2012年1月9日月曜日

第21回JMRX勉強会報告(2011年12月7日)

《第86回》

●2011年12月7日(水)に、築地社会教育会館で、米国MarketShare社のケイコー・パワーズ氏(Keiko I. Powers) から「定量的アプローチによる米国車市場・消費者研究」について発表していただきました。http://www.marketshare.com/

●最初に、マーケットシェア(株)日本支社マネイジング・ディレクターの友松重之氏から、マーケットシェア社についてのプレゼンをしていただきました。

マーケターの抱える問題(論理性の追求)

Forresterリサーチのレポート

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●以下、パワーズ氏の講演メモです。

今回は残念ながら、発表原稿(英語)を公開していただけませんでした。ご了承下さい。

●ネガティブ・エクイティ(負の資産問題NE:Negative equity)とメーカーのインセンティブとの関連

車の価値より多いローンの問題を抱えていることをネガティブ・エクイティ

APR(Annual Percentage Rate)ローンの利率と、プライムレート

GMの0%金利

リベート

●3者の関係:

NEと利率の関係:↑↓
NEとリベートの関係:↑↑

●NE顧客のプロフィール

‐若年者ほどNE問題を抱えている
‐女性の方
NE問題を抱える人ほど利率が高い
月返済額が高い
下取り時の年数が短い

●NEが最近(2011年2月)再び増加

●車のイメージ特性と、購入価格決定への影響

車の色の影響:多くを払うか?

Association of Consumer Research

車の色別シェア:シルバーがトップ、白黒安定、赤青が限られて層、流行(グリーン、シルバー)

従属変数:支払金額
独立変数:車の色
分散分析

スポーツカー:色に執着

ミニバンは色の効果はなし

支払金額の平均値

赤、黒は、払う金額は高い。他の色はそうではない

●まとめ:

イメージー車の購買:色、エンジン

価格の季節性
地域の違い

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