●Twitterに関連した話題として、Twitterを使っているリサーチャーが中心となった
Twittcher(ツイッチャー)の会ができました。お気軽にご参加下さい。
リサーチで有名な@surveymlの荻原さんや、
ソーシャル・メディアで有名な@tokurikiの徳力さん
などが参加されています。。。
●またTwittcherの会のオフ会として、
ツイッチャーメンバーの福井遥子さん『インタビュー調査のすすめ方』出版記念講演会
(無料)が、5月10日(月)19:30より表参道「東京ウィメンズプラザ」にてあります。(懇親会あり)
お申し込みは http://ow.ly/1z9iNです。こちらもお気軽にお申込み下さい。
●先週のTwitterのその他の話題として、
『ツイッターノミクス』 (文芸春秋1571円+税)の著者である
Ms.タラ・ハント
(Twitterのユーザー名は@missrogue)が来日し、
本の解説者である@tsuda津田大介さんと対談を行いました。
その模様はUstreamでも実況されました。ハッシュタグは、#twnomics
●12日の私のtweetから、
『ツイッターノミクス』Twittcherには、特に第5章(顧客セグメンテーション不用論)と
顧客ロイヤルティを考える第10章がおすすめ。NEXT RESEARCHのアイディアが満載! #twnomics
6:34 PM Apr 12th HootSuiteから
『ツイッターノミクス』(個人的な)キーワード:SMMの11のコツ(207頁)、贈り物(ギフト)、
社会貢献、博愛主義、顧客ロイヤルティをえるための5行動(224頁)、コミュニィ意識、
ウッフィーチェックリスト(255頁)、市場調査は不用、(続く) #twnomics
6:27 PM Apr 12th HootSuiteから
『ツイッターノミクス』(個人的な)キーワード:顧客の意見や要望に耳を傾ける、
ウエブ上で顧客を増やす8秘訣(84頁)、ソーシャルグラフィクス、生身の人間・
本物の顧客とのつながり、敵に塩を送る、ウッフィーを増やす行動(148頁)、差別化(154頁)、(続く) #twnomics
6:19 PM Apr 12th HootSuiteから
『ツイッターノミクス』(個人的な)キーワード:信頼、尊敬、評価、影響力、人脈、好意、
誠実、ソーシャルキャピタル、ウッフィー・マーケティング(を増やす5原則57頁)、
オンラインコミュニティ、ソーシャル・ネットワーキングツール、口コミ、ミレニアム、対話、(続く) #twnomics
6:09 PM Apr 12th HootSuiteから
『ツイッターノミクス』題名はツイッターになっていますが、
ソーシャル・メディア・マーケティングの必読書だと思います。
多くの人に読んでもらうために注目を集めるこの題名は
タイムリーだと思います。あとは「ウッフィー」をいかに浸透させるかが課題。 #twnomics
5:47 PM Apr 12th HootSuiteから
RT @suijou ツイッターノミクスという本を読んだ。すごく感動した。
信頼が連鎖していくツイッターは世界を穏やかにしていくのではないでしょうか。
7:49 PM Apr 11th mobile webから
『ツイッターノミクス』本屋の店頭にあふれるTwitterのマニュアル本がまた出た、
と思っている方も多いと思いますが、この本は@tsudaさん が解説でおっしゃってるように
「マニュアル本とはまったく違った大きな価値を日本の読者に運んでくれる本」だと思います。 #twnomics
ぜひぜひ一読をおすすめ致します。
ソーシャル・メディア・マーケティングの入門書としても参考になります。
●@surveymlさんも次のようにTweetされています:
RT @surveyml 『ツイッターノミックス』を読み終えた。原題は "The Whuffie Factor " で、ツイッターに限らずソーシャルメディア全般のビジネス活用をカバーしている。『グランズウェル』の読後感に近いがより易しく実践的にした内容。 #twnomics
●Twitterについてはこのブログでも再三にわたり取り上げています。
本屋に行くとTwitter関連のいろいろな本が出ています。
でも、これは単なるブームではないと思います。
既に登録されましたでしょうか。登録はしたけれども、、、という方も多いかと思います。
「何がおもしろいのか分からない」とか「つぶやいている内容がくだらないので時間のムダ」と
いったご意見をよく聞きます。
でも、情報収集や、情報交換、自分の考えのシェアや議論に役立つツールだと思います。
●楽天の三木谷会長・社長がおっしゃっていた言葉が印象的です。
「ソーシャルメディアの中で簡単でわかりやすいからTwitterを始めることを社員に進めている」と。
確かに登録をすればその瞬間から、Tweetできます。
●Eメールが浸透して10年以上になりますが、いつも感じるのが、
社員間や、社員と顧客とのすべてのメールが、社員全員に共有になれば、
その集合知が、どれほどリサーチャー個人の能力アップと
会社全体のパワーアップにつながり、業務の軽減とサービスの質の向上が
はかれるかと、、、2人の間のメールのやりとりの間にすごいノウハウが
含まれている時があります。それをみんなで共有しない手はないと思うのですが。。。
社内では、自分の存在価値を示したり、上司ー部下といった「利害関係」がありますので、
それぞれの会社での各自のポジションが、それを促進させない部分もあるかもしれませんが、
もったいないことだと感じます。
各自が自分のすべての知識と経験を全員共有すれば。。。
●Twitterはある意味、この「集合知」形成をサポートしてくれる強力なツールです。
従って、上記のタラの本『ツイッターノミクス』が主張しているように、Twitterでは、
積極的に人の役に立つ情報や考え方の発信・共有・議論を行うことによって、
個人・全体のレベルアップを加速することが可能だと思います。
●例えば、リサーチャーの方が、午前に1回、午後の1回、仕事が終わったら、
今日1日の業務の反省や、思いつき、気づき、学んだ知識などを1回、
プロジェクトが終了したら、まとめのTweetを1回などなどを行えば、
飛躍的にリサーチの集合知が形成されると思うのですが、、、いかがでしょうか?
●ところで、先週のTwitterの中で以下のTweetをRT(リツイート)しました。
Twittcherの皆さんご参考に RT @IHayato RT @kyocorin 会社の中で役立つスキルを身につけて頑張って来た、重宝されたけど外ではそのスキルがまったく使えない。終電帰宅、週末は疲れて寝ている。新しいことに取り.. http://ow.ly/1ybbl
1:29 PM Apr 14th HootSuiteから
この添付ファイルのブログにさらに
「就職氷河期世代が30代までに居場所を模索するための5つの習慣」
というブログが紹介されていました。いずれも自分のキャリアについて考察するものです。
●そこで、LinkedInが紹介されていました。
LinkedIn(リンクトイン)は、ご存知にように、USで、
2003年5月にサービスを開始したソーシャル・ネットワーキング・サービスです。
2007年9月には、Twitterを導入したデジタルガレージから、
日本進出に向けてLinkedInとの協力に基本合意したことが発表され、
2008年にもサービス開始かとされましたが、現在頓挫しています。
というのも、ヤフーも人脈管理・人脈拡大を支援するビジネス向け
SNS「CU」 サービスのベータ版を日本版LinkedInとなるかと期待され、
2008年11月から1年間トライしましたが、結局6500人ぐらいしか登録されず、
収益の面の理由から、2009年10月09日にサービスを中止しています。
日本では、会社に帰属するビジネスパーソンが、個人情報を外部に出したがらない、
あるいは出せない状況ですので、採算的に難しいのかもしれません。。。
同様なサービスでは、SBIビジネス
(SBIホールディングスの子会社で次世代金融サービス開発を行うSBI Robo社が、
2007年12月26日に公開したビジネスに特化した人物検索サービス)というのがあります。
現在登録者数が9万人突破といっています。
ご覧いただくとわかりますが、そうそうたる人々が登録されていて、
普通のサラリーマンが登録するには少し敷居が高い感じです。
また情報が、親会社の北尾 吉孝氏に筒抜けではないのかなという感じもします。
やはり日本の会社の場合、「個人情報」がどのように扱われるかという危惧があります。
LinkedInの創業者で会長であるReid Hoffman氏とは何の関係もないので登録はしやすいです。
●前置きが(いつも)長くなりましたが、海外MR情報源の第2回目は、
このLinkedInの中にあるGroups機能の活用です。
そこでは、議論に参加したり、質問への回答をえたり、
他のリサーチャーとのネットワークを築いたり、イベント情報や
その他のニュース、仕事を探したりなどが行われます。
この中には、世界中のいろいろなグループが登録されています。
登録すると、メールが送信されてきて、更新情報がわかるようになっています。
登録は簡単です。LinkedInに入り、必要情報を入力すればOKです。
GroupsメニューのGroups Directoryの中のSearch Groupsで検索すると、
登録されていりるグループ名が出てきます。Joinボタンを押せば加入することが可能です。
例えば、
●ESOMAR
● Online MR
●Qualitative Marketing Researchers and Professors などなどのグループがあります。
リサーチャーの誰かのプロフィールを除くと、後の方にGroups and Associations:という欄が
ありますので、そこから選択も可能です。
しかし残念ながら、多くは英語です。
●この「みんなのMR.COM」では、英語を読まれる時間がないっとおしゃる方のために、
以下の「週刊ブロゴスフィア」とともに、Groupsでの議論をできるかぎりご紹介して行く予定です。
●私が登録している「NewMR - Co-creating the future of Market Research」という
LinkedInのグループのDiscussionでは、
Ray Poynter氏が「マーケティング・リサーチ・オンライン・コミュニティ(MROCs)では、
将来、定性調査が主であるというRay氏の意見についてどう思うか(定量なのか、その両方なのか」
という問題提起に対して、45のコメントが寄せられ議論が深められています。。。
******************************
★週刊ブロゴスフィア★
《海外編》
■先週(4月12日ー18日)のリサーチ・ブロゴスフィアから
※ 私個人の独断と偏見で各ブログの講読おすすめ度を記入しましたのでご参照下さい。
それぞれ関心のテーマや理解度などが異なりますのであくまでも参考です。
★★★ぜひ英文もじっくり読んで下さい。(非常に重要。参考になる)
★★ 時間があれば読まれても良いかと思います。(ある程度重要)
★ 別に読まなくても大丈夫でしょう。(あまり重要/緊急性はないかと)
◆Jeffrey Henning 's Vovici おみごとです。今週は月曜日から日曜日までアップがありました。
●Respondent Satisfaction: Post-Survey Assessments(4/12)★★★
⇒調査票が短いほど対象者の調査への満足度が高くなり、自然と協力率も高くなる。
回収率の低下にお悩みのインターネット調査担当者に示唆深い内容です。
●Debating the Ethics of Social Media Research(4/13)★★
⇒下で紹介するブログで取り上げられたテーマ「Social Media Researchの倫理はどうあるべきか」
●Successful Surveys FAQ - Part 1(4/14)★★
⇒私も参加したvovici社のwebinar「The Seven Habits of Highly Successful Surveys」
(前回の12日のこのブログで紹介)への質問に回答。調査票作りの参考に。
●Successful Surveys FAQ - Part 2(4/15)★★
⇒上に同じ。
●Survey Coding: Categorizing Answers to Verbatim Questions(4/16)★★
⇒コーディング方法について。コーディングは大量の自由回答データを構造化してくれる。
自動コーディングソフトAscribeにも言及。
生の声をよむ(バーベイタム)或いは、テキスト・マイニングによる構造化や関連性の方法もあり。
●Sentiment Analysis Symposium 2010(4/17)★★★
⇒先週NYで開催されたセンチメント分析についてのシンポジウムをレビューしています。
Henning氏自身は用事で参加できなかったようです。
Twitterのハッシュタグは、#sas10
下のTom H. C. Anderson - Next Gen Market Researchのブログでも言及されています。
このようなイベント情報も、LinkedInのEventsを追っていると掲載されています。
詳しいAgenda
詳細は追ってフォローする予定です。。。
●Projective Techniques in Online Qualitative Research(4/18)★★
⇒23日金曜日の深夜1:00-2:00(US東部時間お昼の12:00-1:00)に
私も聞いていましたこのタイトルのウエビナーの早速の紹介です。
私もメンバーになっているGlobal Online Moderator Communityが行っている一連のウエビナーです。
写真やコラージュなどのイメージの使用や、物語や文章といった言葉を使用した
「プロジェクティブ・テクニック」(投影法)のオンライン調査での利用方法についての
チャレンジングなウエビナー内容の紹介。
◆Joel Rubinson on Marketing Research
●Marketing insights into how we decide (4/16)★★
ARFのチーフリサーチオフィサーであるJoelは、ショッパー・インサイト(SI)の専門家でもあります。
シノベイト時代に一緒にSIの企画書を作成していました。
ここでいう意思決定というのは、消費者の購買意思決定のことです。
消費者は、あまり時間やコストを掛けずに購買意思決定を行う傾向があります。
このような「2次的な意思決定」の考察の必要性を行動経済学と関連づけて言及。
◆Research Rockstar (By Kathryn Korostoff)
●DIY Research Article a Marketing Research Association Winner!(4/12) ★
⇒このブログの著者であるKathryn Korostoff (@ResearchRocks)が書いたDIY Researchについて
書いた記事が賞を受けたお話。
◆Tom H. C. Anderson - Next Gen Market Research
●Sentiment Analysis Symposium Tomorrow!(4/12)★
⇒13日の会議への登録を呼びかけた内容です。
●Market Research Firm Launches Merchandise Line(4/15)★
⇒調査会社が衣料のブランドを立ち上げたお話。
●Model Questions ROI of Paid Tweets ★★
⇒TwitterのROIについて。
◆The Future Place Blog (By Ray Poynter)
●ESOMAR move APAC Conference from Bangkok to Kuala Lumpur(4/12)★
⇒ESOMARのAPAC会議がバンコクの騒乱により、クアラルンプールに変更になった
ことに言及。
●Is it just me or is it getting really busy?(4/14)★
⇒Rayは最近忙しくなったけれでも、ほかの人や会社はどうかを聞いています。
アンケートもとっています。今年になって忙しくなったと回答した人が多かったようです。
●Twitter and the election, voyeurs, participants, or distraction (4/16)★
⇒イギリスの総選挙におけるTwitter利用について。
● What happens if the ash stays over Europe for a year?(4/17)★
⇒アイスランドの火山噴火のフライトへの影響について。
Rayは今週の日曜に、ASOMARの会議で、ロンドンからクアラルンプールに
来なければいけないので心配しているようです。
◆Blackbeard Blog (By Tom Ewing)
●なし
◆Random Sampling (By Ed Erickson)
●Social Media and Qualitative Research (4/12)★★★
⇒ソーシャル・メディアリサーチの可能性について、特にMROCsとネットノグラフィーの考察。
◆Straight Talk with Nigel Hollis (Executive Vice President and Chief Global Analyst of Millward Brown)
●Build your brand before it is too late(4/12)★★
⇒玉石混交のコンテンツが氾濫するデジタル時代におけるブランド・ビルディングについて。
◆LoveStats (By Annie Pettit )
●So you think you have a probability sample(4/13)★★
⇒著者の持論の「代表性」を得ることの困難さについて。
●Research, MeSearch, WeSearch, YouSearch by Dr. Seuss(4/15)★
⇒ソーシャル・メディアのリスニングについて。
●Using Social Media Research to Predict the Future: That’s me saying yes you can! The future… in 140 characters or less(4/16)★★
⇒ソーシャル・メディア・リサーチについて。
◆The Survey Geek (By Reg Baker )
●今週は掲載なし
◆Insites Blog (By Insites Consulting)
●なし
◆The Researcher's Perspective
●The Economic Squeeze (4/14) ★
⇒経済記事で、直接リサーチ記事ではありません。
◆Future of Insight
●What’s In a Name? (4/15)
⇒インサイト発見に主眼をおいた現在のMarket Researchのネーミングが適切であるかどうかの
問題提起。MRはデータ収集プロセスの意味が強いので、例えば、“Data-Driven Strategy” や、
“Strategic Foresight”などを提唱。
私のタイトルのDigital Consumer Plannerもこの意味が込められています。
リサーチからの結論→インサイトではマーケティングは完結しません。
マーケティング課題の達成のための戦略や具体的な施策(戦術)に変換されて
アクションを示してはじめて有効になります。
リサーチャーは、消費者のプロとして、リサーチ方法とマーケティングに精通したうえで、
具体的なアクションを行う施策のプランナーでもある必要があります。
ソーシャル・メディア時代には、それらの基盤がデジタルです。
◆Voices of CMB: The Chadwick Martin Bailey Research Blog
●なし
《日本編》 他にもありましたらご紹介下さい。「講読おすすめ度」は勘弁してください。。。
◆MARKETING RE-SEARCH BLOG by Twittcherメンバーの@fujiokat
●Social Media Researchの倫理はどうあるべきか?(4/15)
⇒Henningのブログ紹介。SMRの倫理問題を提起。
◆Marketing Research Watch by これまたTwittcherメンバーの@shig_ono
●イエスマンたちの本音 ~評定データにおける回答スタイルの補正~(4・16)
⇒回答スタイルの影響について論じた読み応え十分のブログ。今後が楽しみです。。。
◆マーケティング・リサーチの寺子屋 by @ats_suzuki
●なし (来週はよろしくお願いします)
◆みんなのMR.COM
●海外MR情報源その1: リサーチ・ブロゴスフィア(4/12)
********************************
★姉妹ブログDigital Consumer Planner's Blog (今週から木曜日の更新になりました)
もよろしくお願い致します。
なるべく多くの情報を提供する方針から本ブログは長くなっています。
情報の中から、興味あるトピクスを探索するのにお使い下さい。
また、周りのリサーチャーの方にもご紹介いただければ幸いでございます。
掲載希望のテーマなど、本ブログに対するご意見やご要望などございましたら、
お気軽にどしどしお寄せ下さい。よろしくお願い申し上げます。
《このBlogは毎週月曜日の午前中に更新されます。月曜日がお休みの時は火曜日の午前中です。また臨時に更新されることがあります》
2010年4月19日月曜日
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