2010年11月1日月曜日

イベント! イベント! イベント!




《第40回》


今週のTOPICS



◆イベント! イベント! イベント!


第6回ツイッチャー勉強会を開催。

先週の10月27日(水)、Do Houseさんの会議室をお借りして、恒例の月1のツイッチャーの会
第6回勉強会を開きました。


お題は、株式会社インフィールド・デザインのビジネスファクター佐々木仰氏による


エクスペリエンスデザインと観察調査」でした。

ブログでのレビュー参照。みなさん、ブログでのレビューありがとうございました。
またツイッターでの感想もありがとうございました。

1)エスノグラフィックインタビュー再び (10/29)

2)エスノや観察主義は流行ではない (10/28)

3)エスノグラフィックリサーチを知る (10/28) *カラー字の多くのところにリンクがあります。


お話の柱は次の3つでした:

1)傾向ではなく実感から発見する、

2)現象の背後にある「大きな課題:を追求する、

3)製品開発プロセス自体を変える。


今週もやります!

ツイッチャーの会11月勉強会(第7回)は、今週11月5日(金)です。

「『課題解決!マーケティング・リサーチ入門』をどう読むか」と題して、



2010年に出版されたマーケティングリサーチ本の新刊について、編著された

中央大学大学院の田中洋教授にお話し頂きます。

お申し込みはこちら 田中教授への事前質問も受け付けております。
送付先 info@experidgejapan.com

タイトル通り、本書の成り立ちや狙いなど、本書の読み方について説明していただきます。

また、先生にお願いして、質疑応答の時間をたっぷりとってもらいます。

この機会に、調査の現場の声をどんどんぶつけてください。


*当日の本の割引販売とUST実況は未定です。

もう1つ。

(株)クロスマーケティング社の「クチ・メディアの真の価値とは!?」マーケティング実践セミナーの申し込み締め切りが、今週11月5日(金)です。

お申込みはこちら

スピーカーは、9月にツイッチャーの会勉強会で講演していただいた(株)ぐるなびの喜山荘一さんです。


ちなみに、私もパネラーとして参加致します。



◆海外でも。。。

Tribe.con 2010が10月28日にUSニューオリンズで開催。

・オンライン・コミュニティ作りについての会議

ツイッターは#tribecon

ARF Industry Leader Forum 10月28日NYで開催。

リサーチの変革についての会議
CEO views consumer insights as the most profitable oxygen to drive strategy

the head of research sits at the head of the table in the CEO’s kitchen cabinet

research buyers pay research sellers on the basis of the value of the insight

the future skills or successful researchers begin to include story-telling, anthropology, behavioral economics, and data x-ray vision

ツイッターは#arfilf10

Forrester Consumer Forumが10月28日と29日、シカゴで開催。

・フォレスター・リサーチ主催のソシャルメディア活用についての会議

アジェンダ

・Communispaceが今年度のForrester Groundswell Awards を受賞。

・ツイッターは#FCF10


               



 今週のHOSMR




・Ray Poynter, ’The Handbook of Online and Social Media Research: Tools and Techniques for Market Researchers’の内容紹介メモ(著作権の侵害をしないように、独断と偏見によるポイントの要約)の第8回目です。


・今週は、

第10章 オンライン・リサーチ・コミュニティーズ/MROCs(エムロック) 


1 MROC概観

2.MTOCの分類

2.1 短期コミュニティ

・3日から3カ月

・30人から500人

・典型例:1-2週間、毎日(週末を除く)行う

2.2 長期コミュニティ

・複数の調査課題

・6カ月以上

・週間ベースの調査

・100-1200人

・エンゲージメントの養成

2.3 オープン・コミュニティとクローズド・コミュニティ

・クローズド=プライベイト・コミュニティ

・招待制によるリクルート:ログインとパスワードが必要

2.4 謝礼

・参加して貢献したことに対する「情緒的・心理的報酬」が重要

・インセンティブの種類と配分の方法

2.5 モデレーション:エージェンシーかクライアントか?

・基本的にはエージェンシー=調査会社。しかしクライアントが関与する必要がある

2.6 リサーチ・コミュニティとハイブリッド・コミュニティ

・ハイブリッド:リサーチ以外にも主にマーケティング(WOM markeing)目的で使用

・例:P&GのVocalPoint、Tremor

MyStarbuckIdea

WePC.com

2.7 適正な参加人数

・コミュニティ意識の醸成上で、帰属意識や相互交流の点で、300人のアクティブ・メンバーが限度

2.8 リサーチ目的と参加者の発言とのバランス

3.MROC ツール

3.1 ディスカッション/フォーラム

3.2 投票とサーベイ

・投票(Poll):参加意識(Engagement)を高める

3.3 ブログ

3.4 オンライン・チャット

3.5 写真やビデオの投稿

3.6 コラボレーション・ツール

・ホワイトボード

・Wiki

・ポストイット

3.7 参加者のパーソナライズ

・プロフィール

・壁紙

・友人作り

・アバター

・ホームページ

3.8 エンターテイメント

・参加意識を醸成するためのエンターテイメント

・ビデオやゲームの活用

3.9 オフライン・イベント

・同様に参加意識の向上のため

・オフラインのグルイン

・企業の経営者層とのミーティング

・工場見学

4.MROCのデザイン

4.1 MROCのタイプ

・調査ニーズ(目的)とリソース(時間と予算を含む)

・短期か長期か

・オープンかクローズか

・参加者数: 特にアクティブ・メンバー数

4.2 MROCのルック&フィール(見た目や印象)

・プロジェクトごとにカスタマイズするか、同じフォーマットか

4.3 MROCツール

4.4 参加者のリクルート

・クライアントの顧客リスト

・オンライン・アクセス・パネル

4.5 契約条件

・MROCで得た情報の所有者の明示

・参加者に期待する内容の明示

・禁止事項の明示

・反コミュニティ行動の明示

・謝礼の方法の明示

・参加者条件の明示

・プライバシー保護やデータ管理方法の明示

・契約条件の変更の可能性の明示

5.MROCのモデレーションと管理

5.1 MROCモデレータ/マネジャー

・3人からなるモデレータ・チーム:ジュニアからシニアメンバーの混成

5.2 MROCプランの作成

・グルインの「ディスカッション・ガイド」に相当

・参加者へのメール送付

・MROCサイトへの投稿

・ディスカッション・トピック:調査目的との合致

・投票やサーベイ

・その他の作業

・短期の場合はより詳細なプランが必要

・途中で変更可能

・クライアントの関与が重要

5.3 短期MROCの管理

・参加者の期待の管理

・参加者の貢献度(アクティビティ・レベル)のモニター

5.4 ネガティブ意見への対応

・クライアントが恐れるネガティブ口コミのインターネット上での影響

5.5 参加意識の醸成

・フィードバック、とくにクライアントからの

・貢献度のモニターにより適宜対応

・参加者からの提案を聞く

・コミュニティは関係性

・投票質問に工夫


5.6 クライアントの関与低下への対応

5.7 インサイトの発見と報告

・コメントにタグをつける

・コメントに解釈をつける

・要約してもらう

・ポジーネガの判別

・情緒的判別(絵文字など)

6.MROC理論

・MRにおけるコミュニティの役割

6.1 人々がコミュニティに参加する理由

・参加者は何を求めているのか?

・どのような人々が参加しているのか?

・どのような人々が参加しないのか?

・Ferneley&Heinzeの研究

・コミュニティ参加者のグループ化:①社会参加追求派、②権力追求派、③無料追求派、④情報追求派、⑤情報ハングリー派、⑥趣味派、⑦オタク派

・さまざまな人がさまざな理由(動機)で参加

・動機を踏まえてリクルートを行う

6.2 参加者からみたMROCとその他の方法の比較

MROCと比べると、

・グルインの方がおもしろいし、モデレータが目の前にいることにより、より参加意識が出、やりがいがある

・オンライン・パネルの方が簡単

7.MROCの事例

・easyJetの事例

・CDWの事例

8.リソース

・ブログ

9.品質と倫理問題

9.1 標準的方法が存在しない

9.2 定性上の誤解

9.3 プライバシーと安全性

9.4 誤用

・ガイドラインの作成

・契約条件での規定

10.MROCの将来

11.MROCのまとめ

 もっとも急速に伸びている方法

 短期コミュニティが特定の調査ニーズにあうもので、その他のアドホック調査の代替えになる

 長期コミュニティは、本質的に従来の調査とは異なる

 MROCは、定性あるいは、定性と定量の組み合わせ。しかし定量は従来のランダム・サンプリングの枠組みではない

 確定した方法は存在しないので、現在ベストなものが次の年にはベストであるかどうかわからない

 他の手法が現れて、MROCがより発展、変化する可能性、あるいはそれにとってかわられる可能性もある

 テキスト・アナリティクスのソフトウエアの発展が1つのポイント

 MROC自体は、「MRの顔」を変えるものにならないかもしれないが、ディスカッションやリスニングの考えは将来のMRの主要部分である

 MROCはニューパラダイムやニューMRの1要素であることはまちがいない

 

週刊リサーチ・ブロゴスフィア


Weekly Research Blogosphere


*1週間の世界中のリサーチ関連の主なブログ・テーマを簡便に


レビューすることができる「週刊リサーチ・ブロゴスフィア」です。


興味をもたれたブログの詳細は、リンク参照。


⇒は投稿に対する個人的コメントです。


◆先週(10月24日-10月30日)の1週間分の世界のリサーチ・ブロゴスフィア


今回は、23ブログの37投稿をレビュー




《海外編》




1.Jeffrey Henning 's Vovici




1.Survey Trick or Treat: 7 Goblins, Ghosts and Gremlins to Avoid (10/25)


・調査の悪い例


2.A Method to the Madness: Weird Survey Techniques that Work (10/26)

・奇妙な調査手法について。
 
 
2.Joel Rubinson on Marketing Research



お休み




3.Rearch Rockstar



3.Market Research Budget Planning Tip 2: Conduct a Market Research Audit (10/25)


・調査予算の立て方のヒント第2回目

4.Tom H. C. Anderson - Next Gen Market Research


4.How to Gain a Thousand Brand Detractors in a Weekend (10/24)


・USのMRのISO問題について。

5.Back From BrandFestival 2010 (10/26)

BrandFestival 2010 in Budapestに出席して。





5.The Future Place Blog


6.Facebook language issues for the public sector in Wales (10/26)

・Facebook上での複数言語の使用問題について。7.Social Media Research workshop in London - November 5th (10/28)

・11月5日に行うSMRのワークショップの案内。


6.Random Sampling


お休み




7.Straight Talk with Nigel Hollis



お休み




8.LoveStats



8.Do not disturb (but only when it’s convenient for you)(10/25)

・トロント市長選に関連して、Do not call list問題について。

9.Hear me out: Let’s ban boring surveys (10/26)

・くだらない調査禁止のすすめ。
10.You are too old to understand social media so don’t even try (10/27)

・ソーシャルメディアリサーチャーの条件。

11.Six things that terrify me in market research #mrx (10/28)

・MRで驚くこと6つ。




9.The Survey Geek




12.The problem that won't go away (10/28)

・オンラインの問題点:人々はオンラインで会話をしたくない? 



10.Insites Blog


13.Meet The Joneses – How connected are you to your consumer? (10/25)

 InSites Consulting社が行うhow connected they are to their consumer調査への協力依頼。

14.Closeness to consumer, hype or sustainable reality? (10/26)

・MOA会議について。
15.MTV Cool Brands – Identify 2010 (10/28)

cool brands and advertising in The Netherlands on MTV’s Identify 2010 client eventについて。

 
16.Whatever you do, you are always competing with tomorrow (10/29)

 idea of Nextopia and the expectations society について。


17.QRCA Annual Conference 2010 (10/29)

・QRCA年次会議レビュー。


11.The Researcher's Perspective


お休み




12.Future of Insight



18.“Scraping”, Listening and Privacy (10/25)

・ニールセンの不正情報収集について。19.A new take on crowd surfing… (10/25)

crowd surfingツールSpencyについて。
20.Will MR Go to the Sims? (10/26)

・MRにおけるゲームの可能性


21.Research Transformation at the ARF (10/28)

・ARF’s Discovering Consumer Insights, Industry Leader Forumの報告。


22.“Foresight” (10/28)

・戦略的フォーサイトの必要性。




13.Voices of CMB


24.Who said B2B marketing isn't fun? (10/28)

B2B Marketing Summit in Bostonに参加して。



14.The Forrester Blog


25.The Data Digest: How Do LATAM Consumers Feel About PC Security? (10/29)

Forrester Technographics®調査から。

南米諸国におけるPCの安全性についての結果。





《国内編》





15.MARKETING RE-SEARCH BLOG




お休み




16.Marketing Research Watch




お休み





17.マーケティング・リサーチの寺子屋




お休み




18.tanoue40's Blog




お休み




19.アウラなブログ




26.デマ、うわさ、クチコミ、つぶやき (10/31)

・「本来的にはコミュニケーションを意識しない(むしろ拒否する)つぶやきが新しい「つながり」を作っている。」



27.エスノグラフィックインタビュー再び (10/29)


・ツイッチャー勉強会のレビュー




20.マーケティング・リサーチャーの生態改め「きまぐれ リサーチャーどうでしょう






28.リサーチ会社とスーパー〜コモディティ化からの脱却 (10/25)


・「リサーチ会社、。。。どこでも同じものが買えるし、品質も似たりよったり。そこで必要なのがブランディングなんです。」


29.定性調査は主観解釈である (10/25)


・「定性調査を実施する場合のポイントは


◎事前に仮説をできるだけ設定して、「着目すること」を関係者の中で共有する。(仮説のレベルは曖昧でもいいし、合っているかどうかは重要ではない) いわゆるブリーフィング。


◎調査実施後、関係者の中でデブリーフィングを行い「感じたこと」を共有する。鉄は熱いうちに叩けという諺があるようにデブリーフィングは実施直後の暑いタイミングが望ましい。(暑い仮説生成)


◎改めて事実を整理・要約をして、冷静に仮説を作る。(冷たい仮説生成)


だと思います。」




30.調査結果の漏洩 (10/27)

・「このようなリスクに対して調査会社がどのようあ姿勢で臨むのかというところは今後着目してきたいです。」


31.エスノや観察主義は流行ではない (10/28)

・「花王の強さの根底はこの徹底した現場主義だと思います。」




21.いまんとこの最適解



32.ワクワクする会社 (10/25)


「博報堂、マーケティング最適化を支援するプロフェッショナル集団MarketShare Partners社と提携」


「個人的にはマーケティングリサーチのデータ収集フェーズがコモディティ化した先には、この部分に特化する会社が出てくるのかなぁ、なんて想像したりします。」


MarketShare Partners社


Analytic Partnersや、 Marketing Analytics、前職シノベイトの子会社であるMarketing Management Analyticsなど欧米ではPh.Dをもった集団のコンサルティング会社がたくさんあります。


ただ日本の場合、この種の「高額な」ビジネスが受け入れられる範囲は広くはありません。



33.エスノグラフィックリサーチを知る (10/28)


・「市場や消費者の全体像を把握するリサーチというより、「利用者に素晴らしい経験を体験させる」きっかけを見つけるリサーチですね。」

「ここでいう力って、技術的なことだけではなく、当該分野に対する経験・引き出しも含んでいると思います。つまり、インサイト探索においては、データの測定対象(対象者)以上に、測定器(測定者)の重要度が高まるのではないか。」

「クライアントは当該の問題に一番コミットしている人たちです。測定器としては、一番相応しい人といえるでしょう。モデレータがワークショップを上手くリードしながら、リサーチ結果を手懸りに、豊富なインサイトのタネを内に秘めているクライアントから抽出する。

34.コンテンツとプラットフォーム (10/29)


・「コンテンツの充実がないプラットフォームの成功はなく、コンテンツの充実する未来を作りたいという一つの見解が現れたような感じ。」



35.ピンとこない (10/30)

 「社会貢献のテーマが自分にとって関与度が高いものならば、もっと心からコミットできるかもしれないんですが。一方で「リサーチがどこまで世の中に役に立てるか」は非常に興味があります。

なので、主客が転倒している。多分、違和感はそこなのかなぁ、と。」

「ただですね、ある程度高いコミットメントがないと良いリサーチはできない。」

「インサイトは対象者の中だけでなく、調査者の中にも多くあるのではないか。

お話を聞いていて、そんな図式が頭に浮かびました。」



22.みんなのMR.COM




36.第6回ツイッチャー勉強会の開催のお知らせ (10/25)






23.Digital Consumer Planner's Blog


37.ブランド・リスニング(傾聴)事例の紹介 (3) 新製品開発とイノベーション その3  (10/29)




************************************


《このBlogは毎週月曜日中に更新されます。月曜日がお休みの時は火曜日中です。また臨時に更新されることがあります

2010年10月25日月曜日

第6回ツイッチャー勉強会の開催のお知らせ





《第39回》


今週のTOPICS



◆第6回ツイッチャー勉強会の開催


今週、水曜日10月27日、Do Houseさんの会議室をお借りして、恒例の月1のツイッチャーの会第6回勉強会を開きます。


お題は、株式会社インフィールド・デザインのビジネスファクター佐々木仰氏による


「エクスペリエンスデザインと観察調査」です。


お申し込みはこちらからです。



・11月の勉強会の予定も既に決まっております。お申し込みはこちらへ

現在事前に、田中教授への質問を受け付けております。送付先 info@experidgejapan.com




◆ESOMAR: Online Research 2010 E-Universe: The Power of Listening (Berlin / 17 - 19 October)


先週17日ー19日、ESOMARのオンライン・リサーチの会議がベルリンで開かれていました。


プログラム


ESOMARによるレビュー


サマリー


◆The #mrx Daily




・ツイッター上でMRについてつぶやかれた内容を1日ごとにまとめたもので、欧米のリサーチャーの関心テーマをフォローするのに便利です。

・10月24日(日)のです。

・SmallRiversというところが、Paper.liとして自動的に作成しているものです。

・まだ日本語対応ができていないようですが、対応できれば、日本のMR関連のツイートをデイリーでまとめることが可能になります。但し、ツイートの後に、#MR_Jのハッシュタグをつける必要がありますが。

・上の方にあるAlert meというところをクリックしてアドレスを入れるとメールで更新を教えてくれます。

・MR以外にも出されています:

The NGMR Daily

The Alltop Social Media Daily

The Holy Kaw Daily

Guy’s Daily Paper

The Guy’s MyAlltop Daily





NewMR Virtual Festival 2010

・先週、65テーマの中から10テーマを選ぶ投票結果が発表されました。世界で65人のリサーチャーが投票したそうです。

私が投票した3票(各自3票の投票権)の中には#2のRay Poynterのものだけが入っていました。

他の発表も聞きたかったのですが残念です。しかし、選ばれた10テーマはどれも、MRの最近のホットなトピックで、非常に関心があります。12月が楽しみです。


■1 Tom Ewing - Game On: 'How game mechanics are changing the consumer world, and how researchers can play.'


■2 Ray Poynter - 'How can we turn online discussions into insight?'

■3 Annie Pettit - 'Mr Survey Flirts with Ms Social Media Research'

■3 John Clay - 'Why are market researchers so !x!?ing bad at communicating research and insights?'

■5 Graeme Lawrence - 'Listening is only half the story'

■6 Richard Shaw - 'Hacking The Data Shadow'

■7 Spencer Murrell - 'Insight Translation – Turning Data into Action'

■8 Sue York - 'What Quant researchers must learn from Qual researchers'

■9 Tom De Ruyck - 'Co-creation through conversation'

■9 Jon Puleston - 'How to stimulate creative thinking in online respondents'






今週のHOSMR


・Ray Poynter, ’The Handbook of Online and Social Media Research: Tools and Techniques for Market Researchers’の内容紹介メモ(著作権の侵害をしないように、独断と偏見によるポイントの要約)の第7回目です。

・今週は、


パートIII ソーシャル・メディア

第10章 リサーチ・ツールとしての参加型ブログ



・ソーシャル・メディア: 1人から複数から、複数から複数のモデル



・UGM (User Generated Media) : ソシャル・メッディアのキーパート



・Web2.0とMR2.0=New MR



第10章 リサーチ・ツールとしての参加型ブログ



1.ブログ入門






1.1 ブログとは



・weblog 時系列に投稿が並んだwebsite



1.2 ツイッターとマイクロ・ブログ






1.3 ブログのバリエーション






2.リサーチ・ツールとしての参加型ブログ



・トピックを特定―参加者のリクルート



・4日から3カ月の期間



・8人から60人の参加者



3.ブログ・プロジェクトの実施






3.1 プロジェクトの範囲



・参加者のリクルートとトレーニング及びインサイトの抽出にコストがかかる



3.2 ブログのデザイン



・使用しやすい簡単なもの



3.3 匿名性とデータの安全性



3.4 参加条件



3.5 活動サイクルと負担度



3.6 リサーチ・プランの作成



・ディスカッション・ガイドと同等



3.7 参加者のリクルートとトレーニング



・ブログ・プラトフォームの使用方法



3.8 ブログの管理






3.9 ブログからのインサイトの抽出






3.10 ブログ・プロジェクトの終了



4.考慮すべき問題点






4.1 ブログを使用するタイミング






4.2 参加者とブログへの精通度



4.3 倫理的問題






5.参加型ブログの要約



・インサイトを得る有力な方法

・WE-researchの1つ

・参加者、リサーチャーともに負担は大きい-コスト高

・ブログの使い方に慣れることが重要

・8-60人の参加者で、1-4週間の期間が標準





週刊リサーチ・ブロゴスフィア


Weekly Research Blogosphere


*1週間の世界中のリサーチ関連の主なブログ・テーマを簡便に

レビューすることができる「週刊リサーチ・ブロゴスフィア」です。

興味をもたれたブログの詳細は、リンク参照。

⇒は投稿に対する個人的コメントです。


◆先週(10月17日-10月23日)の1週間分の世界のリサーチ・ブロゴスフィア

今回は、23ブログの32投稿をレビュー




《海外編》



1.Jeffrey Henning 's Vovici




1.Growing up to be a Certified Researcher (10/19)



・MRA(Marketing Research Association)’s Professional Research Certification (PRC) program.

USのリサーチャーの資格制度について。

現在1,500人が資格者。

詳しい資格条件

オーストラリアにも同様な資格制度がある。

QPMR (Qualified Practising Market Researcher) from AMSRS (Australian Market and Social Research Society).


⇒日本でも提案されているけれどもなかなか実現されない。。。

いろいろ利害が起こると思いますが、日本のMRのレベルアップには個人的には必要かと思います。

リサーチの基本、そしてマーケティングの知識、消費者知識、製品知識など幅広い内容が望ましいと思います。

USでもクライアント・サイドの要求から創設されたようですが、発注側も安心して依頼することができると思います。

逆に調査会社側では、大手と中小では利害が分かれるでしょう。教育の問題や、資格社員の確保
の問題などが起こりそうです。



2.Questionnaire by Committee: The Art of Survey Collaboration (10/22)


・共同作業による「調査票」の作成過程について。


3.Diving into the Deep Web for Social Media Research (10/21)


・ソーシャル・メディア・リサーチ(SMR)の倫理問題について。

・Nielsen BuzzMetricsが、患者や医者のコミュニティであるPatientsLikeMから不正に情報を入手した問題に関連して、SMRのデータ利用の倫理問題への議論を呼びかける内容。

'Scrapers' Dig Deep for Data on Web

⇒バズメトリクスの問題は日本では大きく報道されていませんが非常に重要な問題。デジタル社会において、個人の知らないところでプライバシーが侵害される危険性が大きくなっています。

オンライン上の情報を収集・分析するSMRの大きな課題です。

Deep Webからの情報収集



4.Top 10 "Voice of Vovici" Posts from 2010 Q3 (10/22)

・第3四半期のVoice of Voviciブログの人気トップ10投稿の紹介。
個人的には#4のResearchers as Change Agentsがお奨めです。



2.Joel Rubinson on Marketing Research


5.Shopper marketing takes center stage (10/21)

・P&GのUSでの広告(年間27億ドルの予算)の責任者に、ショッパーマーケティングの責任者が就任。広告におけるショッパーマーケティングの重要性の再確認。



3.Rearch Rockstar


6.Market Research Budget Planning Tip 1: Getting Lower Fees from Your Research Suppliers (10/18)

・調査予算(投資/コスト)を下げる方法




4.Tom H. C. Anderson - Next Gen Market Research


お休み


5.The Future Place Blog



7.Wave 5 of Universal McCann’s Social Media Study is Available (10/20)

Universal McCann’s Social Media Study第5回のレポートについて。




6.Random Sampling


お休み



7.Straight Talk with Nigel Hollis


8.Blog update and migration (10/20)

ブログ移行にともなうお休みのお知らせ



8.LoveStats



9.Election polls for the numerically challenged (10/18)


・トロント市長戦について

10.Researchers do it… with ethics (10/18)


・調査の倫理問題。

11.Focus groups: The best and only research method  (10/20)


・グルインの有用性について。


12.How cool is market research? #mrx (10/22)


・MRのすばらしさについて。


9.The Survey Geek


13.KISS (10/18)


・オンライン調査の調査票デザインについて。



10.Insites Blog


14.‘Synergizing natural & research communities’ nominated for ESOMAR Best Paper 2010-2011 (10/19)


・InSite Consulting社の社員を中心としたグループの発表論文が、ESOMARオンライン会議でのベスト・ペーパーにノミネートされた報告。

15.Tim Duhamel nominated for a Lifetime Achievement Award (10/22)


InSites Consulting CEO, Tim DuhamelLifetime Achievement Award受賞の報告。



11.The Researcher's Perspective



16.Getting Started with Twitter – Market Research Hashtags (10/22)


 Jeffrey Henning氏の出張ブログ

・ツイッターのすすめ: MR関連ハッシュタグの紹介



12.Future of Insight


お休み




13.Voices of CMB



17.Planning Ahead: Preparing for Market Research Excellence (10/18)


・来期(2011年)の調査予算を立てる上でのヒント(クライアント・サイド)

18.Key Differentiators in the Battle for Mobile Subscribers (10/19)


The Changing Mobile Consumer: Trends and Evolution レポートについて。



19.Stirring the Pot: The Good and Bad of Sample Blending in Market Research (Part 2) (10/22)


Jared Huizenga, Director of Field Services at CMBとのインタビュー

Sample blending の問題



14.The Forrester Blog



20.The Data Digest: Why Travelers Befriend A Brand (10/22)


Forrester Technographics® dataより、US online leisure travelers が旅行会社のファンになる理由:ディスカウント



《国内編》


*直接調査に関連しない投稿は除きます。


15.MARKETING RE-SEARCH BLOG



お休み



16.Marketing Research Watch



お休み



17.マーケティング・リサーチの寺子屋



お休み



18.tanoue40's Blog



お休み



19.アウラなブログ



お休み



20.マーケティング・リサーチャーの生態



21.モノ・コード (10/16)


・「ドゥ・ハウス、iPhone向け新サービス「モノ・コード」を公開。」

「SNS・ブログを利用して過去同じようなサービスがありますが、課題があるすれば

1.利用者にどんな動機付けをさせるか

2.どれだけ利用者を獲得できるか」




22.マーケティングデータ提供サービス (10/17)


・「調査会社としては、マーケティングデータサービスを提供することで安定的・長期的な売上を確保できるというメリットがあります。

いずれにしても今後、マーケティングデータサービスに参入する調査会社が増えるのではと個人的には思っています。」




23.購入意向の評価【リサーチレポートサンプル】 (10/18)



・「商材によっても異なるが、1つの基準はトップボックスの値。15~20%が合格ラインである」




24.点から面へのリサーチ~MROCの可能性 (10/21)



・「マーケティングリサーチの目的は何かといえば


「消費者インサイトを得てマーケティング施策に活かす」

「「点」を重ねることで「面」となり、初めて有効なインサイトを得られる

と思います。換言するならば調査を重ねることで、初めて有効なインサイトを得られる
というわけです。」

「いずれにしても人を理解するには点を重ねて面するか、あるいは面を目的とした手法で取り組むか、これが消費者の複雑・高度化した時代のリサーチに要請されることだと思います。」

「MROC(Marketing Research Online Communitiy)がこの代替となるのではないかと思いました。」


⇒「(MROCは)地理的な事情で欧米でグルインの代替として確立した手法です。」は少し誤解。

USで「グルインの代替えとして確立した手法」は、「オンライ・グルイン」


25.グルインに来る人はふつうの人々か?(10/21)


・「グループインタビューに参加する人は、一般的な消費者じゃないのでは?

一般的な消費者、言葉を変えるならマジョリティかどうかですね。」

「この観点からもマジョリティではなく、マイノリティな人々がグルインに参加していると思います。」

「仮説を構築するためには豊富な定性情報が不可欠です。

だから一般的な消費者でなくてもいい、アクティブな消費者でいいと思います。」


⇒「マイノリティ」かどうかは兎も角として、「代表サンプル」ではないことは確かでしょう。




21.いまんとこの最適解



26.電通とコンセプトがAR事業で提携 (10/19)


・「AR技術:拡張現実感(Augmented Reality)」


27.土木の世界から (10/20)


・「調査対象者への謝礼、丁重な対応と回収率の関係を、内発的動機付けの観点から検証」


28.どうしたら (10/21)


・「ボコボコとアイデア・課題を抽出する。
そのあとに「どうしたら~できるか」と書き出す。
で、Todoの形式に落とし込む。
そういうワークショップ。」

⇒「アイデア・課題を抽出する」この部分が「インサイト」


29.IBM SPSS Directions (10/22)

・「以前、理系企業でインターンシップをしたときの経験則ですが、工学系の実務家には潜在変数という概念が理解されにくいよう(コントロールの対象として扱いにくいという理由もあります)。」


30.変化するドライブ (10/23)



・「変わりつづけるドライブ」



22.みんなのMR.COM


31.GAP、消費者とギャップ?: MRとソーシャルメディアとの関係への示唆  (10/18)



23.Digital Consumer Planner's Blog


32.ブランド・リスニング(傾聴)事例の紹介 (3) 新製品開発とイノベーション その2 (10/21)




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《このBlogは毎週月曜日中に更新されます。月曜日がお休みの時は火曜日中です。また臨時に更新されることがあります》

2010年10月18日月曜日

GAP、消費者とギャップ?: MRとソーシャルメディアとの関係への示唆




《第38回》


今週のTOPICS


◆ツイッチャーの会:業務連絡

・ツイッチャーの会(ツイッターをするリサーチャーとその周辺の方々のネットワーキング。現在登録者数175名。事務局は@ushidoと@Experideの2人が担当)の第6回(2010年10月勉強会)と第7回(2010年11月勉強会)は、それぞれ10月27日(水)と11月5日(金)に決まりました。

毎度、講師選定と会場手配に時間がとられご連絡が遅くなり恐縮です。

・テーマは、10月は「エクスペリエンスデザインと観察調査」の定性テーマ(定性第3弾)、11月は中央大学大学院の田中洋教授(『課題解決!マーケティング・リサーチ入門』の編著者)のお話です。日程調整をお願い致します。

よろしくお願いします。今週中にはツイッター上に「告知」がでると思います。



◆MR会議シーズン花盛り

 ・9月12日ー15日にESOMAR Congress - Odyssey 2010 (Athens)があり、

先週のこのブログでお伝えしたAMA Marketing Research Conference (Atlanta)が9月26日ー29日に開催されました。

・先週も2つのMR関連会議がありました。

1つは、2010 QRCA Annual Conference(Philadelphia) 10月13日ー15日で、

プログラム

ツイッター


もう1つは、CASRO 35th Annual Conference (San Diego)10月11日ー14日でした。


*Council of American Survey Research Organizations (CASRO)

ツイッター

・この会議を紹介した1つのブログによると、

「定性リサーチの将来は明るい。但し、定性リサーチャーは伝統的なグルインの方法に加えて、ソーシャル・メディアやオンライン・グルインなど時代の変化に対応した新しい方法を積極的に取り入れる必要がある」


さらに、今週10月17日-19日は、ESOMARのOnline Research 2010 E-Universe: The Power of Listening(Berlin)が開かれます。

プログラム 興味深い発表が多く含まれています。。。I wish I were there.


・11月には、ESOMAR Qualitative 2010 Foresight on moods and thoughts


(Barcelona) 16日ー18日と、
 
プログラム

WOMMA Summit 2010 (Las Vegas) 17日ー19日があります。

アジェンダ


・そして12月6日-10日にはNewMR Virtual Festivalが行われます。

Synopsisへの投票締め切りは、ロンドンタイムの19日(火)中です。

・おまけに、来年2月23日と24日に、1st Asia-Pacific conference on Qualitative Research in Web 2.0

がマカオであります。オンライン定性の専門家会議です。最新の情報を入手できます。数少ないアジアでの開催ですので、ぜひご参加を!

Director on CMB's Financial Services/Insurance and Healthcare Practice のMs.Julie Kurd
が言っています。

A lot of new things are going on in the market research industry and it would be a shame to miss out!




◆GAP、消費者とギャップ?: MRとソーシャルメディアとの関係への示唆

・ツイッター上でこんなツイートがありました。

@surveyml GAPロゴ騒動記念、ADWEEK誌による有名企業ロゴ変更30選 http://ow.ly/2UJB6 、個人的な印象だけど変えない方がよかったものもたくさんある気がする、あるいは単なる慣れの問題かな。約3時間前 HootSuiteから

@surveyml なるほど!小文字になると、企業が主張するのではなく消費者に合わせますみたいなイメージ、何となくだけど<RT @tyamamotowebark: 小文字の時代なんだなぁ RT @surveyml: ADWEEK誌による有名企業ロゴ変更30選 http://ow.ly/2UJB6
約3時間前 HootSuiteから


*アメリカを拠点とするカジュアルブランド。1969年に創立。カリフォルニア州サンフランシスコに本社を持ち、世界に展開する大手SPA(製造小売)企業。



「GAPロゴ騒動」(記事2記事3記事4記事5)とは、10月4日に発表した新ロゴをFacebookTwitterブログなどのソーシャルメディア上での反対を受けて11日に「撤回」した騒動のこと。


・現時点では、ロゴ変更にあたって、GAP社が新ロゴについて、リサーチを行ったどうかは不明ですが、常識的にはリサーチを行っているはずです。

アメリカのリサーチャーがツイッター上で、リサーチが行われていないことを祈るといったツイートをしていましたが。。。

・どのようなリサーチを行ったかは非常に興味のあるところです。

モナディック評価なのか、一対比較評価なのか?あるいはその他の方法か?

このような場合の決定基準(アクション・スタンダード)は、現行と同等の評価(パリティ)を得ることができれば、新ロゴがGOのケースが多いでしょう。変更することが前提(せっかく多くの時間と労力をかけたので)で行われている調査ですので、多くの場合パリティ判断がとられます。

このような判断で、痛い目を見た企業は多くあると思います。

GAPの場合もこの変更騒動で、株価総額で2億4700万ドルを失ったと言われています。

(GAP社内の関係者ーマーケターやリサーチの人々ーは大変だと思われます。また社外の広告代理店ー今回はNYのLaird & Partnersが作成ーデザイン会社なども。数か月かけて企画からデザイン化、リサーチ、決定、マネジメントへの提案、最終決定などの作業を行ったと思います。外部コスト以外に、関わった社員の給与も含めればお金も数千万単位だと思われます。今回の場合、具体的製品ではなかったので、製造および流通のコストの損害はないでしょうが。)


・今回のように長い歴史のあるロゴを変更する場合、少なくとも新ロゴ(これはパッケージやネーミングに置き換えても良いでしょう)は、現行に対して、統計的有意差をもって上回る評価を得る必要があると思います。

・実際のリサーチで、新ロゴが統計的有意差をもって高い評価をえたのかもしれません。それゆえに自信をもって変更したのかもしれません。

こうなると、リサーチの責任も大きいと思います。リサーチがOKっといったではないかということになります。リサーチ・マネジャーはどのような言い訳をするのでしょうか?いまさら、方法が悪かったとか、サンプルサイズが小さかったとは言えないでしょう。。。

今回のケース、一見して新ロゴがあまりアピーリングでないような気がします。このような場合、リサーチ側から、「常識的判断」でマーケティングの方にリサーチの前に再デザイン作業を要請するようなアクションも必要かと思います。GAP社内で反対意見はなかったのでしょうか?


・リサーチ結果は正しいけれども。。。

今回の場合はその反論の余地があります。

新ロゴの批判者はFacebookやTwitterの一部のユーザーでした。

おそらくGAP顧客の「代表」サンプルではないでしょう。

また、この騒動のあとの一般調査で、70%の人がGAPのロゴの変更を知らなかったと回答しています。

すなわち、ごく一部の人、それもソーシャル・メディアの中の人の声によって、企業の意思決定が影響を受けるということです。次の言葉にも表れています。「ソーシャルメディアが、GAPのロゴを殺した!」
Social Media Killed Gap's Logo
The internet kills Gap's new logo


・いかに企業のマーケティング活動にソーシャル・メディアを活用するかは今日の企業にとって重要な課題ですが、

これをリサーチの視点から見ると、

ソーシャルメディアを上手に利用してリサーチを行うことが今後は必要であることを示唆しているような気がします。

これは現在リサーチの世界で進行している変革にも関連しています。

代表性や多数決、統計的有意差検定による意思決定が必ずしも正しく機能していない現状を反映しています。

現在のリサーチは、消費者をウエイト1で見ています。しかし、現実は彼らや彼女らの影響力や購買力などはさまざまです。それが「購買行動」に反映され、最終的に「売上」が作られます。


今後のリサーチは、デジタルの世界を無視することはできないでしょう。

伝統的なリサーチの方法だけで有効な意思決定を行うには「限界」が見えています。


・下の「週刊リサーチ・ブロゴスフィア」でもForresterリサーチのMs. Tamara Barberも、

MR Lessons Learned From Gap’s Logo Misfireと題して取り上げています。

いろいろな調査の工夫をして、意思決定の精度を上げる努力が必要と。

 ・その他の参考資料:
ブランドマネージャーと顧客とのギャップ GAPの新ロゴ騒動

Gap to Scrap New Logo, Return to Old Design 記事2




今週のHOSMR



・Ray Poynter, ’The Handbook of Online and Social Media Research: Tools and Techniques for Market Researchers’の内容紹介メモ(著作権の侵害をしないように、独断と偏見によるポイントの要約)の第6回目です。

Amazon.co.jpでも購入

書評も参照。

WEBサイトアップデイト


今回は、パートII 第9章 その他のオンライン定性方法と、オンライン定性リサーチのまとめ

ソーシャル・メディア以前の方法として、




①Eメールグループス

②インターネットによる詳細面接

③遠隔フォーカスグループ

④バーチャルワールドとバーチャル定性

⑤オンライン定量調査の定性的解釈



ソーシャル・メディア以後の方法として、(パートIIで説明)



①ブログ・マイニング

②オンラインリサーチコミュニティ



9.1 Eメールグループス



・Eメールを使ったグルイン

・Eメールではなく、TwitterやInstant Messaging, status updates, writing on the wall, SMS, Google Waveを使ってグルインを行うことも可能



9.2 遠隔フォーカスグループ



・FocusVision社とActiveGroup社が30カ国で事実施



9.2.1 映像の放映を超えて



・遠隔地へのグルインの伝送以外にも、タグを付けることによって、検索を可能にする。



9.2.2.プライバシーとデータ管理の問題



・ポリシーとガイドライン



9.2.3 遠隔フォーカスグループの将来



・モバイル技術の動向とも関連

9.3 バーチャルワールドとバーチャル定性



・セカンドライフが出た初期に-バーチャル・フォーカス・グループやアバターを使った詳細面接の実験。

・将来、仮想空間での定性調査の可能性―インターフェースの改善



9.4 オンライン定量調査の定性的解釈



・定量調査の弱点①回答(評価)理由がわからない(定量的評価質問のあとにその理由を自由回答で聞く)、②対象者が回答を誤解して答える可能性がある



・コール・ミー・ボタン-対象者が質問がある時に、スカイプや電話で調査側と会話を行えようにする試み



・定性と定量を組み合わせる方法



9.4.1 ポスト・サーベイ定性解釈



・対象者に調査終了後に、ウエブカメラで調査についてのコメントを残してもらう

・サーベイ終了後にコメントをしたり、他の対象者の回答をみて議論をする

・ポストサーベイ・ポータルを作って、そこで議論をしてもらう



9.5 オンライン定性リサーチのまとめ



課題と将来への示唆を考える



9.5.1 ソーシャル・メディア以前



・主にオンライン・フォーカス・グループスとBBFG



9.5.2 オンライン定性がうまく行かなかった理由(著者私見)



・オンラインが定量の主要な方法になった

・早くて安い利点―クライアント側も品質を犠牲にして安さをとる

・「対面とオンラインでの定性リサーチの品質が大きく異なる」という誤った認識が広がる



9.5.3 倫理問題と品質問題



・参加者の同意を得ることと、匿名性やプライバシーを守る



9.5.4 オンライン定性の将来



・ソーシャル・メディアの到来がオンライン定性の未来を変える

・オンライン・リサーチ・コミュニティの売り上げの伸び

・オンライン定性は、ソーシャル・メディアのMR利用と重複

・バズやブログ・マイニングや、オンライン・リサーチ・コミュニティ、Eエスノグラフィ、WEBセミオティクス、対象者のブログの利用のMR利用の発展

・ソーシャル・メィディア・リサーチにおける定性的手法の理解が必要


 
 
週刊リサーチ・ブロゴスフィア


Weekly Research Blogosphere

*1週間の世界中のリサーチ関連の主なブログ・テーマを簡便に
レビューすることができる「週刊リサーチ・ブロゴスフィア」です。
興味をもたれたブログの詳細は、リンク参照。

⇒は投稿に対する個人的コメントです。


◆先週(10月10日-10月16日)の2週間分の世界のリサーチ・ブロゴスフィア

今回は、23ブログの27投稿をレビュー


《海外編》


1.Jeffrey Henning 's Vovici

  1.Planning for the Unknown: Data Collection & Synthesis from Mars(10/14)

・CASROの年次会議でのScott Lever, a mission manager of the Mars Exploration Rover Projectのキーノートスピーチのリサーチへの示唆。

2.The Corded Phone Incident (10/15)

・固定電話のトラブルへの対応からCustomer Effort ScoreTMの紹介。


2.Joel Rubinson on Marketing Research
 
3.Hey media planners: it’s about relevant messages and plenty of them (10/14)

・デジタル・メディア時代におけるリーチとフリークエンシーの意味。
 
3.Rearch Rockstar
 

4.Does Market Research Jargon Create Negative Perceptions?(10/12)

・ AMAのMR会議に出席して、リサーチの専門用語について考察。


4.Tom H. C. Anderson - Next Gen Market Research
 

5.New Moderator and Manager of NGMR’s TransTasman SIG (10/12)

NGMR’s newest moderators, Duncan Stuartとのインタビュー
6.New NGMR Moderator and Manager of NGMR’s Canada SIG (10/13)

・new moderator and manager of Next Gen Market Research’s Canada SIGのMike Gaddへのインタビュー


・NGMR(Next Gen Market Research)グループがChange Agents賞を創設して候補者の応募を開始した告知。

 
5.The Future Place Blog

お休み
 
6.Random Sampling
 
お休み

7.Straight Talk with Nigel Hollis
 
8.Why it is so difficult to prove CSR activities have an impact on brand loyalty (10/11)
 
corporate  social responsibility (CSR)のブランド・ロイヤルティへの影響について。

8.LoveStats
 
9.Thanksgiving for Research (10/11)
 
・ リサーチツールの恩恵

10.Building a bad reputation before we even start: Privacy in social media research (10/12)

・ソーシャル・メディアデータの誤用
11.Where is the privacy fallout? (10/15)

・ソーシャルメディアのプライバシー問題について。

WSJの記事

researchの記事

 
9.The Survey Geek
 
 
12.“Facebook politicians are not your friend” (10/10)
 
・ソーシャル・メディアの政治への影響

13.Let's ban the R word (10/11)

・オンライン・パネルにおける「代表性」の問題。R=representative
 
10.Insites Blog
 
14.Remix 2010: We’re all in (10/13)
 
Remix 2010 イベントについて。
 

11.The Researcher's Perspective


15.Behavioral Tracking Research-The Right Way? (10/14)

MRAのonline behavioral tracking research倫理基準案へのコメント募集(10/25まで)
 
12.Future of Insight

16.Innovation and Design Communities (10/14)

・MRとクラウドソーシング。



13.Voices of CMB
 

17. AMA Market Research Conference Round Up: Can I get a definition please…(10/14)

・AMAのMR会議報告。

MRブログ


14.The Forrester Blog
 

18.Forecasting The Size Of The Pie – Considering Addressable Market  (10/11)

・ビジネス機会の新しい例-ターゲットでないグループから恩恵を受ける例(オンラインアクセスを行わない人々がモバイル・バンキングを利用している例)
19.MR Lessons Learned From Gap’s Logo Misfire (10/15)

・上記のGAPのロゴ変更騒動について。

 
《国内編》



*直接調査に関連しない投稿は除きます。

15.MARKETING RE-SEARCH BLOG

お休み
 
16.Marketing Research Watch

お休み
 
17.マーケティング・リサーチの寺子屋
 
お休み

18.tanoue40's Blog

お休み
 
19.アウラなブログ

お休み
 
20.マーケティング・リサーチャーの生態
 
  20.集計ソフト (10/16)

・「ただリサーチ会社が提供している集計ソフトの多くが「自社でやったリサーチ結果のみ集計できるよ」という制約があります。自社の顧客の選択理由を強化する目的ではあるのですが、そういう視点では汎用的ではありません。利用者側の立場としてはもっとオープン、すなわち他のリサーチソースも使えるものであってもいいのではと思います。」


21.いまんとこの最適解

 
21.ドゥ・ハウス、iPhone向け新サービス「モノ・コード」を公開。 (10/12)

・「あとはいかに参画者をキープするか。魚のいるところに釣り針をしかけているわけでは・・・無い様子。」

22.電通とセールスフォースのサービスを融合させた 「マーケティング・クラウド」サービスを開発 (10/13)

・「電通さんとしては、これを武器にマーケティングソリューションのスキーム提供に入っていきたいのでしょうかね。NRIさんとかとバチバチ?」

23.痴漢被害9割通報せず…「面倒・恥ずかしい」 (10/14)

・「調査設計にボトルネック解消のヒントを導く設問はあったのだろうか?」


24.ビジネスで一番、大切なこと 消費者のこころを学ぶ授業 (10/15)

「後段でコモディティ化市場での市場調査について触れられています。結局、バランスよく活用しましょう、という論旨。こういうケースで「市場調査」と全てのリサーチが一括りにされてしまうのは個人的に違和感を感じるところです。」

⇒私もツイッターでこの本は紹介しました。

@Experidge リサーチャーmust-readの1冊『ビジネスで一番、大切なこと』原題はDifferent 差別化競争をすればするほど差別化できない矛盾を指摘したHBS教授が書いた「マーケティング」の本(日本語タイトルが誤解を与える)市場調査の問題点を数多く指摘。...

1,286,254,376,000.00 HootSuiteから



25.リーダーの育成 (10/16)

・「キャリアラダー:自分自身が仕事するステージ→部下を使って仕事するステージ→組織を使って仕事するステージ/ステージ内は熟達を通じて成長するが、その延長線では次のステージにあがることは困難。転換が必要/修羅場の存在とOJTが転換を安定して行うカギ/IT化とグローバル化によりOJTの中心であるキャリアラダーの中間層が減少」

「今回、一番ハッと気づかされたのは、スキルの熟達の延長線上にキャリアラダーのUPはないということ。転換をするための「学び」が必要であるということですね」

「組織としての水準を高めるには、転換をするときの学びの体制を整えることが重要なのでしょう。

そのキーとしては、ソフトスキル(交渉力、洞察力、企画力、創造力、コミュニケーション力)の伝授を仕組み化することなのかなぁ、と思いました」


 
22.みんなのMR.COM
 
26.「私はマーケティングがよくわかりません」 (10/12)
 
 
23.Digital Consumer Planner's Blog

27.ブランド・リスニング(傾聴)事例の紹介 (3) 新製品開発とイノベーション その1 (10/14)


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#150 レイ・ポインターのMR白熱教室2015 第4回(最終回)報告

<第149回> レイ・ポインターのMR白熱教室2015 第4回(最終回)報告 2015年6月23日 ● 第4回目のテーマは、 『データからストーリーテリング』 でした。 ● 7月にレイとの懇親会を予定しております。世界のMRのソート・リーダー(thought ...