年前は、ちょうど私がマーティング・リサーチャーのキャリアを
スタートした時期です。

あの時点では、インターネットは影も形もありませんでしたので、あの当時、

レイ流に言えば、「20年後には訪問面接調査がなくなる」(インターネット調査が主流に)
となったのでしょうか。
 
その後、広告代理店、メーカーで働き、その後およそ15年ぶりに古巣のリサーチ業界に
戻ってきました。
 
データ収集や、集計処理、グラフ作成、報告書などの書類作成などは、
パソコンとソフトの進化により、調査会社の作業は変わりましたが、
基本的には、企画ー実査ー集計ー報告書の作業の流れはほぼ同じでした。
 
また残業の多さ、退職者や、肉体的・精神的病気になる人の存在といった
労働集約的業界体質や、
 
メーカーのリサーチャーと比較して、同じ年齢で100万から200万の年収差や、
福利厚生といった待遇面(これは大手と中小零細といった会社によって状況が異なるでしょうが、
平均値的に考えた場合)
 
さらに、マーケティング意思決定への関与度(あるいはインパクト)の低さは感じます。
 
私がメーカーに在籍していた時は、調査会社は平等なパートナーとして、
その有効活用を心がけました。  モチベーションを上げるためにも、できる限り、
企業側のマーケティング情報の共有と、調査結果のフィードバックを行いました。

逆の立場になると、その対応はクライアントによってさまざまです。

●マーケティング関係業界において、「調査」のビジネスにおける有効性を高め、
そこで働く人々が、自己実現と自己成長、社会貢献(人々の生活の充実)を目指して、
平均以上の待遇で、誇りとやりがいをもって働ける、自由で楽しい会社になるように、
リサーチャーの方々のスキルアップにこれまでの経験が少しでもお役に立てればと思っています。

●少しでも良くするために、調査、リサーチャー、調査会社の現状を以下のような点で
評価すると。。。以下、思いつくままにリストアップしました。。。

皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

良い点(もっと伸ばす点): (少なくてすいません) 

①リサーチを実践的に学べる、
②・・・

現状はそうではないけれども、今後新たにこうしていった方が良いと思われる点:

①もっと議論や勉強会があればよい、
②リサーチについてのブログももっと多くあってもよい、
③・・・

中止すべき良くない点:

①・・・

改善すべき(良くない)点:

①会社、リサーチャーによって質・レベルがバラバラー個人的な仕事スタイル、
② 残業が多い、
③待遇がよくない?、
④研修・教育体制が不十分、特にマーケティング教育、
⑤転職者が多い?、
⑥作業の合理化が進んでいない、
⑦マーケティング活動の現場との距離感がある、
⑧一人前のリサーチャーになるのにようする期間をもっと短縮できないか、
⑨リサーチャーのキャリアプランがもっと明確にならないか、
⑩リサーチャーの課題解決能力や調査スキルをさらにアップさせる方法がもっと明確にならないか
⑪1つのプロジエクトが終了したならば、そのレビューを徹底させる(次に生かす)
⑫速さ、コスト
⑬レポート作成の時間
⑭もっとリサーチをやることがエキサイティングに感じるようにするには?
⑮調査結果について、もっと社内で議論する機会が増えれば。或いは調査方法や結果の社内共有。ークライアントに報告する前に社内で結果のプレゼン・議論を行っている会社はどれくらいあるでしょうか?
⑯業界や製品カテゴリーの専門分野を持っているリサーチャー(メーカーのリサーチャーレベル)はどれくらいいるでしょうか?
⑰好奇心や向上心が高い若い優秀なリサーチャーのリクルートと、彼らが辞めてゆかないようにするには?
⑱グローバル化、海外交流
⑲・・・

コメント欄や、Twitterを使ってご意見をお願い致します。

これについて、ツイッチャーTwittcherの会でブレーンストーミングでもやってみたいです。


●しばしば紹介しています前の会社の同僚で、現在ARFのCROであるJoel Rubinsonが、

最近のブログでFifteen issues Marketing was not discussing 15 years agoと題して、

先々週のAFRの会議と関連付けて、20年ではなく、現在と15年前とを比較しています。

マーケティングにおいて、15年前にはなく、現在話題になっているものとして、

①モバイル
②トップボックスのデータ
③ソーシャル・メディア
④消費者よりも「人間」を対象に考えた方が画期的なアイディアが生まれる

これは、コカコーラのStan Stanunathanの意見で、when you focus on consumers you get incremental ideas. When you focus on humans you get breakthroughs.

⑤リスニング
⑥インサイト
⑦ストリーテリング
⑧潜在意識
⑨ショッパー
⑩ロングテール
⑪インターネット調査の品質
⑫We リサーチ(人間間の相互作用の意思決定への影響を考慮する)
⑬オンラインやモバイル・ビデオ
⑭多文化
⑮人々の生活スタイルを変えたもの:Google, Facebook, Twitter, My Space, LinkedIn, Flickr, Apple iTunes/iPhone/iPad/stores, Hulu, Youtube, Foursquare, Huffington Post, Techcrunch, Zappos, Fox News, Skype, Wikipedia, Firefox, DirecTV, Tivo, XM radio, NetFlix, Pandoraなどをあげています

そのあとに続くビデオもUSの有力なリサーチャーなどが登場しておもしろい内容です。

これらの新しい動向にもリサーチは進化対応する必要があります。

リサーチが変わるには、リサーチャーも変わる必要があります。より責任が重くなります。

株主から、「御社のリサーチャーは、ビジネス成長、売上・利益増加にどれだけ貢献しているのか」と、いつ尋ねられてもよい状態にしておく必要があります。。。

JoelのSix marketing research wake-up calls in 2009も参照。


●メーカーのリサーチ部門で、現在行われている

①配荷や販売などの流通データや、世帯での購入・使用などの消費者データなどの時系列のシンジケート・データの分析と、

②定性・定量のアドホクの消費者調査データの分析、

③生活や消費・社会動向などのトレンド・データの分析に加えて、

④ソーシャル・メディアを利用したリスニング・データの分析も

今後は重要な課題になってくると思われます。


①は消費生活の多様化により、実態を把握しきれなくなっています。

すべての購入・使用が、家庭だけで起こりません。

90年代初めからの、「個食」や「中食」の傾向などがそうです。

また、流通業態の多様化も、主要なチャネルのトラッキングだけでは、販売の実態をとらえることができなくなっています。特にネットによる販売など。

②については、レイが指摘したように、サーベイは消滅はしないでしょうが、確実に減少してゆくでしょう。

④の動向によって、インサイト発見のためには、定量よりも定性調査の重要性が増加するでしょう。それもオンラインの活用がより盛んになって行きます。


●リサーチの変革については、2月1日及び8日のブログもご参照下さい。

●昨年のESOMARの出席者に、10年後の2019年のリサーチが、

どのようになっていると思うかのインタビューも参照。

Market Research 2019 and Fresh talent 上記のRay Poynterも登場しています。

interviews with industry thought leaders to discuss the future of Market Research( their vision on research in the year 2019)and attracting talent to our industry.



*********************************
 
●最後に、上記と関連するものとして、ド゙ウ・ハウスさんが、
先週おもしろい調査をされていましたのでご紹介します。
 
ビジネスマンが見るマーケティングリサーチ業界のイメージ調査
 
-マーケティングリサーチ業界のイメージとしては、「成長性がある」「IT技術力が高い」
「コンサルティング能力が高い」等が割合として高くなっている。


-マーケティングリサーチ業界はネットリサーチで身近な業界に。
消費者と企業をつなげる役割としてイメージされている。


●調査方法:インターネットリサーチ調査対象:全国20~59歳のフルタイム勤務の男女(myアンケートモニター)調査時期:2010年3月29日~2010年3月30日 有効回答数:3,333サンプル


調査項目:・マーケティングリサーチ業界 23社の認知

・マーケティングリサーチ業界に対するイメージ(FA)

・マーケティングリサーチ業界及びそこでの従業員に対するイメージ(SD法)

調査会社: myアンケート(株式会社ドゥ・ハウス)
 
●ただ残念なのが、一般のビジネスパーソンに聞いているので、調査会社に対する
企業イメージ回答の多くが、40項目あるうち、2-3を除けば「どちらとも言えない」と
回答した人の割合が50%前後(最大で76%)と多くなっています。

つまり、あまりクリアなイメージを持っていないと言えます。これは予想できたことでしょう。
 
●さらに、対象者の多くは、インターネット調査への参加経験に基づいて回答しているようです。

現に、マクロミル(認知率77%)や楽天リサーチ(69%)の企業認知が高くなっています。
 
●調査会社の認知者だけや、あるいは調査参加経験者に絞ってみると、
よりクリアなイメージが出るかもしれません。。。
 
●個人的には、調査では、BtoBの取引が多いので、一般消費者よりも、
企業のマーケティング関係者の調査会社へのイメージ・評価も知りたいところです。。。
 
●ここでも、調査のOTQ(調査目的Objectiveに応じて、対象者ー誰にTarget、何を尋ねるかQuestion)のポイントが重要になってきます。
 
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2010年3月29日月曜日

2030年のリサーチ?




●まずは、Twitterの話題から、

先週の金曜日(3月26日)、Twitterをやってい

るリサーチャーが12人、新宿に集まり

「飲み会」を開きました。

Twitterのハッシュタグ#Twittcherでフォローでき

ます。ツイッチャーの会です。

次回は、4月(或いは5月)中に勉強会、

研究会を兼ねての

開催を考えております。ご興味のある方は、ぜひご参加下さい。またTwitter上でご案内致します。


●我々が呑気に「飲み会」をやっている間に、先週お伝えしたように世界では、

3つの重要なリサーチの国際会議が開催されました。

ARF(22日ー24日NY)と、MRS(24日-25日ロンドン)と、定性(25日ー26日ベルリン)の

会議です。いずれも日本からは遠い場所です。出席者のリストを見ると、日本からは数人の人が参

加されたようです。

AFRとMRSの会議が一部重なったために、USの出席者はどちらに参加するか迷った人も
いたようです。

●Twitterでは、@surveymlさんが、

-Research2.0 の旗手レイ・ポインター氏が飛ばしてます「20年でサーベイはなくなる」>RT @RayPoynter: I said no commercial surveys in 20 years, no questionnaires #res10
1:56 AM Mar 24th HootSuiteから

- ポインター氏があらためてサーベイ20年消滅を主張>RT @RayPoynter: No commercial market research surveys in 20 years, read it here http://bit.ly/cpboOv
10:02 PM Mar 24th HootSuiteから

-サーベイ20年消滅説は現地でも物議を醸しているようだ>RT @researchlive: @RayPoynter sounds the death knell for a research staple http://bit.ly/9nHtHk
10:11 PM Mar 24th HootSuiteから

-調査業界のカリスマブロガーJHenning は別視点から>RT @JHenning Surveys in 20 Years- http://bit.ly/bV0H1F - interesting counterpoint to @RayPoynter
10:14 PM Mar 24th HootSuiteから

-JHenning "Qualitative Internet techniques will not replace surveys, but they will transform surveys" http://bit.ly/bV0H1F
10:18 PM Mar 24th HootSuiteから

といったTweetをされています。

ちなみに、、@surveymlは、Twitter上で、有益なリサーチ情報を発信されている、リサーチャーMUSTフォローのアカウントです。

これに対して、 next genリサーチャーである@fujiokatが、

-興味深い議論です。ポインター氏の「質問する→口コミ等の自発的な発言を傾聴する」流れと既存調査手法の組み合わせが重要になると思っています。 RT @surveyml ポインター氏があらためてサーベイ20年消滅を主張 http://bit.ly/cpboOv #j_mr
10:56 PM Mar 24th Twittelatorから

とTweetしています。

Ray Poynter No Surveys in Twenty Years? 

vs.Jeffrey Henning Surveys in 20 Years


前者が、2020年にはサーベイ・リサーチがなくなると主張。後者は、なくならないと反論しています。


私の結論は「なくならない」でしょう。。。読者の方はどのようにお感じになりますか?


サーベイ・リサーチ(サンプリングを行い、調査票を使って対象者に面接や電話などの方法で


調査を行う)の歴史は、戦前のアメリカに遡ります。


大統領選挙でのギャラップの功績があり、戦中に心理学や統計学、社会学などの「学際研究」


の発展によって、その基礎が完成されました。

それ以後、データ分析の方法が大型コンピュータからパソコン利用に変わり、


データ収集方法がインターネットを使ったオンライン調査に変化しましたが、


65年をへた今日でも(いろいろな問題点は指摘されながらも)、


学界・実業界の第一戦で活躍しています。


●レイ自身も、本気でそうは思っていないような気がします。


彼が推進しているMR2.0の進展を加速させる意味がこもっているように感じます。


現に、サーベイのかわりに、listeningやMROCなどへの転換を予想しています。

個人的には、認知率や利用率など代表性がのぞまれる一部の調査では残るでしょう。


しかしそれも1社単独ではなくオムニバス的に行われ、その数は減少すると思います。


レイは、マーケティング調査でのサーベイはなくなるけれども、


社会調査ではそうではないと断っています。


オンライン調査が発展している市場においてと限定しています。

というのは、発展している欧米では、サーベイは、オンライン・パネル(アクセス・パネル)によって


行われるからです。特に、10分以上もかかるような「調査票」はなくなると考えています。


また、自由回答方式の調査が多くなると言っています。


ランダムサンプルもできないと言っています。


確かに現状でも、ほとんどの調査が「代表性」をみたしていません。


インターネット調査もRDDも難しくなってきています。回収率の低い訪問面接も同様です

(これに対して、ジェフが、技術の発展などで、逆に今後「代表性」が脚光を浴びる時がくるか

もしれないと述べています。これは興味深い指摘です。

特に市場全体ではなく、あるユーザー間では可能であると述べています。)

さらにジェフはI think that surveys are the single superpower of the research world.

と言っています。

確かにプロジェクトの数的にはそうでしょうが、必ずしもベストの方法ではないと

多くの人は感じていると思います。世界中、同一の方法で、人間の意識や意見を数字に変

換できます。しかし、コストもかかるし、対象者や調査員のエラーも含む。

記憶にたよる回答なので、リアリティに欠け、本当に人間の感情を測定しきれているのかどうか

などの疑問もあります。だから、エスノやニューロなどが出てきたりして、模索が続いています。

In 20 years, surveys will have changed.とジェフもサーベイの変化は認めています。

しかし今後の新しい方法がそれにとって代わるのではないと述べています。

MR1.0とMR2.0は、インサイト発見において、相互補完的な役割を果たすものだと思います。 

また、レイは、all their previous responses are stored in data warehouses, we only need to ask genuinely


 ‘new’ questions – not whole surveys.と興味深い指摘を行っています。


確かに現状では、過去のデータの有効活用があまり行われていません。


今後の課題の1つです。


調査会社にとっては、プロジェクト数が減る可能性がありますから、


あまり歓迎すべきことではないかもしれませんが。。。


レイ曰く、

Remember, clients do not need surveys, they need insight and guidance.

これらの調査方法はあくまでも「手段」です。手段は長所・短所があります。

正しいか正しくないかではなく、課題解決にとって、有効かどうか、

効率的かどうかで判断され、活用されるものと言えます。



ARF会議では、
 
’Transformation is Not an Option’と題して、USコカコーラの




Stan Sthanunathan – VP Marketing Strategy & Insights, The Coca-Cola Companyが


2日目のセッションで興味深い指摘を行っています。


-"We have way too many insights,"  "Insights are only a means, not the end."

Researchers need to focus on delivering ROI for the business, not insights.


ここ数年は日本でも、インサイト!インサイト!と言われています。


スタンが言うように、確かにインサイトは、マーケターにとっては、最終ゴールではありません。


ちょうど12-3年前ぐらいから、USのメーカーのマーケティングから、リサーチャーに対して、


データではなく、「インサイト」が求める声が上がりました。


リサーチャーは、リサーチのROIすら、いまだに達成できていませんが、

マーケティングのROIまでも考慮に入れたリサーチを展開することは


なかなか難しいような感じです。


顧客の創造と維持に向けたマーケティング課題の発見と解決のための


マーケターの意思決定を有効にする情報・データ・インサイトを提供することが


マーケティングのROI向上に寄与すると言えます。


リサーチャーに対して、企業のマーケティング活動へのアカウンタビリティ(結果に対する責任)が、


インサイトよりもさらに要求される時代になってきたのかと思います。


不況下では当然のことでしょうか。

(不況下はリサーチがより有効なものに生まれ変わるチャンス!)


ビジネス機能の1つとしての「リサーチ」のROI機能が弱かったことが、


ビジネスにおけるリサーチのポジションに影響を与えていると思われます。




その他ARFについて、

Top 10 Takeaways from ARF's Annual Convention

ARF Re:Think 2010

-アドホックで調査を終わらせない。継続して聞く。
-最先端のツールを使っても、リサーチ・デザインがまずいとダメ
-N=1の中に有効なインサイトがある場合がある
-サンプルは数より質

ARF Re:Think ‘10: Welcome to the Future


最後のベルリンでの定性調査の会議については

DAY 1

DAY 2

を参照。

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2010年3月23日火曜日

MRについての情報共有や勉強会、議論ができる機会がもっと多くあってもいいのでは?

先週ご案内したように、今週は、海外ではMRのビッグイベントがあります。

●1つ目は、March 22 - March 24、2010 ARF 56th Annual Convention + Expo, New Yorkです。


USの権威あるARF(Advertising Research Foundation)の56回目の年次会議です。
プログラムをご覧いただくとわかりますが、興味深いセッションが多く含まれています。

Onlien research qualityや、social media, online engagement, research transfromation, netnography, WOMとviral markeitng, listening workshopなどの興味深いテーマが取り上げられています。

昨年の会議について。関連ブログ Facebook ビデオ① ビデオ② ビデオ③

Twitterのハッシュタグは、#rethink10です。

http://search.twitter.com/から入ってください。昨日から会議が始まっていますので多くの書き込みが既にされています。

例えば、
Globalspeak: RT @pblackshaw: 10 Essential Rules for Brands In Social Media
http://adage.com/u/b3aZOb  #rethink10 といったおもしろい資料などもアップされています。



MaartenFM: ARF reception just ended, catching up with some cool people. #rethink10 と2時間前の記述があります。1日目の夜のレセプションが終了したようです。
(NYとの時差は、夏時間が既に始まっていますので13時間遅れです。)


ARFのTwiterアカウントは、The_ARF


●2つ目は、March 23 - March 24 2010 MRS Research 2010: The Annual Conference, London


MRS(Market Research Society:世界70カ国以上からの加盟団体をもつリサーチ団体。本部ロンドン)の年次大会。


プログラム The research company of the futureのセッションもあるようです。


Twitterハッシュタグは、#rest10です。

●最後は、March 25, 26 2010 Qualitative Research in Web 2.0: The Next Leap! Berlin


サブタイトルが、Tackling issues and opportunities of integrating Web 2.0/3.0 into qualitative research

Merlien Institute (オランダ・ロッテルダム)定性調査の専門団体主催

Twitterのハシュタグは#QRWEB

定性リサーチャーも、グルインばかりやっていられない状況です。デジタル革命により、
さまざまな新しいツールが出てきています。

例えば、online communities, online focus groups, blogs, netnographies WEB semioticsその他social networking platforms

以上のような会議では、Social mediaの時代に合わせて、セッションとセッションの間の休憩を

Networking Breakとよんだり、ランチタイムをNetworking Lunchと名付けるなど、

ネットワーク作りが盛んなようです。


●3月は、USでは主なリサーチの会議シーズンの幕開けです。

USの@ResearchRockstarが、

Mar 1 2010 Market Research Conferences: Do In-Person Events Still Matter?

のブログを書いています。

それで気付いたのですが、先週のリサーチ・イベントのリストで、

The AMA’s annual Market Research Conference(Atlanta in September)

アメリカ・マーケティング協会のリサーチ会議)と、

IIR’s The Market Research Event(San Diego in November) 

Institute for International Research

の大きな大会が抜けていましたので補足しておきました。

これらと、MRA’s big conference (Boston in June)Marketing Research Association)が

USでの3大イベントです。



これらについては、また開催時に紹介できればと思います。


●上のブログのポイントは、いまやWebinar(ウエブとセミナーの合成語)のような

オンラインで行うトレーニングや、Twitter+USTREAMなど同時放送などある中で、

わざわざ高い参加費を払って、宿泊費と交通費をかけて、

上のような会議に出席する意義があるかどうかについて述べています。

●そのようなin-person events に参加する意義として3つ上げています。

ネットワーク作り-確かに参加している人々に直接あって、話をして知りあいになる価値はあります、

予期せぬラーニングがある-やはり生の話を聞いて、リアルの場で得るものは大きいと思います、
議論ができる-会議で質問をしたり、参加者と議論をすることができます。

逆に言えば、話を聞いて資料だけもらってくるのではなく、

これらの3つを行うこと(何人の人と知り合うことができたか、思わぬ発見があったか、

質問や議論によって、理解を広げたり深めることができたかどうか。。)が

できれば参加した意義があったと言るでしょう。

特に直接会ってのネットワーク作りは重要だと思います。


●このように、アメリカやヨーロッパでは盛んにMR関係の会議や研修などが、
毎週のように各地のどこかで開催されています。

日本の場合、このような機会が少ないので、直接参加する意義があるかどうかを

考える以前の問題のようです。海外の会議に参加するのは費用面でも大変です。

もっとこのような機会が国内でもあればと思います。

そうすれば、日本のMRがさらに発展する可能性があるかと考えます。

●また、消費者の実態は国によって異なるかもしれませんが、リサーチの方法自体は

グローバルなものだと思います。それゆえに海外の団体との交流も

より多くあってもよいかと思います。

特に、日本のMRの「次世代を担う若きリサーチャー」の皆さんの間で。。。



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2010年3月15日月曜日

Mobile Research Conference 2010と、今後のMR関連イベント予定

●寺子屋さんが、この「みんなのMR.COM」が、

海外の調査情報を伝えていると紹介してくださって以来、

ブログの内容が結構、「海外ネタ」が続いています。

「製品開発」や「ブランド」、「顧客経験・ロイヤルティ」、「ショッパー・インサイト」などの

調査方法や、さまざまな分析方法などについても、ご紹介したいと思っているのですが、

今回も海外ネタです。。。

●先週(3月8日ー9日の2日間)、ロンドンで開かれた

Mobile Research Conference 2010

のご紹介です。

-この会議については、Twitterでフォローされていました。

この会議では、発表中に、参加者がみんなiPhoneなどを使って
Twitterでつぶやいたり、モバイル機器を使用したり「しないこと」が、逆に失礼な状況であったと報告されています。

普通は、一見発表を聞かずに携帯やパソコンを使っていると
発表者に失礼な感じですが、この会議では逆にTwitterなどで発信されないほうが(内容がおもしろくない?)失礼な感じと言っています。

また先週の私のTwitter:Experidgeでも少し「つぶやき」ました。



モバイル・リサーチは、欧米での今年のリサーチ・トレンドの1つです。

テーマとプレゼン資料スケジュール)を参照。

●「モバイル・リサーチ革命」と呼ばれ、対象者にアプローチする

理想的なプラットフォームとしてのモバイルが注目されています。

スマートフォンの普及によるモバイル・リサーチの可能性が
 
探求され、単にデータ収集以上の可能性が期待されています。
 
この動きは、ソーシャル・メディアの動向(TwitterなどモバイルによるSocial mediaの普及)
 
とも密接に関連しています。
 
-Mobile social networking の発展は、スマートフォンのユーザーの増加から来ています。
 
オンライン・パネル(インターネット調査)のモバイル版だけでなく、
 
オンライン・コミュニティへの応用も期待されます。
 
この意味でも「定性調査」における活躍も予想されます。例えば「エスノ」などにも。


◆ ここではコカコーラのシュウェップスSchweppesの事例を紹介したいと思います。

●イギリスのMesh PlanningのHeval Ceylan (Experience Director) と、

コカコーラ(イギリス)の Linda Neville (Portfolio Planner) が、

シュウェップスSchweppes炭酸飲料のキャンペーンについて昨年

行ったモバイル・リサーチの結果を報告しています。

⇒日本でも、業務で行った調査事例がもっと積極的に、外部の会議で発表され、
共有されることを期待したいと思います。


●コカコーラのシュウェップス・ブランドのさまざまなタッチポイントを理解する目的で、

モバイルをリサーチ・プラットフォームとして使用。

低迷傾向のシュウェップス・ブランドの活性化のため、

TVを除く屋外や新聞、オンライン上で、キャンペーンを実施。

●従来のU&Aによるブランド・ヘルス調査⇒現在進行中のブランド経験を測定

⇒今後のブランド戦略に生かす (従来はU&Aから将来のブランド施策へ)

●まず、対象者は、事前にブランド認知やイメージ、オンラインへの理解などの質問に回答。

●そのあとモバイルを使用して、

-シュウェップスSchweppes

-スミノフSmirnoff

-エビアンEvian

-トロピカーナTropicana

の4つのブランドについて、

ブランドごとに、1週間、オンライン日記をつける。

それぞれのブランドについて、①誰かに話したかどうか、②誰かから聞いたか、

③話題にしている会話を聞いたか、

④どこでブランドを見たか、⑤ブランドのタッチ・ポイントについて、どう感じたか、

⑥それによってブランドをどう思ったかなどを聞く。

利点は、

-リアルタイムでデータを収集

-同時進行中のキャンペーンへの迅速なフィードバックを行う(施策の変更など)

-ターゲットである25-49才へアクセスする理想的なプラットフォーム

-写真を含めて、起こったことのブランド経験を把握できる。

つまり、顧客経験のタッチ・ポイントのリアルタイム評価が可能になる。

イベント評価や、広告、販促、口コミやオンラインでの接触など、

ブランドと消費者の接触ポイントのすべてを理解できる。

チャネルやメッセージの効果を把握することによって、

迅速にメッセージやメディア計画を変更しながら対応できる。

後日の記憶に頼る(信頼性が低い)リコール・データではなく、

リアルタイムの経験のトラッキング(Real Time Experience Tracking)が可能になる。

といったモバイルを有効活用した調査です。結果の詳細はプレゼン資料参照。


●会議で紹介されたその他の事例として、

1.製品(パッケージ)に電話番号を入れて、携帯で回答してもらう。

2.キャンペーン評価

-ブランド・イメージ
-キャンペーンへの参加と評価
-キャンペーンの伝達メディアの認知
-デモグラなどを聞く。

3.使用時でのブランドへのemotionを聞く。同時に、後日グルインで補足

⇒モバイルリサーチは、質問数の限界はあるけれども、

‘moment of truth research’に向いており、

感情や行動の瞬間を把握できる大きなUSPを持っている。

4.3日間、子どもの生活状況を30分ごとに回答してもらう。写真も転送。


その他の報告として、

●モバイル画面デザインへの回答への影響の研究

-機種によって画面イメージがさまざま
-選択肢は少ない方がよい
-グリッド回答方式は避けた方がよい
-質問と回答選択肢が1画面上に同時にはっきり見えた方がよい
-オンライン調査と同じ調査票デザインでは良くない、など。

●モバイル調査の測定誤差の研究 Research on research: 

調査において、調査票や、面接、対象者、データ収集方法によって、さまざまな測定誤差が起こるけれども、今後モバイル調査ではどのような測定誤差が生じるかのリサーチを重ねる必要がある。

●日本でのモバイル・リサーチの動向も今後フォローできればと思います。

現行では、製品カテゴリーやターゲットによって使い分けるインターネット調査の
携帯電話版が最も多いと思われます。インターネット調査の際に携帯で購入商品などの店頭での情報の収集などが行われています。

●関連資料:

Mobile research – are we engaged?

Mobile Research Conference 2010 – Final Thoughts

会議参加者の議論を集めたPodcast:

podcast: The entrepreneurs tale - Liz Nelson & Liam Corcoran, Fly Research

テーラーネルソンの創設者Dr. Liz Nelson(70歳、現Fly Research)への
インタビュー

podcast: wrap-up chat with Manfred Marek (esomar) & Tom De Ruyck, Insites Consulting


●日本では、リサーチャーが一同に集まって、いろいろなテーマについて発表したり、

討論をする機会は、学会を除けば、JMRAの年次会議ぐらいでしょうか?

欧米では、あちこちで大小さまざな会議が活発に開かれています。


******************************
今後のリサーチ関連イベント予定
******************************

1月>

2月>

3月>

 
March 22 - March 24、2010 ARF 56th Annual Convention + Expo, New York
 
March 23 - March 24 2010 MRS Research 2010: The Annual Conference, London

March 25, 26 2010 Qualitative Research in Web 2.0: The Next Leap!  Berlin


・March 25, 2010 Feedback Panels & Online Communities,  London


4月>

・ April 13, 2010 GRT Webinar with Andrew Vincent -- From Insights to Action: Maximizing the Impact of Research from 9am to 10am – www.revelationglobal.com/grt

April 13-14 2010 Advanced Social Media: Philadelphia

・April 16, 2010 Free ESOMAR webinar: "An Introduction to narrative workshops" with Jochum Stienstra

from 3pm to 4pm

・Apr 22 2010 Digital Research and Social Media 2010

ASC One-Day Conference: Embracing the Social Media Revolution, London

Apr 26-27 2010 ESOMAR ASIA PACIFIC CONFERENCE: Eyes on Asia、Bangkok, Thailand


5月>
・May 04 2010 International Perspectives on Qualitative Research...

・May 3-5 2010 Social Media & Community 2.0 Strategies in Boston

May 5 2010, Retail Research Conference, London

・May 10 2010 CASS The Psychology of Survey Response

May 13 2010 AAPOR 65th Annual Conference

・May 19 2010 CASS Essentials of Survey Design and Implementation...

May 19-21 2010 The Worldwide Conference on Qualitative Research Inspiration In Action 2010
Prague, Czech Republic

May 23-25, 2010  ESOMAR LATIN AMERICA CONFERENCE: The Innovation Journey、Cartagena, Colombia


May 26 2010 GOR 10 - General Online Research 2010

・May 30-Jun 3 2010 2010 MRIA Conference 2010 & 50th Anniversary Celebration, Toront


6月>

・Jun 03 2010 CASRO 15th Annual Technology Conference

Jun 09 2010 MRA Annual Conference and RIF 2010

・Jun 13 2010 International Total Survey Error Workshop 2010

・Jun 16 2010 CASS Applied Multilevel Modelling

・Jun 30 2010 CASS Longitudinal Data Analysis


7月>

・Jul 11 2010 XVII ISA World Congress of Sociology

・July 11-14 Shopper Insights in Action

・Jul 31 2010 2010 Joint Statistical Meetings


8月>

・Aug 30 2010 International Workshop on Household Survey Nonresponse...


9月>

・Sep 08 2010 The Second International Workshop on Internet Survey...

Sep 12 2010 ESOMAR Congress 2010

・Sep 19 2010 Applied Statistics 2010

Sep 26-29 2010 AMA'S 2010 Marketing Research Conference

Sep 27-29 2010 Category Leadership Conference: From category management to shopper engagement.


10月>

Oct 17 2010 ESOMAR Online Research 2010

・Oct 21 2010 Internet Research 11.0 – Sustainability, Participation...



11月>

・Nov 2 2010 IJMR Research Methods Forum, London

・Nov 8-10 2010 IIR's The Market Research Event 2010

・Nov 10 2010 MRA's First Outlook Conference & Expo

・Nov 16 2010  Online Qualitative Research 2010
 
12月>

 
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2010年3月8日月曜日

WPPグループの決算速報

●リサーチ分野に新たなBlogが追加されました。

@Fujiokatさんの『MARKETING RE-SEARCH BLOG: 

マーケティングを再考していくために、マーケティング/マーケティングリサーチ
/ソーシャルメディアについての意見や事例を書き綴っています』

第1回目は、2010年3月3日水曜日


「"Do You Need All That Data? "という問題提起から考える必要なデータの条件とは?」
 
まだお読みでない方は、参考になると思いますので、ぜひお読みください。
 
 
●Blogと言えば、MRの寺子屋さんが、先週3日に、
 
Twitterで、マクロミルの決算についてTweetされていました。
 
「@ats_suzuki ついでに、マクロミル半期決算も(2010.2.15)~単体売上なんとか維持。QPRが効きはじめてるか?業界別売上では、調査会社・コンサル▲13%、広告代理店▲17%。MMの業績より、こちらが深刻かも??? http://bit.ly/bpGDKu  1:13 AM Mar 3rd via Tween」


●不況で少しは影響を受けたようですが、逆に、クライアント企業の不況⇒予算削減で、
既存の調査会社のシェアを食ったようです。連結で通期売上81億円を予想。

それゆえ既存の調査会社の売上減は、より深刻のようです。

一度、インターネット調査会社に移ったプロジェクトは、取り返すことは難しいでしょう。
クライアント側もこの金額で調査ができるのであれば。。。ということになるでしょう。

●マクロミル社が、前年と今後の予想を次のように総括しています。

(詳細は、「2010年6月期第2四半期決算説明資料」参照。業界状況がみえて参考になります。)

以下、引用:

 市況がゆるやかに回復することを想定し、前年比110%程度の売上を見込む

→11月より前年比100%超えのトレンドが続いており、復調の兆し

→組織変更により担当業界を細分化。よりきめ細かな顧客対応が可能に

→好調予測:大手企業/食料品・日用品・薬品など

→不調予測:中小企業/自動車・調査・コンサルなど

⇒不況時では、食品や飲料などの業界は、比較的ダメージが小さいようです。

やはり車などの耐久消費財部門は影響が大きいようです。

味の素やヒルズ・コルゲート(ペットフード)の時も、あまり不況の影響を感じませんでした。

他の業界より影響を受けるのは遅い感じです。タイムラグがあります。

それゆえ不況が長引かないことを祈りたいと思います。

マクロミルは、年間売り上げが1,000万円以上のVIP企業が、150社近くあるとのこと。



 QPRと既存事業のシナジーを軸に、売上拡大を計画

→QPR導入企業からは、ネットリサーチの売上高が増加する傾向

さらに、社内対応として、

顧客起点の組織体制の構築

組織体制変更(2010年1月)により、

迅速できめ細かな営業体制を構築

 一般事業会社を担当する事業部を3分割し、

それぞれにトップマネジメントを配置

 担当業界を固定化することで、業界知識や

専門性が蓄積でき、顧客起点に立った提案を提供

⇒これはクライアントにとっても、よりよいサービスを受けられる点でよいことです。

調査しか専門をもたない「マーケティング・リサーチャー」よりは、

いずれかの製品カテゴリー分野の専門性をもっているリサーチャーの方が

良い提案ができると思います。

これまでの調査会社はこの辺の蓄積・教育を疎かにしてきたように感じています。

また、リサーチャーの能力アップのための社内ナレッジの共有体制の強化もよいことです。


●これと関連して、先週の金曜日(3月5日)、ジャパン・カンター・リサーチの親会社である

WPPの決算報告(オーディット前の最終報告ではないもの)が、

WPPのHPに載っていましたので、その中からリサーチ関連の箇所を少し紹介したいと思います。

詳しくは、WPP 2009 Preliminary Results

WPPグループは、御存じCEO Sir Martin Sorrell (写真右)率いるイギリスに本部をおく
広告・コミュンケーションの大グループ会社です。

(以前、ソレル卿が、日本で来られた時に、業界での超有名人ですので、
名刺をもらって握手をしてもらった経験があります)

(1)Advertising, Media Investment ManagementーここにOgilvy & Mather Worldwide, JWT, Y&R Advertising, Grey and Unitedなど有名広告会社が含まれます。

(2)Consumer Insight、ーカンターやTNSが含まれるリサーチです。

(3)Public Relations  Public Affairs、ーBurson-Marsteller, Hill &Knowltonなどの有名PR会社があります。

(4)Branding Identity, Healthcare Specialist CommunicationsーLandorやThe Brand Union、Ray + Keshavan、FitchAddison and The Partnersのブランド会社、Sudler; Hennessey(ヘルスケア)、OgilvyOne(プロモーション、DM)などが含まれます、

の4つのマーケティングやコミュニケーション・ビジネスに分かれています。


●報告の骨子は、


2009年のWPPの調査関連ビジネスの売上高は、対前年比(2008年)9.5%減少

(粗利で7.7%ダウン)。(買収などによる増加を除いた既存ビジネス・ベース)

●一方、買収などを含んだ調査ビジネスの売上は、対前年比63%増加で、WPPの売り上げの26%を占める:

2008年13億ポンドから、2009年23億ポンド(約3151億円)へ増加

-これは2007年のTNSの買収よるもの。。

●粗利は、カンターとTNSの統合費用や不況の影響で8.5%減少。

●調査部門(Consumer insight)は、Kantar, TNS-RI, Lightspeed Research、Added Valueを含む。

2009年後半は回復傾向を示した。

●2009年は、11億ポンドのTNS買収を受けて、7%の人員削減および、ボーナスカットを行った。

●WPPグループ全体では、16%売上増加(87億ポンド)

●2010年の予想として、既存ベースで、2009年並みで、上半期の回復は少し弱いけれども、

下半期は強く回復すると予想。

今後の戦略として、new markets, new media and consumer insight

と報告しています。

●以上、2010年は、回復するとの展望は、業界関係者にとってはGood Newsです。◆


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2010年3月1日月曜日

CASRO Panel Conference 2010

Council of American Survey Research OrganizationsCASRO) が、
USニューオーリンズ(NO)のJW Marriottホテルで、
先週の2月24日(水)と25日(木)の2日間、

Panel Conference “Back to Basics in Online Panel Quality”

を開きました。

(残念ながら今回は、「出席報告」ではなく、公開されている資料の報告です。ご了承下さい。)

●いきなり余談で恐縮ですが、2年前の4月にNOで、前職会社のグローバル会議がありました。
留学時代を含めて2度目の訪問でした。

その時のホテルは、マリオット前のシェラトン・ホテルでした。
ジャズ発祥の地NOは、フレンチ・クオーターやバーボン・ストリートなど
昼・夜とわず、すばらしい観光スポットがたくさんあります。

その当時、2005年に襲ったハリケーン・カトリーナの被害の爪痕がまだ残っていました。。。

●さて、CASROは、ご存知のように1975年に創立された
300以上の調査関係の企業によって構成されている
USを代表する調査関連団体です。

日本の企業も多く加盟しています。(80%がUSでその他が海外企業)

●CASRO Panel Conferenceは、過去2回に続く3回目の開催で、
インターネット調査(オンライン・パネル)の品質について議論をしています。
 
●今回の2日間の会議の詳細プログラムはこちらです。
 
●2日間の内容は、Twitterでも報告されていました。ハッシュタグ#CASPAN
 
 
●元P&Gのリサーチのヘッド(VP、Global Consumer and Market Knowledge)として
有名なMs.Kim Dedeker(昨年5月からUSカンターの会長)が、
 
「クライアントのビジネスのリスク低減の役割を担っているゆえに、
調査会社が行うリサーチの正確性が重要である」点について、スピーチを行っています。

●彼女は在職中の2009年に次のように述べています:’In 2009, P&G will ... focus on listening. Our goal is to reduce the amount spent on traditional research by half and to devote the remaining 60% to "listening" research.’
 
●その後、インターネット調査(オンラインパネル)の正確性を
検証するパネル会社によるresearch on research結果の発表。
 
例えば、通常のオンライン・パネルと、リバー・サンプリングによるパネル、
SNSからのサンプルによる結果の比較や、
ARFによるオンラインパネルの品質調査の結果報告、
オンライン画面上にインタビュアーの顔を掲示する効果の検証結果の報告など。
 
主な結果として、
 
-パネルの種類によって、調査結果は異なってくる。
 
-購入意向の回答は、パネルの対象者の加入年数に影響を受ける。
 
-インタビュアーの顔を調査画面に掲示することは回答の精度を上げる。
さらに女性のインタビュアーの顔の方が効果が高い。
 
(あとはよく言われることですが。。。)
 
-調査時間は17-20分が限度。短い方がよい。
 
-マトリクス回答方式は問題を含んでいるが、調査時間を短くする効果はある。
 
-複雑で難しい質問よりは、答えやすい質問が望ましい。
 
-悪いオンライン調査のサインとして、①途中で調査をやめる人が多い調査、
②あいまいな質問、③くりかえしの質問、④関係のない質問、
⑤「わからない」の選択肢やや自由回答などがない質問、⑥細かい質問、
⑦クリック数が多い調査など。
 
-対象者の調査への満足度と謝礼金額には正の相関
 
-満足度と調査時間は負の相関など。
 
 
●ここで注目したいのは、この会議の主な目的が、オンライン・パネルの品質ですが、
 
1日目の終わりにPanel Discussion: The Research Value of Online Communities
含まれていることです。
 
コミュニティ・パネルは、調査ツールとして、オンライン・パネルの次に来るものとして、
ソーシャル・メディアの台頭とともに現在、注目を集めています。
 
MROCsマーケティング・リサーチ・オンライン・コミュニティ)の
調査における価値を討論しています。

単に対象者のリクルートや、消費者の声を聞く場だけでなく、
以下の図のように、今後あらゆる調査のハブ(中心)となると予想しています。
今後のMROCの動向に注目したいと思います。



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#150 レイ・ポインターのMR白熱教室2015 第4回(最終回)報告

<第149回> レイ・ポインターのMR白熱教室2015 第4回(最終回)報告 2015年6月23日 ● 第4回目のテーマは、 『データからストーリーテリング』 でした。 ● 7月にレイとの懇親会を予定しております。世界のMRのソート・リーダー(thought ...