≪第110回≫
●11月21日(水)にカナダ・バンクーバーに本社をおくMRテクノロジー・カンパニーであるビジョン・クリティカル社の東京オフィス開設のプレス・リリースが世界で発表されました。
コミュニティ・パネルの世界におけるリーディング・カンパニーであり、現在世界で14オフィスでMRサービスを提供しています。
世界のトップブランド100のうち、3分の1が活用しているコミュニティ・パネル手法の日本上陸です。
VC社HP:
http://www.visioncritical.jp/
http://www.visioncritical.com/news/vision-critical-announces-launch-new-tokyo-office
海外メディア:
http://www.research-live.com/news/by-region/vision-critical-opens-new-office-in-japan/4008709.article
http://www.mrweb.com/drno/news16439.htm
日本メディア:
http://www.asahi.com/business/pressrelease/JCN201211210004.html
http://bizex.goo.ne.jp/release/detail/523261/
http://www.japancorp.net/japan/Article.Asp?Art_ID=57888
http://www.value-press.com/pressrelease/104235
●ビジョン・クリティカル社の最新の動向資料(レイ・ポインターが執筆)をお読みください。
ビジネス(意思決定)における「スピード」の重要性を強調しています。いくら有効なインサイトであってもアクションを起こす意思決定のタイミングにまにあわなければ、リサーチャーの苦労もムダになるということです。
メーカーに在籍した時の経験から考えても、確かに相当量のリサーチャー(あるいはリサーチ会社)の労力と能力が、ムダに使われているという実感です。ビジネスですので、「お金」さえ払っていいれば(あるいは、いただいていれば)、それは大きな問題ではないかもしれませんが。
クライアント側にレポートが提出された時には(ひょっとしてそのレポートは徹夜で作成されたかもしれません)、既に意思決定が行われていて、次のステップに入っている時が結構ありました。(そんな時は、リサーチ会社の人には、次のアクションが既にとられていることは、口が裂けても言えませんでしたが。。。)
いかに「コミュニティ・パネル」が、このスピードの課題を解決できるかを日本のリサーチャーにも実感していただければと思います。
http://www.visioncritical.com/ebook-speed/?utm_source=Marketing&utm_medium=General&utm_campaign=Speed
レイ・ポインターの関連ブログ
http://vcu.visioncritical.com/2012/11/built-for-speed
その他のブログ
http://vcu.visioncritical.com/2012/11/community-panels-are-built-for-speed/
●海外のMROCやコミュニティ・パネル(CP)を日本で紹介しているうちに、今回それらを直接、自分で販売することになってしまいました。
私の現在のミッションは、日本に「コミュニティ・リサーチ」(CR)を普及・拡大させることです。NewMRの中で、CRはもっとも有効なものだと考えるからです。ニューロ/エスノや行動経済学も重要ですが、MR全体を変えるものではありません。CRは、2000年代のネット調査に続く、定量と定性の両方を含んだMRの大きな変革だと思います。
2年前にも、イギリスのブレイン・ジューサー社(BJ社)のCEOであるジョン・キーロン氏から直接、日本オフィス開設のお話をいただき、開設準備を進めていたのですが、BJ社の社内事情で、2010年の末に話が中断してしまいました。今回はそれが実現致しました。
欧米のものは、「文化が異なるので」、日本では通用しないとかのご指摘もありますが、
「日本MRの鎖国状態」を打破するためには、海外MRの活用も必要かと思います。
文化の相違を根拠とする否定論や懐疑論に固執していると、MRのガラパゴス化は一段と進み、ますます「グローバル化」の波に取り残されるかと危惧します。
●テクノロジーの力でMRを変革しようとしているビジョン・クリティカル社(VC社)の日本進出を機に、日本にこれまでなかった新しいタイプのNewMR/インサイト会社を展開することができればと思います。
●VC社は、CP以外にも、モバイルやバーチャルチョッピング、拡張現実などの最新のテクノロジーを活かしたMR手法を世界で提供し、注目を集めている企業です。
2010年代の世界のMRをリードする企業として、チャレンジと変革を目指しています。
●VC社は、世界の調査会社との間に「パートナー」制度を推進しております。
自社で開発したテクロノジーを多くの調査会社に提供することによって、他の調査会社との間で競合するのではなく、調査会社が、そのクライアントとの間の顧客ロイヤルティをCPによって高めることによって、お互いWIN-WINの関係構築するビジネス・モデルを世界で展開しています。
日本でも多くの調査会社との間で、パートナー関係が生まれ、それらの企業のお役に立てることを願っております。
今後とも、何卒よろしくご指導、ご鞭撻の程お願い申し上げます。
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ビジョン・クリティカル社:東京オフィス開設のお知らせ |
Tokyo, 2012年11月21日 11時00分 - (JCN Newswire) -
マーケティング・テクノロジー・カンパニーであるビジョン・クリティカル社(本社カナダ・バンクーバー)は、アジア市場のサービス強化の一環と致しまして、この度東京オフィスを開設致しました。
弊社は、2000年の設立以来、世界中にこれまで14のオフィスを展開し、100のグローバル・トップブランドの3分の1を含む600以上のクライアント企業様に、オンライン・リサーチ手法の1つであります『コミュニティ・パネル』のサービスを提供してまいりました。顧客や従業員、市民との強固なエンゲージメントの醸成が、ビジネスにとって重要性であるという認識の拡大に伴い、コミュニティ・パネル・ビジネスは世界中で持続的成長を遂げてきております。 「日本におけるコミュニティ・リサーチは、コミュニティ・パネルの導入によって、MROCsを超えて、ビジネスの意思決定に役立つ、価格以上の価値のある有効なインサイトをスピーディに提供する定量/定性調査のハイブリッド調査へと進化して行くと期待されます」と、ビジョン・クリティカル・ジャパン代表の岸川茂は述べています。さらに続けて、「日本の企業が直面する国内外の重大なビジネス課題の解決をサポートする上で、ビジョン・クリティカルが持つ長年のコミュニティ・パネルの成功体験と、最先端のプラット・フォーム・テクノロジーが、きっとお役に立つものと確信しております」 インサイト・カンパニーであるビジョン・クリティカルは、昨年アメリカの権威あるオンラインMR情報サービスである『グリーンブック』によって、世界中で最も革新的なリサーチ企業の1つとして評価されました。東京オフィスの開設によって、日本のパートナーとクライアント企業様への革新的なビジネス・サポートが可能になりました。 「ビジョン・クリティカルは、アジア市場に深くコミットしてまいります」と、グループCEOのスコット・ミラーは語っております。「有効で創造的なコミュニティ・パネルの活用によって、信頼できるアドバイザーとして、日本企業の皆様の成功をサポートする会社でありたいと願っております。また今回の東京オフィスの開設によりまして、日本の多くの調査関連の企業様と強固なパートナーシップ関係を築くことができればと存じます」 東京オフィスの詳細な情報は、 www.visioncritical.jp をご参照下さい。 ビジョン・クリティカル社について ビジョン・クリティカルは、コンシューマー・インサイトの世界的リーディング企業であるとともに、最も革新的なソフトウエアの開発企業でもあります。これらによって精度の高いマーケティング・リサーチと、オンライン・テクノロジーのスピードとパワーの融合を実現している企業です。弊社は、北米やヨーロッパ、アジア、オーストラリアのオフィスで600を超える企業をサポートするなど「世界No.1シェアのコミュニティ・パネル・プラットフォームSparq」をはじめとする強力なソフトウエアと、リサーチ・ソリューションを提供しています。より詳しい情報については、 www.visioncritical.com を参照。 Twitter公式アカウント http://twitter.com/#!/visioncritical メディア担当: Thao Ngo Vision Critical +1-604-629-9387 media@visioncritical.com |
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