2015年6月25日木曜日

#150 レイ・ポインターのMR白熱教室2015 第4回(最終回)報告

<第149回> レイ・ポインターのMR白熱教室2015 第4回(最終回)報告 2015年6月23日

● 第4回目のテーマは、『データからストーリーテリング』でした。



● 7月にレイとの懇親会を予定しております。世界のMRのソート・リーダー(thought leader)とのご歓談をお楽しみ下さい。ご参加をお待ちしております。追って、FBやTW、個別メールにて詳細をご連絡申し上げます。


● 発表資料:



#149 第40回mifセミナー発表報告

● 2015年6月24日(水)、(株)三菱総合研究所のMIFセミナーにおいて、
「MROCとニューロマーケティングとの出会い ~無意識/感情がいかに購買行動に影響を与えるか?」と題してプレゼンを行いました。
https://mif.mri.co.jp/seminars/115/attend
発表の機会をいただきました三菱総合研究所様に御礼申し上げます。
またお忙しい中、ご参加いただきました各企業の担当者の皆様にも深く感謝申し上げます。

● 本発表をベースに、今年の10月にマレーシアのクアラルンプールで開催されます定性調査の国際会議QUAL360にて、以下の内容の発表を予定しております。ご関心のある方のご参加をお待ちしております。

MROC meets non-conscious and emotional analytics – measuring emotional engagement by MROC360 in the case of Heinz.
• Exploring the foods insights by various activities including discussion, mobile observation, deep interview, digital diary
• Examining the integration of rational, emotional and conscious – non- conscious buying decision through collaboration with consumers
• Measuring “engagement” of consumers by applying brain, neuro science
Shigeru Shiggy Kishikawa, CEO, MROC Japan
Dr. Yasuhiro Kato, CEO, Kimochi Lab
 
http://www.qual360.com/agenda-malaysia-2015

● 発表資料をご参照下さい。

発表資料:


2015年6月3日水曜日

#148 レイ・ポインターのMR白熱教室2015 第3回報告

<第148回> レイ・ポインターのMR白熱教室2015 第3回報告 2015年6月2日


● 第3回目のテーマは、『プレゼンテーションの方法』でした。



● 発表資料:

Ray poynter trends in presenting from MROC Japan


● レイが開口一番、「これぞ絶対というプレゼンの方法はない!」 同感、同感。


国内外のいろいろなプレゼンを聞いてきた個人的な経験からも、結構プレゼン評価には、「主観」が影響するように思います。


聞き手の関心事、聞く目的(期待)、知識レベル、体調なども影響するかと思います。またプレゼンターへの事前評価や好き嫌いも、客観的評価を曇らせる場合もあるかと思います。


「すばらしいプレゼン」とか「いままで聞いた中で最もよかった」などと他の人が言っていても、個人的には、「そうですね」と言いながら、心の中では、


「たいしたことがないなあー(あなたの理解・知識不足だから、すばらしいと思うだけでは)」とか、


「それでどうなの?So What? 単に横文字のものを日本語に整理しただけで、クリエイティブやオリジナリティが、ぜんぜんないのでは?」と、ブツブツ言うようなプレゼンも少なくありません。自分のことは棚に上げて、、、


● 6月の下旬にあるところで、プレゼンする機会があるので、たまたま先週、次の2冊のプレゼン・ノウハウ本を読んでいました。プレゼンについての本は、沢山でていますので、どれを読めばよいか迷われる方も多いかと思います。


何か新しいことが書いていないかということで、偶然以下の2冊の新刊本を書店で手にしました。著者が同じであったことに、今気づいた次第です(^_^) 同じであれば、2冊も買う必要はなかったかも。(1冊買うとすれば、①の方をお勧め)


①ジェレミー・ドノバン『TEDトーク世界最高のプレゼン術(実践編)』(2015年、新潮社)


②ジェレミー・ドノバン他『スピーチ世界チャンプの魅惑のプレゼン術』(2015年、ディスカヴァー)


● この本の中で、賛同することが書いてありました。


「スピーチは内容が第1だと、私は確信しています。あなたが目指すのは、プレゼンの専門家ではなく、プレゼンをする(ある分野の)専門家でなくてはいけません・・・「伝え方」は「(伝える)内容」と調和していなければいけない、ということです」(187頁ー188頁)


確かに!(あたり前のことかもしれませんが・・・)


● 「広める価値のあるアイディア(Ideas worth spreading)」である「内容」と、その「伝え方」の両方が重要です。


良い「内容」を効果的に伝え、説得して行動に突き動かすためには、「伝え方」が重要でしょう。


他方、いくら効果的な「伝え方」でも、「内容」がなければ、聴衆の心を動かすことは難しいでしょう。


ゆえに、プレゼンのノウハウは知っておいた方が絶対よいでしょう。


● しかし、それ以上に重要なことは、


①積極的に、プレゼンする機会をもつこと(プレゼンする必要性がなければ上達のモチベーションも生まれないでしょう)ーぜひ、JMRX勉強会で、その発表の機会をもって下さい、


そして、もう1つは、


②練習(Practice makes perfect)あるのみ。プレゼンの経験を積むこと。ーあなたが、上手だなと思ったプレゼンのスピーカーは、おそらくプレゼン経験が豊富であることは間違いないでしょう。(英語も同じかと)


● レイにプレゼンの中で、個人的に印象に残ったのは、


①プレゼンターも、プレゼンの一部ー役者志願ではないので、実行はなかなか難しいかと。
②プレゼン資料は、プレゼンをサポートするものに限るー結構、関係ない資料も作っている気がしています。


● 6月下旬のプレゼンは、リハーサルができるように、(日本語だからブッツケ本番が可能とつい思ってしまいます)一夜漬けの原稿は避けたいと思います。


● もっと書きたいこともありますが、長く書くと、<忙しいのに読むのが大変と>、叱られますので、この辺で。


● 最後に、定性リサーチ・スペシャリストの吉田朋子さんが、レイのプレゼンの一部をフェースブックに翻訳されていましたので、以下に抜粋させていただきます。ご参照下さい。


「残念なプレゼンをするためのおすすめ10か条」


1 前置きを長々と喋ろう
2 過度にドラマチックにゆっくりと喋ろう
3 自分がいかに重要人物であるかを、トクトクと説明しよう
4 自分の著書に触れよう 引用も忘れずに
5 スライドを文字で埋め尽くそう
6 専門用語は、自分の優秀さを示すののにとっても役に立つ、だから、沢山使おう
7 自分の会社の説明を、長々と語ろう
8 リハーサルしたり、時間を計ったりしたり、そういうことには手を抜こう
9 トークショーみたいに、自分の記憶でまくしたてよう
10 聴衆とのアイコンタクトを避けよう


上手なプレゼンがしたいと思ったら、ひっくり返して読む。。。


プレゼンの小技


1 スライドのアニメーション(トークに併せた小出し)
2 ユーモア
3 メタファー
4 古典的な言い回し ”まず、良い話から始めましょう”みたいな。
5 聴衆に問いを投げる
6 時には挑発したり、緊張させたりする(やりすぎは×)
7 パワーポイントから離れる時間を少し作ってみる
8 ボディランゲッジ


● レイのお話しの中にでていたプレゼンのリンクです。


① Hans Rosling: Religions and babies


http://www.ted.com/talks/hans_rosling_religions_and_babies?language=ja


② Seth Godin: How to get your ideas to spread


http://www.ted.com/talks/seth_godin_on_sliced_bread?language=ja


③ エイミー・カディ 「ボディランゲージが人を作る」


https://www.ted.com/talks/amy_cuddy_your_body_language_shapes_who_you_are?language=ja

2015年6月2日火曜日

#147 第52回JMRX勉強会報告

<第147回> 第52回JMRX勉強会報告 2015年5月29日


● 5月29日(金)に、株式会社ミクシィの会議室にて、下記の要領で、第52回JMRX勉強会を開催致しました。


タイトル: 「時系列データを用いた広告効果測定の実際」


発表者: 青島弘幸(株式会社ビデオリサーチ マーケティング 事業推進局企画開発部 専門職部長) および猪狩良介(慶應義塾大学大学院経済学研究科/日本学術振興会特別研究員)


概要: 近年、広告効果測定の実務では変化が起きており、時系列データを用いて分析することが多くなっています。この背景や時系列データを用いた広告効果分析の基本的な考え方を中心に、応用事例も交えて紹介。


講師の方の紹介:


・青島弘幸  1989年ビデオリサーチ入社。  消費者行動研究事業など研究開発部門に従事し現職。  共著として「基礎から学べる広告の総合講座2014」(日経広告研究所)  「現代宣伝・広告の実務」(宣伝会議)


・猪狩良介  2011年3月名古屋大 学大学院経済学研究科修了。  同年ビデオリサーチ入社。営業部、広告効果分析関連部署を担当。  2015年4月より現職。http://kokucheese.com/event/index/295208/


● 広告をとりまく環境の変化にともない、広告効果測定の手段も多様化し、データサイエンティストの活躍の場が増加。従来の時系列分析に対して、データに欠損値があっても取り扱うことができる、より高度な「状態空間モデル」(State-space model )の活用を提案。ビデオリサーチ社のサービスであるMind-TOPを用いて、時系列データを用いた広告効果測定の事例を紹介されていました。
http://www.videor.co.jp/solution/ad-measure/mind-top/index.htm


●発表資料:

#150 レイ・ポインターのMR白熱教室2015 第4回(最終回)報告

<第149回> レイ・ポインターのMR白熱教室2015 第4回(最終回)報告 2015年6月23日 ● 第4回目のテーマは、 『データからストーリーテリング』 でした。 ● 7月にレイとの懇親会を予定しております。世界のMRのソート・リーダー(thought ...