2010年9月21日火曜日

リサーチ・スキルって、何だろう?



《第34回》



今週のTOPICS


◆リサーチ・スキルって、何だろう?

ある知人が、「我々のアドバンテージは、高いリサーチ・スキルを持っていることである」とよく言っています。またIT専門の友人も、リサーチ・スキルという言葉をよく使います。

リサーチャーではない人から見て、リサーチャーは、この「リサーチ・スキル」を持っていると思われているようです。
「スキル」を辞書で引くと、「〔経験や訓練によって得られる〕技能や腕前」と書かれています。


「技能」とは、「あることを行うための技術的な能力。腕前」。

スキルの一部として、企画段階では、標本理論や調査票の作成など、分析段階では、統計論や解析論、定性調査では、インタビューやプロジェクテイブ手法などがあげられるでしょう。リサーチャーはこれらの習得に非常に多くの時間を割いています。

リスクの低減や定量的実態把握のための調査において、正確な結果を得るには、これらのスキルの理解が必須です。誤差や偏りのない回答を得るための「質問文」の作成や、一般化できる結果を得るための代表性のあるサンプルの抽出が必要です。さらに、クロス集計や平均値の差の検定など統計解析の理解も要求されます。


これらの理解の重要性を示す例として、次の「認知率の相違」の例をご紹介したいと思います。

以前、リサーチにも詳しいと自負するマーケティング・ディレクター(その企業にはリサーチャーがいなかった)から、深刻そうにある相談を受けました。メインのサプライヤーであるA社と、営業に来たB社で行ったブランド認知率調査の数字が異なっているのでどうすればよいかというものでした。

報告書を見ると、調査対象地域と対象者の年齢条件が少し異なっていました。A社は1都3県、B社は関東、年齢も60歳以下までとそれ以上を含む点が異なっていました。

リサーチャーであれば、答えは簡単です。

対象の母集団が異なるので、当然結果(この場合、ブランドの認知率)も異なってきます。

従って、A社(年1回の定期的なU&A調査で認知率を測定)と異なる結果、それもA社の結果よりも、低い認知率を出した(マーケティング・ディレクターにとって、認知率は自身の業務の成績表でもあるので、これは大きな問題)B社の調査が間違っていたわけではありませんでした。B社の信用問題にもかかわる問題でした。

この調査を発注したディレクター側も、それを受注した調査会社側も、「調査条件」をちゃんと確認していない点が問題と言えます。もっともB社の調査は、自社独自の調査条件が固定の「オムニバス調査」でした。オムニバスが通常のU&Aよりも安いという理由と、直近の認知率を調べたいという理由でディレクターが発注したものでした。

結果的には、A社のU&Aが行われた半年前よりも、TVコマーシャルの効果で、認知率が上昇したかどうかの検証はできませんでした。数十万が調査予算がムダになりました。

これは「標本調査」を理解していないことから生じた基本的なミスの例です。

現在、ソーシャル・メディアを賑わしている新聞社の行うRDDの世論調査(内閣支持率)とネット調査結果との違いの議論なども、このあたりの理解の有無によって生じている部分があります。

10年ほど前ぐらいまでは、リサーチャーの要件としての「リサーチスキル」は、以上のような内容で十分でした。


しかし、マネジメント側からのビジネス活動における「調査」の役割のグレードアップ要求、すなわち、データ供給から、「インサイト」の提供へのニーズの高まったこの10年間に、「リサーチ・スキル」の中身が変化してきたように感じています。

有効なインサイトの発見には、リサーチャーのビジネスやマーケティングの理解のグレードアップが必要です。標本理論や統計論の理解だけでは、有効なインサイトの発見ができません。また、良い質問の作成によって、必ずしも役立つインサイトを探し当てることはできません。

これまでのリサーチ・スキルは、リサーチャーにとって「必要条件」ですが、「十分条件」ではなくなってきています。

さらに、マーケティングの理解だけでなく、ソーシャル・メディアによる消費者の意見の爆発によって、「定性データ」の重要性が高まっています。定性データから有効なインサイトを引き出す「リサーチ・スキル」の習得がますます重要になってくると思われます。

定性リサーチャーの方が従来から、グルインや面接、観察で行ってきたスキルです。言い換えますと、定量リサーチャーが定性リサーチからもっと学ぶ必要があります。定性リサーチャーの方も、デジタル・マケーティング時代に対応した「定性調査」や、ソーシャルメディアから学ぶ必要があります。

今後は、課題発見や課題解決、マーケティングのドライブとしてのインサイトの発見、それを施策につなげる消費者プランナーの養成には、定量、定性の区別なく、ハイブリッドな「リサーチ・スキル」が要求されてくると考えられます。

*私の『マーケティング・リサーチがよーくわかる本』の第1章もご参照下さい。




今週のHOSMR

Ray Poynter, ’The Handbook of Online and Social Media Research: Tools and Techniques for Market Researchers’の内容紹介メモ(著作権の侵害をしないように、独断と偏見によるポイントの要約)の第4回目です。

今回は、パートI 「第2章 ウエッブ・サーベイ・システム」の予定でしたけれども、

パートII 定性調査の「第6章 オンライン定性調査の概観」を先にご紹介します。

オンライン定量と定性の個別手法の説明に入る前に、両手法の概観を先にした方がよいとおもいますので。


パートII 定性調査


・オンライン定性調査と言えば、オンライン・フォーカス・グループスや掲示版(ブリティンボード)フォーカスを指していたけれども、2006年前後のソーシャル・メディアの台頭により、eエスノグラフィやテキスト分析、オンライン・リサーチ・コミュニティに拡大した。



・パートIIには以下の4つの章が含まれる。



第6章 オンライン定性調査概観

第7章 オンライン・フォーカス・グループス

第8章 掲示版グループスとパラレルIDI

第9章 その他のオンライン定性調査と、オンライン定性調査のまとめ



第6章 オンライン定性調査概観



6.1 定性調査と定量調査の定義



・リサーチの結果の違いが、データや方法によって生じ、リサーチを行うリサーチャーによるものではない場合が「定量調査」。

・それ以外で、分析が広く認められた研究理論や知識に基づいている場合は「定性調査」。



・定性調査には次のようなものが含まれる:

-フォーカス・グループス

-詳細面接(IDI)

-掲示版グループス

-セミオティクス(サインやシンボルの研究)

-観察定性調査(オフライン:買い物動向、オンライン:ブラウジング)

 *観察定量調査(スキャナーデータ、フットフォールのカウンティング、ウエッブ・サイト分析)

-エスノグラフィ(人々の生活観察/オフライン:ビデオ・エスノグラフィ、オンライン:ソーシャル・メディアやバーチャルの世界での人々の活動や、ウエッブカメラや携帯、PDAなどによって捉えられる人々の生活)

-ブログやバズ・マイニング

-オンライン・ディスカッション(オンライン・コミュニティ)



*ワード・カウントやタグ・クラウドは、限られた定量方法。



6.2 オンライン定性調査の成長と規模



・ESOMARのデータによると、オンライン定性調査は、定性調査の約4%



6.2.1 オンライン定性調査が発展しなかった理由



・過去15年間、オンライン定性調査がオンライン定量調査よりも成長が遅れた理由

①コストとスピードのメリットが定量ほど出せなかった

②グルインの非言語的、物理的なメリットがなくなることを懸念した定性リサーチャー達が積極的に推進してこなかった(オンライン定量調査は主要なリサーチャーやクライアントも推進)



6.3 オンライン定性手法入門



・次章からの具体的な手法の説明の前に、オンライン定性調査で使われる次のような

「用語」の確認



①オンライン・フォーカス・グループス(OLFGs):チャット・ソフトウエアの使用によるウエッブ・サイト上での議論

②掲示版グループス(BBGs或いはBBFGs):表面的考えだけでなく、より考慮された考えがコメントとして書き込まれる

③eメール・グループ(MEGsモデレイティッド):eメールによるグループ・ディスカッション。初期に人気があった

④バーチャル・ワールド:例「セカンドライフ」。現在は主流ではない

⑤パラレルIDI(インデプス・インタビュー):複数の詳細面接が同時進行。モデレータが複数の詳細面接を同時に行う。各参加者は他の参加者の意見を見ることはできない。

⑥定量サーベイの定性的解釈:オンライン定量調査での定性データの収集(オンラインによるイメージの解釈や、オンライン・カメラによるコメントの収集、サーベイ後のポータルの利用など)

⑦グループの遠隔地からの観察:ストリーム・ビデオの利用によるグルインの遠隔地からの観察



6.4 同時的、非同時的アプローチ



・シンクロナス・アプローチ(リアルタイム手法):リサーチャーと回答者がオンライン上に同時に存在



・アシンクロナス・アプローチ:同時に存在しなくてもよい。掲示板やeメール。日記も。

今後の主流。非同時性手法は、思いつきや表面的な回答(top of mind)から考慮した考え(considered responses: consideration, reflection, mturation)の分析を可能にする。



6.5 国際的プロジェクトと相違性



インターナショナル調査をオンライン定性手法で行うことはコスト、スピード面で魅力的。しかし「一般化」する上で、以下の点を留意する必要がある。



6.5.1 主要国と文化的相違



6.5.1.1 ヨーロッパとアメリカ



・ESOMARの調査によると、世界のMR(金額)の内の49%がヨーロッパ、30%が北米(AP14%)



6.5.1.2 参加者のリクルート



・オンライン・パネルからのリクルートついての賛否両論(USはパネルからのリクルートが多い)



6.5.1.3 オンラインとオフラインでの「正直さ」



・オンライン調査は「うそ」の回答が多いと思われるかもしれないが、逆に社会的に望ましい回答を考慮したりする必要がないので、より正直な本音の回答が得られるという調査結果がある。



6.5.1.4 グループのサイズ



・USの方がヨーロッパよりも1グループのグルインの参加者数が多い傾向。



・オンライン・グルインの参加者数は、オフラインよりも少なく、所要時間も1時間程度。



6.5.1.5 計画との一致性



・USのグルインの方がヨーロッパよりも、ディスカッション・ガイドに従って進行する傾向。

・オンラインでは、ガイドに従う傾向。



6.5.1.6 グループにおけるカウンティングと投票



・グルインで、多数決をとるのはUSの傾向。ヨーロッパでは行われない。

・オンライン・グルインでは投票は含まれる。





週刊リサーチ・ブロゴスフィア


Weekly Research Blogosphere


*1週間の世界中のリサーチ関連の主なブログ・テーマを簡便に
レビューすることができる「週刊リサーチ・ブロゴスフィア」です。
興味をもたれたブログの詳細は、リンク参照。
⇒は投稿に対する個人的コメントです。

◆先週(9月12日-9月18日)の1週間分の世界のリサーチ・ブロゴスフィア

今回は、24ブログの19投稿をレビュー


《海外編》


1.Jeffrey Henning 's Vovici


1.Industry Attitudes towards Social Media Research Practices (9/13)

ソーシャル・メディア・リサーチに対するリサーチャーへのアンケート結果。①対象者のプライバシーや、②コメントした人の特定、③コメント引用の許可、④コメント対象とのつながりの問題について。



2.Joel Rubinson on Marketing Research

お休み

3.Rearch Rockstar

お休み


4.Tom H. C. Anderson - Next Gen Market Research


2.More World’s Coolest Market Researcher (9/16)

・NGMR memes 応募作品


5.The Future Place Blog

3.TARSK 13 The Adoption Curve (9/12)

・TARSKの13回目。Adoptionカーブについて。

4.Social Media and Ethics (9/16)

ソーシャル・メディア・リサーチにおける倫理問題について。

6.Blackbeard Blog

お休み

7.Random Sampling

お休み

8.Straight Talk with Nigel Hollis

5.Are the trends toward localization still apparent? (9/13)

ローカリゼーションとグローバリゼーションの動向と、ブランドのとるべき方向について。

9.LoveStats


6.Geico chucks wood (9/12)

・早口言葉とコマーシャル

10.The Survey Geek 

7.Privacy continues be a major issue for our industry (9/15)

・ESOMAR会議の報告第1弾。プライバシー問題について。


11.Insites Blog


8.How to talk the talk of your customer? (9/14)

・オンライン・リサーチ・コミュニティで、参加者と話す場合には、専門用語ではなく、消費者の使う言葉で話すべき。

9.MOAbout – The Great Debate (9/15)

MOA (the Dutch Market Research Association)のMR業界の将来についての議論。

10.InSites awarded as most innovative company in Belgium (9/15)

InSite Consulting社が、マーケティング・コミュニケーション・メデイァ部門で、ベルギーの中で最もイノベイティブな会社に選ばれたことの報告。

11.New Dutch office is now officially open! (9/16)

InSites Consulting社のオランダ新オフィス・オープンのイベント報告。


12.The Researcher's Perspective

12.I'd Like an Order of Research Please (9/15)

ソーシャル・メディア・リサーチにおける「目的」設定の重要性。


13.Future of Insight


お休み


14.Voices of CMB

13.Tax Free Holiday Savings Moved Consumers off the Beach and into the Stores (9/15)

CMBが10月5日に行う無料のウエビナー「Engaging Consumers and Growing Market Share in the “New Normal”」の案内。


15.The Forrester Blog

14.Got Time For A Coffee? Come And Meet the Market Research Team In Person (9/17)

・今後のForresterが実施する会議の紹介と、そこでのコンタクトのリクエスト。



《国内編》



16.MARKETING RE-SEARCH BLOG

お休み

17.Marketing Research Watch

お休み

18.マーケティング・リサーチの寺子屋

お休み

19.tanoue40's Blog

お休み

20.アウラなブログ

お休み

21.マーケティング・リサーチャーの生態

お休み

22.いまんとこの最適解

15.「これも自分と認めざるをえない展」と属性 (9/13)

16.データ解析、基本の「き」は何か?(9/15)

・「さらに、「仮説を作り、それを検証するデータフォーマットを具体的に記述すること。私の中ではこれが最も重要なように思います。」

・「こういったデータフォーマットの記述とそのデータの分析プランを事前に作ること。
慣れてくると当然なのですが、これが私が最もデータ解析の基本と思うことです。」

17.ロジカルに考えることと問題解決 (9/17)

・「こういう気づきが得られるのが研修の醍醐味、なんですね。」

⇒ロジカルシンキングの研修さすがI社ですね。私も前職で「ロジカルシンキング」の研修を受けました。テキストは『考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則』バーバラ ミント (著),  山崎 康司 (翻訳)。講師は翻訳者のコンサルタントの山崎氏でした。欧米では論理的思考は大学までにきっちり教えられる非常に基本的なことですが、わざわざビジネスの世界で研修を実施しなければいけない日本の状況に疑問を感じています。私の本でも144頁に「ロジカルライティング」として紹介しました。

23.みんなのMR.COM

18.リサーチのROIを常に意識しよう! (9/13)

24.Digital Consumer Planner's Blog

19.The ARF Listening Playbook 書評の紹介 (9/16)


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《このBlogは毎週月曜日中に更新されます。月曜日がお休みの時は火曜日中です。また臨時に更新されることがあります》

2010年9月13日月曜日

リサーチのROIを常に意識しよう!



《第33回》



今週のTOPICS


◆リサーチのROIを常に意識しよう!


・先週、業界の違う知人と話をしていた時、「どのようにしてお金を儲けるのですか」と聞かれました。その知人は、こちらが市場調査の業界と聞いて、「何かを調査をして、結果がでればそれに応じて報酬として受け取るのですか。例えば、どれだけ売れたから売り上げの何%をもらえるとか」と尋ねてきました。

・それに対して、「多くの調査の場合、調査の案件(プロジェクト)を受注して、調査を企画して、データを集めて集計・分析を行い、報告書を納品してお金をいただく」と答えました。すると、相手は「随分良い業界ですね」と言っていました。

・確かに言われて見ればそうかもしれません。調査の結果がクライアントのビジネス結果(売上)に貢献するかどうかは直接的には問われません。売れなかったので、クライアントから調査費用を返せとは言ってきません。極端に言えば、「やり逃げ。やりっぱなし」です。

・売上が悪かったから、「調査のどこがわるかった」などの後日の検討などはほとんどありません。ただ、クライアント側の各プロジェクトごとの「顧客満足度調査」(フィードバック)を気にするか、次の発注があるかどうかを気にします。

・パッケージ・デザインを変えて売上が下がった場合、確かに調査結果(現行パッケージよりも新パッケージの評価が高かった)から、新しいパッケージ案への変更を推奨したのは調査部ではあるけれでも、新しいパッケージ案への変更を企画し、新しいパッケージをデザインし、テストを依頼したのはマーケティング部である。マーティング部も調査部が悪いとは言えません。(両パッケージの差があまりない時は、調査の方は、売上アップのためのパッケージ・リニューアルといったマーケティングの熱意・意向を汲んで、そちらに強く反対できない場合もあります)

・まあだからこそ、不況下のマーケティング予算の中で、真っ先に削減されるのは「販促」ではなく、「調査」予算と言われるゆえんでもあります(現実には最も金額の大きい「広告」予算が削減の対象になりますが)。

・確かに、調査の結果のビジネスへの貢献度を数字で表すのは少々難しいです。新製品のアイディア出しのような調査は、そこからヒット商品がでれば大きな貢献ではあるが、調査の多くを占める製品テストやブランド・トラッキングなどなどの「リスク低減型」と「実態把握型」の調査では難しいです。

・失敗の「リスク低減」といっても現実、何%リスクを下げたかを算出しているメーカーのリサーチャーはいないのではないでしょうか。

・メーカーのリサーチャーの期末の人事評価について同様なことが言えます。年間これだけの調査を行い、マーティングに対して、これだけの有効なインサイトの提供、施策の提案を行ったなどと若干あいまいな評価項目になります。評価者がマーケティング・ディレクターである場合は、信頼関係を築くことが重要で、あまり反対ばかりもしてられません。

・調査会社のリサーチャーの場合、「受注金額」の多少によって、数字で評価できる部分もあります。とはいっても、ご存知のように多くの場合は、新規獲得ではなく、既存クライアントの対応で、プロジェクトを期限までに「処理」をする点に重点が置かれます。

・デザイン会社であれば、良いパッケージ・デザイン、よく売れるパッケージ・デザイン、販促会社であれば、有効な販促施策の企画書、広告会社であれば、有効な広告の企画書、いずれも具体的なデザインや施策案、広告案がクライアントに提示・評価され、受注に至ります。しかし、調査の場合、おもしろいことにコンペでは「調査結果」を競いません。競うのは「調査の企画案」です。結果ではありません。この時点では結果はわかりません。課題解決にとって、最もよさそうな調査方法が選ばれます。このあたりも同じマーケティング業界の中でも調査が異なる点です。

「投資」としてのリサーチを考える場合、リサーチのROI(投資収益率)ー売り上げ(正確に言えば「利益」)にどれだけ貢献するかーを常に念頭に起いて、企画、報告をすべきです。


・売上高に占める「調査予算」の比率を見るだけでなく、その中身の吟味ーその有効性を検討する必要があります。そのためには、製品開発であれ、販促開発であれ、マーケティングの有効なドライバーである「インサイト」の発見こそが、リサーチのキーだと言えます。

逆に言えば、リサーチのROIを意識すると、有効なインサイトの発見を意識することになります。



今週のHOSMR

Ray Poynter, ’The Handbook of Online and Social Media Research: Tools and Techniques for Market Researchers’の内容紹介メモ(著作権の侵害をしないように、独断と偏見によるポイントの要約)の第3回目です。

今回は、パート1 「第1章 オンライン定量調査の概観」です。


第1章 オンライン定量調査の概観




・ESOMARのGlobal Market Researchレポートによると、2008年におけるオンライン定量調査は全世界の調査の売上げの約20%で65億ドル(電話が18%、面接12%、定性14%)。



・オンラインでの定量調査は、解決する課題や尋ねる質問、分析において、他の定量調査とは基本的には変わらない。



1.オンライン・サーベイ・プロセス



・図1 オンライン・サーベイ・プロセス

①質問文の作成とクライアントの承認

②オンライン調査票の作成

③調査票のサーバーへの移動

④テストと承認

⑤対象者の招集

⑥データ収集と管理

⑦終了、データのダウンロード



・オンライン調査は、⑥のプロセスでの時間節約が特徴。

・自記式なので、郵送調査と同様、調査票のレイアウトやワーディング、体裁がデータ収集に影響を与えるので重要。



2.サーベイとインターネット様式



2.1 ウエッブ・サーベイ



・ウエッブ・サーベイの多くは、Confirmitや、Nebu、Voxcoといった企業のオンライン・サーベイ・ソフトウエアによって運営される。



2.2 Eメール・サーベイ



・オンラインーリサーチの初期によく使われたEメールを利用したサーベイ。



(1)Eメールの中でサーベイ



テキストEメールとHTML Eメールに分かれる。



(2)添付ファイルでのサーベイ



2.3 ダウンロード可能なサーベイ



・スマートフォンのようなモバイルで行われる。



3.インタビューする対象者の発見



・インターネット使用者のディレクトリーが存在しない。



・対象者との接触方法

①オンライン・アクセス・パネル

②クアイアントのデータベース

③マーケティングのデータベース

④クライアントのパネル

⑤ウエッブ・サイトの訪問者

⑥リバー・サンプリング



3.1 オンライン・アクセス・パネル



・アクセス・パネルや、オンライン・パネル、パネルとも呼ばれる。



3.2 クアイアントのデータベース






3.3 マーケティングのデータベース



・マーケティングの目的のため



3.4 クライアントのパネル






3.5 ウエッブ・サイトの訪問者



・ポップアップの利用あるいは募集の掲示



3.6 リバー・サンプリング (River sampling)



・リアルタイム・サンプリングとも呼ばれる。



・「ランダム・サンプリングに近似」と主張。

・ポイントは、代表性よりも「フレッシュ」性にある。

―「アクセス・パネルの対象者は年間100ぐらいの調査に答えている」と批判

―ARFの品質調査では、対象者が回答する回数はデータの質に影響しない



・リバー・サンプリングの方法

①バナー広告

②ポップアップ

③すきま広告(インタースティシャル広告interstitial advertising)

オーバーレイズ

⑤ソーシャルネットワーク内でのインターラクション・デバイス



・USのDMSリサーチが推進。

・多くのサイトをカバーする時は有効な方法。



3.7 サンプリングのその他のソース



①電話リクルート

②SMSリクルート

③ビルボードなどの屋外広告

④新聞や雑誌の広告

⑤郵送

⑥製品やレシートへのURLの掲示

⑦サイバーカフェやキオスクなどでの掲示



4.オンライン調査への移行



・従来の面接や電話、郵送調査をオンラインの変更する場合(データ収集方法の変更において生じる)の問題点

―ブランドや広告、顧客満足などのトラッキング調査:現象の変化を追跡する上で問題(真の変化なのか、データ収集方法の違いによる変化なのか)

―コンセプト・テストや広告コピーテスト、世論調査などにおいて、結果の解釈の上でノルム値を利用している場合:ウエイトづけの場合のウエイト値の変更の必要性



・オンラインへの移行上の留意点

①オンラインでも正しい対象者(サンプル)に調査を行うことが可能か

②オンラインのサンプル集団は、調査目的に照らして、十分に大きいかどうか

③オンラインのサンプルは既存のサンプルと異なっているかどうか

④既存の質問のすべてをオンラインでも聞くことができるかどうか

⑤既存の質問をオンラインで聞いた場合、異なった回答を得る可能性があるかどうか

⑥オンライン調査が、既存の調査との違いを最小にし、かつ最大の改善をもたらすかどうか

⑦オンライン調査をパイロット調査として行うか、あるいは既存の調査と並行して実施する

⑧結果の相違をモデル化することができるかどうか



・データ収集方法変更で生じる「違い」の原因

①オンラインと既存の方法で、母集団が異なるpopulation effects

②オンラインに集まる人とオフラインに集まる人が異なるsample effects

③回答の仕方が異なるmethod effects



4.1 オンラインでも正しい対象者(サンプル)に調査を行うことが可能か



・オンライン調査が不適切な例:①インターネット使用率、②飛行機の予約の方法



4.2 オンラインのサンプル集団は、調査目的に照らして、十分に大きいかどうか



・例えば、週間ブランド・トラッキング調査では大きなサンプルサイズが必要



4.3 オンラインのサンプルは既存のサンプルと異なっているかどうか



・デモグラフィック属性が同じでも、態度や信条、経験が異なる場合がある。



4.4 既存の質問のすべてをオンラインでも聞くことができるかどうか



・自記式回答の限界(例:使用・購入ブランドの非助成・助成想起質問)



4.5 既存の質問をオンラインで聞いた場合、異なった回答を得る可能性があるかどうか

・自記式の方が対象者はより正直に回答する(調査員がいると社会的に望ましい回答をする傾向)

・この問題は考慮検討(両者の回答の比較)する必要がある。



4.6 オンライン調査が、既存の調査との違いを最小にし、かつ最大の改善をもたらすかどうか



・オンライン調査への移行の利点

①電話調査よりも良い刺激物(提示物)を使える

②面接よりも、ランダム性や複雑なことが可能

③調査員がいないことによる回答の正直さがアップ

④移行を機会に従来の調査を抜本的に見直す(調査方法の変更による結果の断続性を受け入れ、重複質問や有効でない質問を削除したり、新たな質問を付加する)



4.7 オンライン調査をパイロット調査として行うか、あるいは既存の調査と並行して実施する



・実施費用の問題



4.8 結果の相違をモデル化することができるかどうか



・既存のデータを使ってモデル化を行う



4.9 移行によるパラダイムの変化や、結果の信頼性の問題、結果の変化のマネジメントへの示唆



・無作為確立標本抽出のパラダイムの変化

・割り当て法によって母集団のクロスセクショナルへの調査が可能という前提

・妥当性(母集団を代表しているかどうか)と信頼性(サンプル集団に同じを質問をした場合同じ回答が得られるかどうか)を考察する必要がある



 



週刊リサーチ・ブロゴスフィア

Weekly Research Blogosphere


*1週間の世界中のリサーチ関連の主なブログ・テーマを簡便に

レビューすることができる「週刊リサーチ・ブロゴスフィア」です。

興味をもたれたブログの詳細は、リンク参照。

⇒は投稿に対する個人的コメントです。


◆先週(9月5日-9月11日)の1週間分の世界のリサーチ・ブロゴスフィア

今回は、24ブログの24投稿をレビュー




《海外編》


1.Jeffrey Henning 's Vovici


1.Employee Satisfaction Overview (9/6)

・「従業員エンゲージメント」(従業員の合理、情緒、行動の状態)は、「従業員満足」よりも広い概念で現在ではより一般的。

・良い従業員満足調査は、単に満足度を調べるだけでなく、売上アップや顧客ロイヤルティ、従業員の定着のキードライバーは何かを探っている。
・従業員満足は、売上や利益、株価と関連している。

・転職意向は、従業員定着の予測指標。



2.Joel Rubinson on Marketing Research

2.Supermarket shopping in the real world (9/9)

・先週の投稿で、ブランド認知が購買につながっていないことを指摘した筆者が実際のスーパーでの買い物で検証。

・全く知らなかった商品を店頭で見つけて買ったり、価格が安かったから買うケースがある。

・ブランド・ロイヤルティのゆえに買った商品は非常に少なかった。

・ブランド名を言えないブランドも多い。

・購買は、ブランドの意味(受容性ニーズの充足)や、店頭での活性化(activation:製品タイプや、ディスプレー、製品特徴、セール)、店頭での探索の複合で行われる。

・ブランドは購買意思決定を簡素化してくれる役割。



3.Research Rockstar


3.Market Research Online Communities: 3 Key Questions (9/7)

・顧客アドバイザー委員会の提案


4.Tom H. C. Anderson - Next Gen Market Research


4.Best Conference I’ve Never Spoken At! (9/10)

・the Mexican Association of Research and Public Opinion Agencies (AMAI)での筆者の講演中止に関連して。

5.The Future Place Blog


5.A Festival of NewMR (9/10)

・12月6日ー10日開かれう予定のオンライン・バーチャル会議Festival of NewMRの紹介。

6.Can market research dominate business intelligence? (9/9)

・ネットワーク分析の拡大の可能性。

・現在の世界のMR市場規模300億ドル。に対して、IBM(SPSS)のネットワーク分析ソフトの2015年の市場予測は150億ドル。
7.If we broaden the boundaries of Market Research, does it cease to exist?(9/7)

・20年後サーベイ消滅説を唱えたレイ・ポインター氏が今度は、マーケティング・リサーチの領域が広がれば、MR業界の境界がなくなると主張。

8.Reflexivity – TARSK 12 (Things All Researchers Should Know) (9/5)

・リサーチャーが知っておくべき項目の12回目。Reflexivity(再帰性)について。

・定性リサーチャー特にエスノグラフィの分野でよく使われる。

・リサーチャーとリサーチャーが調査対象としているものとの間の原因ー結果の循環関係を意味する。

・我々が行うマーケティング・リサーチは、我々自身や我々のの経験や感情、期待によって行われる。

・定量のリサーチャーは、極力その「主観性」を排除し、「客観性」を維持しようとするけれども、リサーチャーの主観が解釈の一部を形成している。

・客観性には限界があることを認識し、主観性の積極的活用がソーシャルメディアの時代には必要である。


6.Blackbeard Blog

9.Two Blog Posts (9/10)

占星術とMR

7.Random Sampling

お休み

8.Straight Talk with Nigel Hollis


10.Curing an unhealthy fascination with viral video (9/7)

バイラル・ビデオ(クチコミで広がった動画)をめぐって。


9.LoveStats

お休み

10.The Survey Geek 

11.More signs of the Apolcalypse (9/7)

・リサーチャーへの脅威: オンライン調査の出現、DIYの拡大(とくに不況下におけるクライアントの予算カット)さらには、リサーチャーの力量の低下

12.Balancing risk and reward in survey incentives(9/8)

・オンライン調査の謝礼として、「宝くじ」を使うことの問題。

・謝礼なしよりはましであるけれども、全員謝礼よりは効果は低い。


11.Insites Blog

お休み

12.The Researcher's Perspective


13.LinkedIn is Dead, Long Live LinkedIn…. (9/7)

LinkedInを利用しての定性調査の対象者のリクルートについて。

14.Research Questions Without Answers (9/9)

電話調査における対象者の回答についてのインタビュアーの記録ミスの確率について。

13.Future of Insight

お休み

14.Voices of CMB

15.Measuring Marketing Effectiveness By Understanding Your Customer Engagement Spectrum (9/7)

・顧客エンゲージメント・スペクトラム
①認知、②ポジティブ・イメージ、③購入意向、④購入、⑤購入満足・再購入、⑥他の人への推奨

16.Customer Experience Makes Domino's 4th Largest e-tailer (9/8)

Domino’s new Pizza Trackerがオンライン注文の利益を23%増加させた:顧客経験の改善の重要性

15.The Forrester Blog


17.The Data Digest: Consumers Show Interest In Tablet PCs (9/10)

iPadのヒットの影響で、Tablet PCの今後1年間での購入意向が増加。

《国内編》


今回からまた1つ日本のリサーチ関連ブログがデビュー。

mshino55 データ解析屋さんのブログ

『いまんとこの最適解』です。

NG(次世代)リサーチャーとして、新鮮な視点のブログを期待します。


16.MARKETING RE-SEARCH BLOG

お休み

17.Marketing Research Watch

お休み

18.マーケティング・リサーチの寺子屋

お休み

19.tanoue40's Blog

お休み

20.アウラなブログ

18.グループインタビュー3.0はネクサスインタビューhttp://www.blogger.com/post-edit.g?blogID=198687575410747480&postID=663401452747929321(9/9)

「グループインタビュー3.0は対象者数人とモデレーターの『協働』によって、ネクサス(きづな)を作っていく。」

⇒さらに進めると、対象者同志、クライアントと対象者の『協働』が進展し、エンゲージメントが強化される。まさにソーシャル・メディア的に、グルインは、コミュニィ化へ。

21.マーケティング・リサーチャーの生態

お休み

22.いまんとこの最適解


19.統計とデータマイニング (9/3)

「共通して重要なのは分析者の仮説設定能力、検証構成能力でしょう。」

⇒調査は「仮説力」が命。

20.「KISSの原則」の妄信 (9/7)

「やはりビジネスで顧客がいる状況においては「単純である」ことが優先されることが多いと思います。。。。しかし、私に限って言えば、ここ数年やや妄信的に「単純化」を選択しすぎたように思います。やはり、何事もバランスが重要。少し、計量的アプローチで本来とるべきスタンスを見つめなおさなければいけない時期に来ているのかな、と思います。」

⇒「単純化」とか「わかりやすさ」と、「低レベル化」とは異なる。低レベルでの競争は個人や組織の発展を阻害する。下に合わせるのではなく上に会わせたいもの。大は小を兼ねる!大学院で専門の訓練を受けた若いリサーチャーの活躍に期待します。またそのような人材をさらに成長させ、活躍させる組織(会社)で会ったもらいたいもの。

21.Designing Effective Web Surveysを見て思うこと (9/9)

「一番違うのは知見がPaperで刊行されているか否かでしょう。・・・とはいえ、調査リテラシーが必ずしも高いと言えない日本においては着実な検証の実施と公開こそが重要なように思います。」

⇒日本のビジネス界にも「科学サイエンス」が根付くことを切望します。


22.報告書のデジタル化 (9/10)

「次世代リサーチも興味深いけど、次世代レポーティングも価値ありそうですね。」

⇒もう一歩進めると、そのレポーティングの共有・データベース化、ソフトの標準化・共有化も望まれます。

23.みんなのMR.COM


23.The Handbook of Online and Social Media Researchの紹介始めました(9/6)

24.Digital Consumer Planner's Blog

24.プライベイト・ブランド・コミュニティ  (9/9)


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《このBlogは毎週月曜日中に更新されます。月曜日がお休みの時は火曜日中です。また臨時に更新されることがあります》

2010年9月6日月曜日

The Handbook of Online and Social Media Researchの紹介始めました




《第32回》



今週のHOSMR



Ray Poynter, ’The Handbook of Online and Social Media Research: Tools and Techniques for Market Researchers’の内容紹介です。

今回は、「イントロダクション」(xi-xix)です。


1.この本を買うべきか?

1-1.対象読者

リサーチャーや、オンラインやソーシャルメディア(SM)リサーチの専門家、MRの利用者(バイヤー)

1-2.本書が必要な理由

オンラインMRの事例や、MRにおけるSMの活用についての本がないので。

インターネットやSMの利用のベストプラクティスのガイダンスをリサーチャーに提供。

1-3.本書の構成

5パートからなる。(前回ブログの「目次」参照)

2.MRとインターネット

2-1.進化と革命

進化:定量調査のデータ収集がオンラインに変わったという調査手法の変化

革命:①無作為確立サンプリング法から、オンラインアクセスパネルの利用へ
    ②SMやWeb2.0によるMRの変化

リサーチャーは、この進化と革命の新たなツールとルールを理解する必要がある。本書はそのための本。

2ー2.オンラインMRへの背景

1995年ごろからインターネットがデータ収集の手段として使用され始め、1999年以降その成長が加速し、過去3年ぐらい優位な地位を築く。


当初は、調査手法の1手法として位置づけられ、MRへの重要な意義は認められなかった。しかし、サンプリング理論のような調査の前提に挑戦したり、ブログやオンライン・リサーチ・コミュニティなどの新たな可能性を開く点において、MRを変える動きが出てきた。

2-3.オンライン・リサーチの規模

ESOMARのグローバルMRレポートによると、オンラインの売り上げシェアは、2005年の13%から2008年には20%に増加。(電話21%→18%、面接24%→12%、郵送6%→5%)。予想では今後も伸長。

2-4.インターネットがMRで急速に広がった理由

インターネットは、現在では最も重要なデータ収集の方法。急速に広がった理由は、出現率の低い人への調査や、都合のよい時に回答できる利便性以外にも、スピードがある。最も大きな理由は、コストセービング。電話が面接より約40%安く、インターネットは電話よりさらに40%安い結果(ESOMARのグローバル・プライス調査2007年)。

2-5.アクセス・パネルの登場

オンライン・アクセス・パネル(オンライン・パネル→パネルと略して呼称)の登場が普及を決定づけた。

USには郵送パネルが存在。これがUSのインターネット調査の普及を促進。ヨーロッパのクライアントの保守性がその普及を遅らせた。

早くて、安くて、ベターなものという3つの要求を同時に実現することは難しい。可能なのは、このうち、せいぜい2つ。アクセスパネルによって、早くて、安いの2つを実現。

2-6.オンラインMRにおける関心事

課題/問題点

①代表性

②サンプリング:抽出リストが存在しない

③自記式記入

④技術的限界:触感、嗅覚、実サイズ、刺激の量など

⑤非言語的内容:ジェスチャーや表情など

⑥プライバシー問題:セキュリティー問題

⑦自主的参加(自己選択)

⑧プロ的参加者の問題:インセンティグ狙い

3.本書の利用(直接内容の説明ではないので以下省略)

3-1.アイコンの説明

3-2.本書での説明の繰り返し

3-3.品質と倫理問題

3-4.事例とインタビュー

3-5.変化のスピード

3-6.参照

3-7.用語解説

 
次回は、パート1 「第1章 オンライン定量調査の概観」です。



週刊リサーチ・ブロゴスフィア


Weekly Research Blogosphere


*1週間の世界中のリサーチ関連の主なブログ・テーマを簡便に
レビューすることができる「週刊リサーチ・ブロゴスフィア」です。
興味をもたれたブログの詳細は、リンク参照。
⇒は投稿に対する個人的コメントです。


◆先週(8月29日-9月4日)の1週間分の世界のリサーチ・ブロゴスフィア

今回は、23ブログの20投稿をレビュー


★今週のお奨めブログは、2番目の「デジタルやショッパーマーケティングの時代に、従来からのブランド認知は、リサーチにとって、有用な指標なのか」という既存のMRの方法に問題提起しているJoel Rubinson氏のブログです。

前回のブログでも指摘しましたけれども、既存の手法の有効性や効率性に、疑問の視点をもつ創造性が、現在のMRに求められていると思います。リサーチのROIを改善するためには必要です。それが、マーケティング、さらには企業の生産性を上げることにつながるからです。


《海外編》


1.Jeffrey Henning 's Vovici


さすがのJeffreyさんも夏休みのようです。めずらしく1投稿のみ。

1.Social Media, Is It Too Distra . . . SQUIRREL! (8/31)

ソーシャル・メディア活用の是非についての議論。

2.Joel Rubinson on Marketing Research


2.Is brand awareness a useful research measure in an era of digital and shopper marketing? (9/1)

「ブランド認知」指標(Aided awareness助成想起)の有効性と問うブログ。

ブランド認知とブランドシェアの間には関係性はない。

リサーチがビジネスに影響をあたえるものであるならば、ビジネスが知る必要があるものを測定すべき。

ブランド認知が必ずしも「購買」の前提ではない。特にブランド力が低下しているときは、意味がない指標。

ブランドを知っていても、店頭で見つけられ、そのブランドの特徴が理解されなければ購買につながらない。そのためコミュニケーションが重要。

⇒Chief Research Officer at The Advertising Research Foundationを8月31日に辞め、 現在President at Rubinson Partners, Inc.であるJoel Rubinson氏の既存のリサーチに疑問を呈する創造的問題提起です。

確かにU and Aでブランドトラッキングを行った場合、高い認知率のブランドがトップシェアというわけではありません。しかし、一方、STM販売予測モデルにおいて、認知率は、販売量を予測する上で最も重要な指標です。つまり、「人々はそのブランドを知らなければ、買うことができない」からです。ゆえに、認知率は、配荷率とともに、マーケターが最も気にかけ、認知率アップのために、多くの広告予算を投入する指標です。

ある一定のレベルを超えた場合、認知率は購買の必要条件ですが、十分条件ではなくなり、その他の要因ーブランド価値、店頭要因などーが重要になると考えられます。


3.Research Rockstar


お休み


4.Tom H. C. Anderson - Next Gen Market Research


3.DIY Market Research is Often Creepy (8/30)

DIY調査批判。

4.Worlds Coolest Market Researcher (9/1)

NGMR Meme応募作品

5.Next Gen Market Research Job Networking (9/3)

The Next Gen Market Research group (NGMR) on LinkedIn(9,000人の加入)のメンバーである
Ben FowlerがVimeoを使って、自分の売り込みをしているビデオの紹介。

6.World’s Coolest Market Researcher - Part Deu (9/3)

NGMR Meme応募作品

5.The Future Place Blog


7.You’re never alone with a Strand – TARSK 11 (Things every researcher should know)(8/30)

リサーチャーが知っておくべき知識紹介の11回目:

UK tobacco company Wills の1959年のthe Strand cigarette導入時の広告の失敗例

目立って記憶に残ったテレビコマーシャル(レインコートを着た男性がたばこをくわえながら、物思いにふけりながらロンドンの雨でぬれた路上を歩くCM)だったけれども、人物のイメージ(「たばこ」しか友達がいないような寂しい感じ)が良くなかった。すぐにたばこは市場から消えてしまった。

8.NewMR 2010 – the plan moves forward (8/31)

online virtual conferenceの開催、12月8日の提案。参加を有料にする提案。


6.Blackbeard Blog

お休み

7.Random Sampling

お休み

8.Straight Talk with Nigel Hollis

9.Today’s consumer: mindful or conflicted?(9/2)

物を買うことによって幸せは得られないとする、物を買わなくなった「mindful consumer注意深い消費者」の登場というアメリカの新消費者論に対する反論。

単に経済状況が影響しているからではないかと。

9.LoveStats

10.Venn Diagram of Deep Fried, On a Stick, Sweets I Ate (8/30)

べん図について。

10.The Survey Geek 

お休み

11.Insites Blog

11.Dutch office expands and moves to new base (8/30)

InSites Consulting 社のオランダ・ロッテルダムオフィスの移転について。

12.MM Marcom Innovation Ranking (8/31)

Media Marketing (Belgian Marketing and Communication magazine) で、InSites Consulting 社がベルギーで最もイノベイティブな会社のトップ10に選ばれたというお話。

12.The Researcher's Perspective

お休み

13.Future of Insight

お休み

14.Voices of CMB

13.Four Keys to a Successful Customer Engagement Strategy for the Insurance Industry (9/2)

保険業界における顧客エンゲージメント戦略の4つの成功ポイント

①顧客エンゲージメントの概念を明確にし、ビジネス結果と結び付ける:具体的計画と目標の設定、
②他の業界の成功例をそのまま適用するのではなく、そこから学ぶ、
③事実に基づいた消費者インサイトをえるツールとしてリサーチを活用する、
④推奨といったような前向きな正しい指標を用いる。


15.The Forrester Blog

14.Insert Market Research Here... (8/31)

Summer’s Eve ad の失敗例をあげて、調査の必要性を強調。

なぜ広告を出す前に広告コピーテストをしなかったのだろう。

していればこのような失敗はしなかったはず。

あるいは調査をしたけれども、どこに問題があったのか?


15.The Data Digest: Brands Cannot Ignore Offline Conversations (9/3)

不満足な顧客サービスに対する文句を言う相手が、47%の人が家族や友人でトップ。

ゆえにオフラインの会話のリスニングの重要。


《国内編》



16.MARKETING RE-SEARCH BLOG

お休み


17.Marketing Research Watch

16.消費者が死を想うとき ~恐怖管理理論からみたブランド選好~(9/2)

久々の登場。今後に大きな期待。。。

「死に関連するメディア文脈が自国・外国ブランドへの消費者の選好に与える影響」について。

18.マーケティング・リサーチの寺子屋

17.メモ的に新しい動きをいくつか (9/2)

・博報堂、専門チーム「ETHNOVISION」発足
・インテージ、CSコンサルティングサービス提供
・国土交通省、道路交通データ収集を抜本改善
・ネットレイティングによる「日本のオンラインメディアの現状」
・慶應大学による2つの実験


19.tanoue40's Blog

お休み


20.アウラなブログ

18.ネクサスインタビュー(8/31)

「つながりが消費(者)行動にどんな影響をおよぼすかという分析視点が重要」

⇒まさにソーシャル・メディア・マーケティングの課題。

21.マーケティング・リサーチャーの生態

お休み

22.みんなのMR.COM


19.次世代リサーチャーの方には、創造力の発揮と、英語による情報や意見の発信を期待します(8/30)


23.Digital Consumer Planner's Blog


20.バズ・エージェンシーとクチコミ促進プログラム (9/2)


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2010年8月30日月曜日

英国ブレイン・ジューサー社のMROC




《第31回》


今週のTOPICS


◆次世代リサーチャーに期待すること: 

「創造力の発揮」と、「英語による情報や意見の発信」を期待

●先日、あるメーカーのリサーチ・マネジャーの方とお話をしていて、

次のような「次世代リサーチャー」に期待する内容の話になりました。

1つは、先日出版された田中洋編著『課題解決!マーケティング・リサーチ入門』

(ダイヤモンド社)に関連してです。

この本は、ツイッターでも話題になっていました。

課題解決のためのリサーチの方法が、ブランドや製品開発、広告などの

マーケティングの重要なテーマ別に解説された力作です。

一通りリサーチの基礎を学び、実務経験のあるリサーチャーにとっては、待望の書だと思います。

次のステップに進む上で非常に参考になると思います。

同様な本は、後藤 秀夫『市場調査ケーススタディ』や、

近藤光雄他『課題解決型マーケティング・リサーチ 事例編』などがありました。

●専門的な本は売れずに、比較的低価格の入門的な本が売れる

最近の出版事情から、編集者の方もこのようなごく一部の人々に受け入れられる

専門的な本の出版は躊躇する傾向があります。

近藤さんの本が2、730円、田中さんの本が2,400円と少し高くなっています。

(それで私の本も、編集者の意向で2、000円以内の「入門書」になりました)

そこは講義の教科書としての一定の販売数を保証する販売ルートを

持っている大学の先生の優位性があります。

●蛇足ですが、翻訳書でもそうですが、世界中には参考になる本はたくさんあります。

しかし商業出版の壁ーつまり売れる見込みのある本でないと、出版されづらい理由で、

有益な専門知識の普及が阻害されるのは非常に残念です。

今後、電子書籍(Eブック)の普及により、このような点が改善されることを望みたいと思います。

もちろん、インターネット上での情報のさらなる普及にも期待するところです。

●話は少し脱線しましたが、『課題解決!マーケティング・リサーチ入門』は、

課題解決のMRの入門書ですが、MR自体の入門書ではないと思います。

MRの基礎のない人が読んでも、表面的な理解のみで、MRの深い理解は難しいように思います。

MR基礎入門ー測定論や統計論、因果関係論、標本論、マーケティング基礎論、基礎心理学

などなどーが、まだな方は、まず『入門書』から読まれることをお勧めします。

●『課題解決!マーケティング・リサーチ入門』の内容は、リサーチ課題に対する

リサーチの定番的方法を解説しています。

MRの中では、エスノ以外は取り立てて新しい方法ではありません。

10年前に書かれていても不思議ではない内容です。

これらはリサーチャーが知っておくべき現状での定石的方法論です。

調査会社で働いていても、担当によっては、これらの方法をすべて

実務で経験する機会がない場合があります。

このような本が誰でも入手できる形で出版されることによって、

自習できる点は非常によいことだと思います。

基礎を習得したリサーチャーに、調査分野のこのような定石的調査方法論を体系的に教える

調査会社は多くないように思います。OJTに任せるケースが多いからです。

それゆに調査会社に10年勤めていても、製品テストには詳しいけれども、例えば、

広告テストの調査やSTM、顧客ロイヤルティ調査などは、一度も経験したことがないといった

リサーチャーがいる場合があります。

それゆえにこのような本の出版は、業界のレベルアップにとって大歓迎です。

●もっとも、「ショッパー・インサイト」や、「顧客経験・顧客ロイヤルティ」の分野などを

補足する必要がありますが。

●もう1つのポイントは、これらの方法は現在の定石ですが、

消費者の変化や市場の変化などにより、その有効性や効率性が常に変化しているということです。

課題の解決方法は1つではありません。

グローバルの調査会社のソリューションが、テーマが同じでも、会社によって方法が、

異なるのと同じです。

従って、常にその有効性や効率性について、改善の余地がないか、あらたなより優れた

方法論がないかといった視点、問題意識が重要です。

定番の方法ですが、必ずしも「完璧」ではありません。

本書を修得された方は、ぜひ次のステップに進み、このような視点を磨いて下さい。

「目的達成」「課題解決」「インサイト発見」にとって、与えられた条件(費用とタイミング)下で、

ベストな方法の選択かどうか?

このような意味で、先日次のようなツイートをしました。

「製品開発、ブランドヘルス評価、MK戦術診断」などの既存の調査方法を「マーケティングを変えるMR」の点から、その有効性と効率性を根本的に疑ってみる視点。つまり「課題解決MR入門」の否定から始まるリサーチ。

●また、常にリサーチの方法を進化(Evolution)させるための「創造力の発揮」には、

@appy66さんがツイートされてたように、現状に対して常に素朴な疑問(疑いの目で見る)

持つことが重要だと思います。

RT @appy66 洗練されたと都会的なとおしゃれなどの形容詞ってブランドパーソナリティの指標で使用するが質問票設計者の意図は本当に被験者に理解されているのだろうか?形容詞(言語)によるイメージ把握って難しい。形容詞の代わりに画像や映像音楽などを活用する技術を整備しなければ。

●このような創造力の発揮によって、日本発信の新たな調査方法論の考案が期待されます。

欧米から導入した方法ばかりを使わないで自前の方法論の開発が望まれます。


●もう1つの期待は、これと関連しますが、このような自前の開発が

井の中の蛙にならないためには、「英語による情報発信」が不可欠です。

話題の楽天やユニクロの社内英語化推進ではありませんが、

ツールとしての「英語」力の強化は、MRの分野でも例外ではないと思います。

日本語で書いたものが英語に自動的に正確に翻訳されるようになれば


この問題は解決されるのでしょうが。

ご存知にように、そう簡単にはいかないようです。

とりあえずは「英語」力を強化するしかないでしょう。


このための訓練として、例えば、Twitterは便利です。

そして、ブログによる情報発信や意見交換が必要です。

さらに進めば、海外のリサーチ関連会議での発表があります。

自前での開発した方法の有効性を検証する意味でも、それらの英語による発信が必要です。


他の国のリサーチャーに認められれば、その有効性は確かなものになります


●私自身も、次世代リサーチャーの期待するだけでなく、

自らもリサーチにおける創造力の発揮と、

英語によるリサーチについての意見を世界に発信できるように努力してゆきたいと思っています。


◆ツイッチャーの会8月勉強会の開催報告 

●先週の25日(水)、ECナビのアジトをお借りして、英国のオンラインMR会社、

ブレインジューサー社のマルチクライアントMROCについて、

MROC研究会(代表岸川)として説明を行いました。

昨年10月にシカゴで開かれたESOMARのONLINE RESEARCH 2009

(ONLINE PANELS AND BEYOND)で、ブレインジューサー社の

Jame Kennedy氏がOnline community platformsを発表して以来、

興味をもってMROCの進展をウオッチしてきました。

毎週金曜日、午後19:00から、MROC研究会を行っています。

ご興味のある方はぜひご参加下さい。

その成果を今回発表しました。

発表スライドは、http://www.slideshare.net/MROCJAPAN/mroc

画面が暗くて音声も少々聞きづらいですが、当日のUSTREAMは、http://www.ustream.tv/recorded/9138979

絶妙に顔がわからないように映っています。。。

以上は、MROC研究会メンバーのRPAのDavy Chen氏が用意してくれました。多謝。

内容の感想について、下のリサーチ・ブロゴスフィアの中の

「マーケティング・リサーチの寺子屋」さんも取り上げてくれていますのでご参照下さい。


◆Ray Poynter, ’The Handbook of Online and Social Media Research: Tools and Techniques for Market Researchers’がついに発売(HOSMR)

下のブロゴスフィアのThe Future Place Blogでもお馴染みのイギリスのリサーチャーである

レイ・ポインター氏の注目の本がイギリスで先行発売されました。

上の先週の勉強会でもMROCについて書かれた第11章について早速、紹介しました。

このブログでも、1章ずつ著作権を侵害しないように、

概要的内容の紹介をしてゆきたいと考えています。

WEB2.0動向に対応するMR2.0の最新動向をフォローすることができます。

今回は、まず「目次」から。

441頁の本です。



まえがき

イントロダクション

パートI オンライン定量調査

1.オンライン定量調査概要

2.WEBサーベイ・システム

3.オンライン・サーベイのデザイン

4.パネルとデータベースの活用

5.オンライン・サーベイの運営と、パートIのまとめ

パートII 定性調査

6.オンライン定性調査概要

7.オンライン・フォーカス・グループ

8.掲示板グループとパラレルIDI(詳細面接)

9.その他のオンライン定性調査と、パートIIのまとめ

パート III ソーシャル・メディア 

10.リサーチツールとしての参加型ブログ

11.オンライン・リサーチ・コミュニティ/MROCs

12.ブログとバズ・マイニング

13.その他のソーシャル・メディア・トピックスと、パートIIIのまとめ


パートIV リサーチ・トピックス

14.専門家リサーチ分野

15.WEBサイト・リサーチ

16.リサーチ手法とアプローチ

17.マーケット・リサーチのビジネス

パートV ブレイキング・ニュース

18.ニューMR

19.トレンドとイノベーション

20.オンラインとソーシャル・メディア・リサーチ概要

用語集

その他の情報

参考文献

謝辞

索引


●私1人でやると時間をとりますので、ご関心のある方がおられましたら

ぜひ内容紹介にご協力下さい。

全部で20章あります。5人ぐらいいれば1カ月ですべての章の紹介が終わる計算になります。

また本書の内容を読んで、一緒に中身について議論をしてゆく

「HOSMR研究会」ご参加ご希望の方もよろしくお願いします。

両方とも原書がなくても大丈夫です。
連絡先です:http://www.experidgejapan.com/contact/



週刊リサーチ・ブロゴスフィア

Weekly Research Blogosphere



*1週間の世界中のリサーチ関連の主なブログ・テーマを簡便に

レビューすることができる「週刊リサーチ・ブロゴスフィア」です。

興味をもたれたブログの詳細は、リンク参照。

⇒は投稿に対する個人的コメントです。

◆先週(8月22日-8月28日)の1週間分の世界のリサーチ・ブロゴスフィア

今回は、23ブログの25投稿をレビュー

通常、週末に行うこの「世界中のブログ・レビュー」作業。

最近は3週間分をため込んだおかげで、80を超えるレビューが続きましたが、

今回は1週間分で、書く方にとっても

(1日で80を超えるブログのレビューをするのはかなり疲れる)

また、読むほうにとっても、今週はお互い楽なものになりました。。。

でも文字にすると結構な分量になりました。


今週のお奨めブログは、7番目のA Daily Digital Newspaper, The NGMR Daily

を発行したことの告知ブログです。



《海外編》


1.Jeffrey Henning 's Vovici


1.X Marks the MR Spot: Abbreviate 'Market Research' as MRX (8/22)

MRの代わりにMRXを用いることの提案。

MRには、Medical Records, Management Review and Magnetic Resonance

などの略語があり紛らわしい。

2.Beyond Traditional Data Collection (8/24)

サーベイを実施する前に、既存の入手可能なデータの確認、分析によって、

調査数を減少させたり、よりよいサーベイを行うことができる。

3.Tips for Defining Community-Member Profiles (8/26)

MROCメンバーのプロフィール・データの必要性について。

質問項目を短くしたり、クロス集計やセグメンテーションを行ったり、

サブグループの調査を行うために。


2.Joel Rubinson on Marketing Research


4.Eight Brand-Building Ideas in a Digital Age (8/24)

デジタル時代におけるagile brand marketerが考慮すべき8つの「ブランド構築アイディア」の提案。

①ブランドの品質や特徴ではなく、ブランドが何を所有(Own)しているかが重要、

②solutions-based shopper marketingによって、店頭で買わせるように差別化する理由を提供する、

③ブランドについてのすべてのシグナルをリスニングする、

④バーチャル・オーディエンスと多くの時間を共有する、

⑤ブランドとのインターラクティブな関係を促進する、

⑥ブランド経験においてサービス要素を付加する、

⑦人々の生活をシンプルにするように貢献する、

⑧デジタル時代におけるブランド成功の事例のシグナルを常に幅広くモニターする。


3.Research Rockstar

5.Market Research Project Disasters: Common Cause #1 (8/25)

リサーチ・プロジェクト失敗の原因の1つ: 「目的が不明確」

その原因は、①不正確(目的が高度のレベルで語られ複数の解釈が可能なように、

あいまいになる)、②多くの目的を含んで範囲が非現実的。


4.Tom H. C. Anderson - Next Gen Market Research

6.Ice Making and DIY Market Research (8/21)

DIY(Do it Youself)調査と、製氷とのアナロジー。

氷は昔は湖で作られたけれでも、やがて氷を保管する場所が生まれ、

その後冷蔵庫ができてみんなが家庭で作れるようになった。

冷蔵庫を作った人は、湖で氷を切っていた人でも、氷を保管していたひとでもなかった。

前者が出現して後者のビジネスは消滅した。

調査もオンラインやツールが発展して(調査の専門家でなくても)自前でできるようになった。

DIY調査は、伝統的な調査業者の存在を脅かす?


7.Announcing NGMR Twitter Daily Newspaper (8/22)

Next Gen MR(NGMR)メンバー(世界中で9,000人が参加)のブログ一覧http://www.nextgenmr.com/

これは参考になります。時間があるときにレビューしたいと思います。

さらに今回、NGMRメンバーのツイートを自動的に収集した

A Daily Digital Newspaper, The NGMR Dailyを発行したことの告知。http://paper.li/NextGenMR

Twitterで英語でツイートして、ハッシュタグをつけるとあなたのツイートも編集されるそうです。#NGMR

8.Next Gen Market Research DJ Meme (8/23)

Market Researchers Should be DJ’s

today’s researchers need to know more than methodology, they also have to engage!

9.Survey Respondent Video Meme (8/24)

Tolunaのオンラインパネルへの参加についてのビデオ

10.The ISSO Titanic (8/25)

Next Gen market Research Meme応募作品

11.Hispanic NGMR Video Meme (8/26)

Next Gen market Research Meme応募作品

12.Text Analytics Pros Daily (8/27)

LinkedInの中のグループData & Text Analytics Professionalsについて。

上の7同様に、このグループメンバーのツイートをまとめたText Analytics Pros Daily.

#DTAPのハシュタグをつけてツイート。http://twitter.com/TextAnalysisProをフォロー。



5.The Future Place Blog


13.Using eBay to sell my book (8/24)

彼の新著The Handbook of Online and Social Media ResearchのeBayでの販売について。

14.A global virtual conference – later this year (8/27)

“What will be the key NewMR themes in 2011 and 2012”を

テーマに年内にバーチャル会議を行う予定について。



6.Blackbeard Blog

15.With Great Engagement Comes Great Responsibility (8/23)

community engagementについて。


7.Random Sampling

お休み

8.Straight Talk with Nigel Hollis

16.Is 500 million a big number? (8/23)

フェイスブックのアクティブユーザーが5億にいることと、

あなたの会社のブランドとは関係がない。

あなたのブランドにとって、オフラインで多くのファンをもっていないのであれば、

フェイスブックでのあなたのブランドの存在を高める前にやることがあるはず。



9.LoveStats

めずらしくお休み(いろんなブログでコメントを投稿していたけれども)

10.The Survey Geek 

お休み

11.Insites Blog

17.Research Superstar (8/23)

Insites Consutling社のTom De RuyckがESOMAR Research Superstarに指名され、

ESOMARの会議でwhy researchers should become dj’sについて発表を行う予定のついて。


12.The Researcher's Perspective


18.Market Research Departments: The Hero of the Market Research Story (8/25)

調査業界は今大きな変化が進行中である。

クライアント内の調査部門へのプレッシャーは大きくなっている。

予算、プロジェクト管理、社内クリアントのサポート、サプライヤーの管理などの

従来の課題に加えて、

①社外の情報源の増加、

②未承認の調査の増加、

③調査会社からの受注を求める声の増加sales-hungry research suppliers、

④ソーシャル・メディア・リサーチ評価の時間不足、

⑤リサーチ・ポリシーの設定の必要、

⑥社内クライアントの外部でのさまざななリサーチサービス存在の認知、

⑦無料調査の存在

リサーチ部門の機能の再認識の必要

①プロジェクト管理、

②リサーチポリシーの設定と実行、

③リサーチリソースの整備、

④社内訓練。

多くのリサーチ部門は①に多くの時間を取られている。②ー④にもっと時間を割くべき。

そのためには、

①リサーチャーの教育を行う、

②既存のサプライヤーとの関係を見直す、

③自動化の投資を行う、

④社内での協力関係を強化する。

本当の敵は「現状維持」である。


13.Future of Insight

お休み


14.Voices of CMB


19.Four Places to Use Market Research in the Product Development Cycle (8/26)

製品開発におけるリサーチについて。

20.Three Ways to Keep Your Tracking Research From Getting Stale (8/23)

トラッキング調査を何回か繰り返しているとあまり結果が変わらず

そのデータ価値が低下してくる。

それを防ぐ3つの方法を提案。

①次回のトラッキング調査では何に焦点を置くべきかについて、

関係者の間の十分な合意をとっておく。

②レポートが焦点をあてるべき分析ポイントについて会議を開いて

十分議論を行う。その場合、意思決定を行い具体的アクションをとるマーケターが、

理解しやすくアクションがとりやすいように、

大量の図表や数字でなく、ストーリーを語ることが重要。

そのためには、「仮説」の設定がポイント。

③常に柔軟性をもつこと。市場や消費者の変化に応じて、

新たな問題の発見と解決のために、トラッキング調査を設計・実施することが重要。


15.The Forrester Blog


21.1 + 1 = 3. Why Research Vendors Should Collaborate (8/24)

レポーティング・システムについてのベンダー同志の協力の必要性について。

調査結果が有効に生かされる方法の1つは、

マネジメントが簡単にわかりやすく調査結果を見て理解して

活用できるようにすること。

ダッシュボードのような形であるベンダーは

そのようなシステムを提供し始めているけれども、

そのシステムでは、他のベンダーが行った調査結果の提供はできない。

1つのシステムで、すべての(ベンダーが行った)調査結果を

マネジメントが簡便に見れるシステムの構築を目指して、

ベンダーは協力する必要がある。

22.The Data Digest: Cross-Channel Media Usage (8/27)

Technographics® surveysから、新旧のメディア利用の実態について。

Weather Channelメディアの場合、TVとオンラインの併用や、

オンラインだけの利用率が、ABCやESPNなどの他のメディアに比べて高い。




《国内編》


みなさん、夏休みのようです。

そんな中で、「寺子屋さん」がツイッチャーの会の勉強会のレビューをしてくれています。感謝。


16.MARKETING RE-SEARCH BLOG

お休み

17.Marketing Research Watch

お休み

18.マーケティング・リサーチの寺子屋

23.MROCを考える (8/28)


19.tanoue40's Blog

お休み

20.アウラなブログ

お休み

21.マーケティング・リサーチャーの生態

お休み

22.みんなのMR.COM

24.ツイッチャーの会8月勉強会は今週、水曜日です。(8/23)

23.Digital Consumer Planner's Blog

25.オフラインとオンラインのクチコミ (8/26)


************************************

《このBlogは毎週月曜日中に更新されます。月曜日がお休みの時は火曜日中です。また臨時に更新されることがあります》

2010年8月23日月曜日

ツイッチャーの会8月勉強会は今週、水曜日です。




《第30回》


●昨年の11月28日から初めて、今回で30回目を迎えました。今後ともよろしくお願い致します。


今週のTOPICS



ツイッチャーの会8月勉強会の開催 

●今週の25日(水)、ECナビのアジトにて19:30より、英国のブレインジューサー社の
マルチクライアントMROCについて説明を行います。

あわせて、MROCの可能性と限界について活発な議論をすることができればと思います。


 
週刊リサーチ・ブロゴスフィア

Weekly Research Blogosphere



*1週間の世界中のリサーチ関連の主なブログ・テーマを簡便に

レビューすることができる「週刊リサーチ・ブロゴスフィア」です。

興味をもたれたブログの詳細は、リンク参照。

(土日前後でアップされたものは次週にまわすことがありますのでご了承下さい)

⇒は投稿に対する個人的コメントです。



◆先々週と先週(8月2日-8月22日)の3週間分の世界のリサーチ・ブロゴスフィア

23ブログの87投稿をレビュー


《海外編》

1.Jeffrey Henning 's Vovici


1.Correlation: A Building Block to Survey Analysis (8/2)

相関の重要性について。

2.Response Styles by Country(8/3)

国による回答傾向の違いについて。

3.Ethnography and the Quest for Consumer Meaning (8/4)

①エスノグラフィとは:

定性調査の1つ方法であるけれでも、目的の点で他の方法と異なっている。
それは社会的集団とその行動や態度を内側から経験することを目的としている。
毎日の生活を真に理解することができれば、エスノはビジネス上の意思決定の
パワフルでインサイトフルなツールである。

②なぜ重要なのか:

エスノは言葉に表れない表面下の思考を発見することによって、人々が毎日の生活で
実際に行うことを理解することができる。

③サーベイよりもすぐれているか:

サンプル数の少なさによる時間とコストの効率の悪さがあるけれでも、
サーベイでは見れないブランドと消費者の関係性を観察や相互作用、参加によって
深く知ることができるメリットがある。

4.Market Researchers on Twitter: The #MRX Community 10 Days In (8/5)

ツイッターとリサーチャーについて。

5.Employee Satisfaction and Stock Performance (8/6)

Russell Investment Groupの従業員満足調査について。

6.New Insights from Old Lessons: Research Roundup (8/7)

ブログのレビュー。

友人のニール・ゲインズのブログが選ばれる。 Crystal Balls or Navel Gazing? by Neil Gains

7.Brands are not Magic Words (8/9)

Vovici social media listening survey結果から。

8.The Horror of Customer Feedback (8/11)

BB Cline-Thomas, a senior project manager in Vovici's services departmentの寄稿。

9.Idea Voting Communities: The Challenge of Prioritizing (8/12)

MROCにおいてだされた多くのアイディアのランキングの方法の提案: 一対比較

10.A Research Community by Any Other Name Would Smell(8/14)

MROCはリサーチを目的としたコミュニティ。単一の目的設定が望ましい。

11.I Chase the Bright Elusive Butterfly(8/15)

リサーチャーを喋の採取にたとえて。

定量リサーチャー:喋を分類収集する。代表的な喋を探す。
エスノやソーシャルメディア・リサーチャー:喋を観察する。
コミュニティ・リサーチャー:喋の間の相互作用を観察するために蝶の家を作る。

12.Empanel Customers without Their Permission(8/16)

代表性を保つためにすべての顧客をパネルに登録することの推奨。

13.Customer Satisfaction Segmentation: Back to the Basics(8/18)

顧客満足調査におけるCSAT 質問について。

14.Under the Magnifying Glass (8/21)

今週のTwitterの話題から。


2.Joel Rubinson on Marketing Research


15.Does your brand have a cold wet nose? (8/12)

ブランドヘルスは、そのブランドの将来を占う上で重要。

それゆえに、特にデジタル時代において、単にヘルスチェックのトラッキングだけでは、
ブランドヘルスを十分に理解するには、不十分であるとの主張。

⇒いつも含蓄のある内容。現状の年1回ぐらい行われる(行わない企業もある)
お決まりのブランド診断のトラッキング調査(認知や購入・使用経験率、イメージ評価などを測定)の有用性についての問題提起。

デジタル時代には、日々交わされるブランドについての会話のモニタリング(リスニング)
などの必要など360度の日々の診断が必要。


 3.Research Rockstar


16.Computer-Based Training for Market Research Excellence (8/1)

リサーチ・ロック社が行っているコンピュータによるトレーニングについて。

17.How to Write a Market Research RFP (8/5)

リサーチのRFP(Request For Proposal/提案依頼書)の書き方について。

18.Ideas for a Survey Grading Site(8/5)

調査票を評価する制度をつくる提案。

19.The Market Research Department: Much More Than Project Management (8/17)

メーカー(あるいはサービス業)のリサーチ部門は、調査プロジェクトの遂行に追われ
ー多くはマーケティング部門からの調査リクエストに対する仕事ー、
イノベーション的戦略業務に携わる時間がないことの問題提起。

⇒メーカーでのリサーチ・マーネジャーの経験からもこのことは実感しています。
確かにマーケティング部門からのリクエストの答えてその解を出すための
調査プロジェクトを外部の調査会社のサポートを借りて行い、
ビジネスの意思決定に関与することは、大きなビジネス貢献です。

しかし、それだけでは、ビジネスを成長に導き、マーケティングを変えるだけの
リサーチを遂行してゆくには不十分です。MRのイノベーションが常に求められます。。。

「既存の調査プロジェクとの有効化・効率化」と「自社MRのイノベーション化による
ビジネスへの貢献度アップ」の両方が、マーケティングのそれぞれの分野
ー①製品開発、②ブランド&コミュニケーション、③顧客経験&顧客ロイヤルティ、
④ショッパーインサイト&販売促進ーで必要です。

20.Letter to Client-side Researchers (8/20)

クライアント社内で行われるDIY調査に関連して。


4.Tom H. C. Anderson - Next Gen Market Research


21.ISO for Market Research… (8/1)

MRのISO問題。

22.Market Research Dinosaurs (8/3)

「オンラインリサーチやソーシャル・メディア、データマイニング、テキストマイニング、リンク分析を知っていますか」
「なんだか複雑そうなので、その代わりにISO証明書をとることにしよう」

とISOを皮肉った内容。

23.Today’s MR ISO Motivational Poster (8/3)

これもMRのISO問題に関連して。

24.MR ISO - Resistance is Futile! (8/4)

これもMRのISO問題に関連して。

25.Market Research ISO Lemmings (8/5)

これもMRのISO問題に関連して。

26.True Nature of Market Research ISO (8/6)

これもMRのISO問題に関連して。


27.Monday Morning NGMR Memes (8/9)

NGMR market research memes応募作品。

28.How to Become a Top Influencer on LinkedIn (8/11)

LinkedInが導入した新しいgroup user interfaceに関連して。

29.Monday Morning NGMR Meme (8/16)

NGMR market research memes応募作品。


30.Focus Group Zombies(8/17)

NGMR market research memes応募作品。


31.More Market Research Zombies (8/18)

NGMR market research memes応募作品。


32.Market Research Needs ISO (8/19)

NGMR market research memes応募作品。



5.The Future Place Blog


33.Is there a role for satire in LinkedIn discussions? (8/4)

LinkedInでの議論において、事実や議論を行わない単なる皮肉やからかいを
すべきでないことの主張。

34.Hawthorne Effect – TARSK 4 (Things all researchers should know) (8/4)

リサーチャーが共通理解として知っておくべきことの第4回:ホーソン効果(実験)について

35.Poor client service in market research, whose fault? (8/5)

Steve Gatt, economic and insight manager at Volkswagen Groupがインタビューで、
「調査会社のサービスは不十分で、満足していない」とコメントしたことについて。

100頁以上の報告書を提出する調査会社への批判に対して、そういう調査会社を
選定した調査バイヤーとしてのGatt氏側への批判。

クライアントへの3つのアドバイス。

⇒記事の下のコメントも参考になります。

クライアントは1つの調査会社に多くのプロジェクトを集中させる傾向については、
理解できます。多くの調査会社に分散させるよりはコントロールしやすく(担当者も楽)、
業界・カテゴリー知識も集約できるメリットがあります。
しかし、これが弊害を生んでいるという指摘もあります。

36.Inattentional Blindness – TARSK #5 (8/6)

リサーチャーが共通理解として知っておくべきことの第5回:不注意による見落としについて


37.Some thoughts on insight (and bicycles) (8/7)

Tom Ewingのブログ(46番)に関連してインサイトの考察。
Most research needs are not met by insight, they are met by information

38.The Ford Edsel – TARSK #6 (Things all researchers should know) (8/9)

リサーチャーが共通理解として知っておくべきことの第6回:フォード・エドセルについて


39.What is a hole count? – TARSK 7, Things all researchers should know (8/17)

リサーチャーが共通理解として知っておくべきことの第7回:ホールカウントについて


40.Betamax vs VHS – TARSK #8, things all researchers should know (8/13)

リサーチャーが共通理解として知っておくべきことの第8回:ベータとVHSについて


41.Sawtooth Software – using it for a straightforward job (8/16)

Sawtooth Softwareについて。

42.The Tuskegee Experiment, the evolution of ethics, TARSK9 (8/17)

リサーチャーが共通理解として知っておくべきことの第9回:タスキジー実験について


43.Survivor Bias – #TARSK 10, things all researchers should know (8/18)

リサーチャーが共通理解として知っておくべきことの第10回:生き残りバイアスについて


44.The Handbook of Online and Social Media Research (8/19)

著者のThe Handbook of Online and Social Media Researchの発売について。

45.In Praise of PowerPoint (8/20)

プレゼンのパワーポイントと使用する理由。


6.Blackbeard Blog


46.A Brief And Biased History Of Insight (8/2)

インサイトの考察。

You know insight when you see it. It’s the thing that makes you feel good about a piece of research work; it’s the “yes!” moment in a report; it’s the bit that has you jumping out of your chair and pacing up and down with the implications.


47.Useful Abstractions (8/4)

前回ブログへのDiane Hessan のコメントI actually love the word “insight” because it raises the bar for all of us.に関連して。

48.Slimline Data, Plus-Size Analysis  (8/13)

イギリスの婦人服のサイズをめぐる数字について。

One in four women size 18 and above, research shows


7.Random Sampling



お休み



8.Straight Talk with Nigel Hollis


49.The real reasons behind the viral success of Old Spice (8/1)

Old Spice’s ”The Man Your Man Could Smell Like” (TMYMCSL)広告の成功理由。

50.The tyranny of brand success (8/8)

成功したブランドが抱える投資を続けなければいけないリスク。

51.Does your brand need life support?(8/16)

ブランド維持における差別化とポジショニングの重要性の検証。


9.LoveStats


52.#MRXchat: The first of many more successful MR chats!(8/1)

#mrxchatでのTwitter上での最初のMRについてのチャットの報告。

今後も毎月第1日曜日の午前8時と午後8時(US東部時間)に実施予定。(日本時間は、日曜日夜の9時と月曜日午前9時)。次は9月5日(日)。

⇒おもしろい試み。日本でも行いたいところですが、参加者が集まるかどうか。。。

53.It’s a wonderful life(8/6)

著者がConversition Strategiesに参加した理由。

54.Kama Sutra Statistics(8/8)

著者のTwitterでのアカウント名のLoveStatsの意味は、 I love statistical analysis.

55.Why market researchers can never be marketers(8/10)

リサーチャーは対象者の権利を擁護する立場で、営業活動を行わない点で、マーケターとは一線を画すべきだと主張。

sug 市場調査に見せかけた営業活動(selling under guise)
mug 市場調査に見せかけたマーケティング活動(marketing under the guise of research)

⇒意見が分かれるところ。コメント欄でも反論ありー営業と一線を画する立場が調査の有効性を
損なう結果になっている。私もこの立場に賛成。もっとリサーチャーはマーケターになるべきだと
感じます。「販売のためのリサーチ」の立場を支持。

56.Winning big with bull and losing big with brilliance(8/13)

「ブランド」の重要性についてー良い製品だけではダメでマーケティングが重要。

有名なバイオリニストが高価なバイオリンを持って、DCの地下鉄で、バイオリンを引いても誰も見向きもしなかった例をあげて。

57.Only crazy people are on twitter(8/16)

ソーシャル・メディアを使う人は、一部のクレイジーな人だという意見への反論。

58.Laugh at yourself and then cry at our flailing industry (8/18)

調査の品質問題について。


10.The Survey Geek 


59.So much for robopolls (8/2)

RDDについて。

60.Insight (8/4)

Tom Ewing's Blackbeard blog(46番)へのコメント。

61.Are we there yet? (8/18)

Will Listening Trump Asking?への意見。

62.Mastery, Mystery, and Misery (8/19)

Webサーベイについて。



11.Insites Blog

63. 10 Commandments of Contemporary Market Research (8/5)

消費者の変化(①発言力のアップ②オンラインとオフラインのコスモポリタン的存在
③共同クリエータ④情緒的存在)に対応したリサーチの進化の必要性。

リサーチに対する10の将来ビジョン

①消費者の会話やストーリーを重視する、
②参加者の発言の機会の増大させる、
③参加者にアクティブな役割をさせる、
④方法論の適用により分散した消費者行動を理解する、
⑤融合デザインにより消費者を360度理解する、
⑥リサーチプロジェクトの目的を明らかにし、クライアントを参加者にオープンにする、
⑦参加者への結果のフィードバックを行う、
⑧データをリサイクル利用する、
⑨リサーチャーと参加者との信頼関係を深めて、情緒的インサイトを見つける、
⑩リサーチャーはDJの役割を果たす。

64.Three ESOMAR Excellence Award nominations for InSites Consulting (8/9)

ESOMAR Excellence Award for Best Paper候補に、Insites Consultingから3つ選ばれたことの報告。

65.Last night a DJ saved my life! Or why researchers need DJ skills(8/12)

リサーチャーにはDJのような役割が求められる:伝統的なものと新しいものをミックスし、
オーデイエンスを理解し、彼らを盛り上げる存在。

66.Online group discussions: my story (8/17)

オンライン・フォーカス・グループスについて。(オンライン・グルイン)

オフラインと比較して、

①参加者は同様にオープンで自発的に発言する、

②プロジェクティブ手法を使ったり、マテリアルを見せることができるので、内容の深さについては問題はない。8人の参加者への対応も大丈夫、

③クライアントも好意的で高い関心を示している。オフィスや家庭からセッションに参加して
追加質問を行うことが可能、で両者の違いは見られない。

67.Today, my enthusiasm was triggered by…(8/18)

Mappiness iPhone Appについて。



12.The Researcher's Perspective

68.Lose a Mayoral Post, Gain a Contact(8/4)

Foursquareの使用について。

69.The Market Research Conference Circuit  (8/11)

著者がAAPOR, AMA, ARF, CASRO, ESOMAR, MRA, PMRGTTRAなどの.「会議」に
出席する理由。

70.Spies Like Us (8/18)

アメリカの人々の生活のスパイ活動としてのsocial media market research


13.Future of Insight


71.Burke Institute Embraces the Future (8/11)

The Burke InstituteのNext Generation Qualitative Toolsのコースについて。


72.You may be assimilated.(8/11)

IBMのSPSS買収や、ニールセンとマッキンゼーのNMインサイト社設立を例にあげ、
広範な情報分析力強化ーインサイト・エコシステムによるコンサル業界の今後の動向
について予測。



14.Voices of CMB


73.Market Research Shows Meaning is Critical to "The Good Life,” Regardless of Age (8/2)

MetLife Mature Market Institute studyの紹介。

74.Common Barriers to Investing in Social Media (8/5)

Chris James, AMD’s social media strategistのウェビナーに関連して。

75.Mad Men Shines a Light on the Agency/ Market Research Disconnect (8/5)

クリエイティブとリサーチの乖離の問題について。
①分析的でリスク低減vs.自由表現と無限の創造、②数字と創造的ストーリー、
③プライド、④目的の明確化と共有化

76.Mining the Subconscious: How do you translate a business strategy into an emotion?(8/9)

エモーションは、合理的思考に先行する。エモーションによってなされた決定は、
合理的思考によって、正当化される。戦略をいかに情緒的なものに変換することができるか。

その調査の手法として、①投影法、②ラダリング、③マイアンドマップを紹介。

⇒戦略実現における情緒的要素の重要性を指摘。製品開発と販売促進の両面において、
情緒的ドライバーの発見は重要である。

77.Glad Our Nation’s Teens are in Good Hands(8/11)

Allstate’s latest education initiative “X the TXT”について。

78.Forget the Pizza, It’s the Domino’s Customer Experience That Wins(8/18)

顧客経験jとしてのDomino's Trackerへの賛辞。

79.Upcoming Conference Presentations: The 2010 Market Research Event(8/20)

10月8日ー10日にサンデイエゴで開かれる2010 Market Research Eventの紹介。


15.The Forrester Blog


80.Device Adoption Made Simple(8/4)

Benchmark Data Overview reportについて。

81.Data Digest: Which Features Do Consumers Want on Their Next Mobile Phone? (8/6)

次のIphoneに期待する特徴のトップは、価格が安くなること。(Technographics® data から)

82.The Data Digest: A Deep Dive Into Asia Pacific Consumers' Online Behavior (8/13)

2009 APAC Deep Dive reportの紹介。日本はショッピング利用が多いのが特徴。

83.The Data Digest: Do Consumers Want To Co-Create With Companies?(8/20)

オンラインを利用しているUSの成人の61%が企業との協働を希望している。
特にコンピュータやTV業界への参加希望が多かった。
しかし、トピックや謝礼、時間などの問題を消費者の視点からアピールのあるものにして
おくことが重要。



《国内編》



16.MARKETING RE-SEARCH BLOG


お休み


17.Marketing Research Watch


お休み


18.マーケティング・リサーチの寺子屋


84.『課題解決!マーケティング・リサーチ入門』 (8/6)

●書評
「リサーチャーが、このような知識をベースに持ち、リサーチユーザーと議論をできることが、
マーケティング・リサーチをより有効なものにしていくのです。」


19.tanoue40's Blog


お休み


20.アウラなブログ


85.「つながり」のないリサーチ(8/17)

●「リサーチがリサーチャーと対象者との「協同作業(つながり)」であった牧歌的時代のハナシ。」

86.論理チェックの落とし穴 (8/19)

●「調査は事実の厳密な測定が第一の目的ですが、意外な発見や気づきもあればうれしいものです。行き過ぎた論理チェックはこの可能性を極端に小さくしてしまいます。論理的ならざる消費者
意識や行動を測定するためには一定程度の「ゆるさ」が必要なのでしょう。」


21.マーケティング・リサーチャーの生態


お休み


22.みんなのMR.COM


お休み


23.Digital Consumer Planner's Blog


87.リスニング・ソリューション: フル・サービス・リスニング・ベンダー③  (8/19)



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《このBlogは毎週月曜日の午前中に更新されます。月曜日がお休みの時は火曜日の午前中です。また臨時に更新されることがあります》

#150 レイ・ポインターのMR白熱教室2015 第4回(最終回)報告

<第149回> レイ・ポインターのMR白熱教室2015 第4回(最終回)報告 2015年6月23日 ● 第4回目のテーマは、 『データからストーリーテリング』 でした。 ● 7月にレイとの懇親会を予定しております。世界のMRのソート・リーダー(thought ...